脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

読書

武田勝頼は本当に愚将だったのか? 『天地雷動』読後感

天地雷動 (角川文庫) 作者:伊東 潤 KADOKAWA Amazon 戦闘シーンの描写に定評があり、「剛腕歴史小説」の異名を持つ伊東潤氏が、独自の視点で描いた「長篠の戦い」。 戦国最強の名を恣にした武田家の騎馬軍団が、織田・徳川連合軍の編み出した鉄砲の「三段撃…

人生いろいろ、ドラフト指名順位だっていろいろ、挫折もあれば成功もある『ドラフト最下位』読後感

ドラフト最下位 作者:村瀬 秀信 KADOKAWA Amazon 著者村瀬氏は、現在のDeNA横浜ベイスターズという球団が大洋ホエールズと名乗っていた時代からの熱烈ファンで、この球団の歴史を丹念に辿ったルポルタージュ『4522敗の記憶 ホエールズ&ベイスターズ涙の球団…

現世は次に生まれ変わって人間界に戻る際の修行の場?『祖父・多田等観が語った チベット密教 命がホッとする生き方』

祖父・多田等観が語った チベット密教 命がホッとする生き方 作者:佐藤 伝 サンマーク出版 Amazon 昨日のブログでも書いたが、一昨日の金曜、久々にココロのエネルギーが枯渇するような状態に見舞われた。こういう時の私の対処法は、なるべく長く寝ること、…

怪我人続出・問題噴出の巨人は今年も優勝できるのか?そしてやられっぱなしのソフトバンクにリベンジはできるのか?『巨人軍解体新書』読後感

巨人軍解体新書 (光文社新書) 作者:ゴジキ(@godziki_55) 発売日: 2021/03/16 メディア: 新書 web上で巨人軍に関する様々な投稿をしているうちに、その文章が編集者の目にとまり、一冊の本にまとまって出版されたという、今の私にとって最も羨ましい形で世に…

成功の秘訣は本人の努力のみならず「人」「環境」との幸運な巡り合い 『ドラガイ』読後感

ドラガイ 作者:田崎 健太 発売日: 2019/05/15 メディア: Kindle版 田崎健太氏によるドラフトの指名順位に関連づけてプロ入り後の活躍・挫折を描いたルポルタージュシリーズの第二作目。私はこのシリーズを第一作『ドライチ』、第三作『ドラヨン』そして標題…

問題先送りは江戸時代からの伝統?それとも確信犯? 『動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実』読後感

動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実 (角川文庫) 作者:井沢 元彦 発売日: 2016/05/25 メディア: Kindle版 久しぶりに読んだ井沢元彦氏の歴史書。表題の書では、幕末から明治維新に至る史実を追いかける中で、徳川システムすなわち江戸幕府の「根本思想」の…

普通の人々の共感を呼ぶのにぴったりのポジションはドラフト下位指名の選手たちだ 『ドラヨンなぜドラフト4位はプロで活躍するのか?』読後感

ドラヨン なぜドラフト4位はプロで活躍するのか? 作者:田崎健太 発売日: 2019/10/16 メディア: 単行本 ドラフトに焦点を当てた田崎健太氏のルポシリーズ。私が読んだのは2冊目なのだが、このシリーズは氏にとっての3作目で、この作の前には『ドライチ』(既…

入団した時が野球人生のピークってのは切ない。でも… 『ドライチ』読後感

ドライチ 作者:田崎 健太 発売日: 2019/05/15 メディア: Kindle版 コロナ禍下ではあるが、今春はほぼ例年通りの日程でペナントレースの幕が開いた。9回打ち切りやら外国人の登録やら、細かい特別ルールはあるにせよ、日常の夕刻時の「定番」が戻ってきたのは…

支離鬱々日記92(実家の電話回線とモノの整理とちょっとした気づき)

少し前に、実家のある自治体から提供される予定だった、人感センサーを利用した、アラーム装置の取り付けの下準備がようやく整った。 取り付けに来た業者の方が、実家の電話回線状況を一目見て「このキャリアには、当該の機器は使えません」と言い残して去っ…

「おじさん」は有益な資産?『働かないおじさんが御社をダメにする ミドル人材活躍のための処方箋』読後感

働かないおじさんが御社をダメにする ミドル人材活躍のための処方箋 (PHP新書) 作者:白河 桃子 発売日: 2021/02/17 メディア: Kindle版 一時期「都市鉱山」なる言葉が流布したことがあった。使用不能、あるいは不要になった携帯電話やOA機器を鋳つぶして採れ…

こんな忍者が本当にいたら歴史が変わってたんじゃねーの?『真田忍侠記(上下)』読後感

真田忍侠記(上) (PHP文芸文庫) 作者:津本 陽 発売日: 2017/06/23 メディア: Kindle版 真田忍侠記(下) (PHP文芸文庫) 作者:津本 陽 発売日: 2017/06/23 メディア: Kindle版 真田十勇士のメンバーとしても名高い霧隠才蔵、猿飛佐助の二人の忍者を主人公と…

住まいの「完成」は竣工時ではなく、「暮らし方」が定まった時 『住まいのプロ七人と語る』読後感

住まいのプロ七人と語る 作者:宮脇 檀 発売日: 1993/01/31 メディア: 単行本(ソフトカバー) 私に先んじて、新しい家に住み始めた友人から借り受けた一冊。著者である宮脇壇氏を始めとして、斯界では有名な方々(であろうと思われる。私は建築とか建設とか…

人間の敵はウイルスか?それとも人間か? 『コロナとバカ』読後感

コロナとバカ(小学館新書) 作者:ビートたけし 発売日: 2021/02/01 メディア: Kindle版 買うまい買うまいと思いながら、毎回毎回買わされてしまうのが、週刊ポストの連載をそのまんま載っけた、出版社とタケちゃんにとって二度オイシイこのシリーズ。相変わ…

「持ち続けているモノ」がまとっているのは思い出ではなく、今までの自分の生活の反省点である 『必ずできる断捨離BASIC』読後感

必ずできる断捨離BASIC 発売日: 2014/12/17 メディア: Kindle版 Kindle Unlimitedにラインアップされていなければ読んでいなかったであろう本シリーズの8冊目は、今までに何冊も読んでいた「断捨離」に関する1冊。 これまた最近、何度も書いていることだが当…

再読したら超ポジティブになれた一冊 『「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!』読後感

「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める! 作者:苫米地英人 発売日: 2014/04/14 メディア: Kindle版 Kindle Unlimitedでメンタルヘルス関係の本を検索すると必ず表示されるのが標題の書。確かどこかで読んだことがあるはずだが、内容を思い出せないし、…

一番の決め手は経済的基盤の有無 『移住✖️リモートワーク 誰も知らない移住のポイント』読後感

移住×リモートワーク: 誰も知らない移住のポイント 作者:吉永早希 発売日: 2020/08/02 メディア: Kindle版 Kindle Unlimited対象本でなければ読まなかったであろう本シリーズその7は、現在のところの私の最大の関心事である、地方移住の実態を綴った一冊。昨…

読むのはいいが、本棚に並べておくとウンチクがネタバレする典型的なトリビア本『呪われたプロ野球』読後感

呪われたプロ野球 (マイウェイムック) 作者:プロ野球真相解明委員会 発売日: 2019/06/17 メディア: ムック Kindle Unlimited入りしていなければ読んでいなかったであろう本シリーズその6は、オワコン視されながらも、根強く日本人の娯楽の一つになり続けてい…

あせらず、腐らず、一歩一歩歩んでいくことが最強、最速の寛解方法『どんなウツも絶対よくなる ラクになる!』読後感

マンガでわかる どんなウツも、絶対よくなる ラクになる! 作者:有島 サトエ 発売日: 2016/06/30 メディア: Kindle版 精神安定剤的効果を求めた一冊についての読後感。この手の本はすでに沢山持っており、その内容的にも大体似たり寄ったりだということはわ…

一体誰が主人公?血生臭いスポ根マンガ 『野望の王国』読後感

野望の王国 コミックセット (ニチブンコミックス) [マーケットプレイスセット] 作者:雁屋 哲 発売日: 2002/09/27 メディア: コミック Kindle Unlimited対象でなければ読まなかったであろう本の読後感シリーズ4作目。グルメコミックとして一世を風靡した『美…

一つの非常に幸せなケース。自分に取り入れられることは貪欲に取り入れよう 『うつ病は人生の転機だった』読後感

うつ病をきっかけに30代で会社に頼らない生き方を選択、うつ病は人生の転機だった 作者:うつリタゆうさん 発売日: 2020/02/05 メディア: Kindle版 Kindle Unlimitedの対象でなければ読まなかったであろう本の読後感シリーズその3。別にこの本の内容がくだ…

そういえば気持ちの切り替えのスイッチにしてたこともあったなぁ…『取り替えるだけ!メガネが人生を変える』読後感

取り替えるだけ! メガネが人生を変える 作者:星野 誠 発売日: 2020/04/27 メディア: 単行本(ソフトカバー) 自らを「メガネのヘンタイ」と呼び、生涯で5万本以上もの眼鏡を手に入れ、メガネ愛が高じてついに眼鏡店まで開いてしまったという星野誠氏による、…

国家や社会には人を殺す権利はあるのか『私が見た21の死刑判決』読後感

私が見た21の死刑判決 (文春新書) 作者:青沼 陽一郎 発売日: 2012/09/20 メディア: Kindle版 法廷に出向き、実際に判決を受ける被告の裁きの場での姿を描写したルポルタージュを多数上梓されている青沼陽一郎氏のど真ん中の一冊。オウム真理教の主要な人物の…

一体何に対して意地を張ってるんだろう?って考えて、それが意味のある意地っ張りなのか考えてみよう 『がんばらなくても死なない』読後感

がんばらなくても死なない (コルクスタジオ) 作者:竹内絢香 発売日: 2020/07/02 メディア: Kindle版 記念すべきKindle Unlimited開始第1作DL作品。この手の本は読み切らないほど持っており、メモリをかなり食っている状態なので、これ以上増やしたくはないが…

まずはこの一冊。奥が深い「家づくり」の基本のキ 『誰も教えてくれない家づくりのすべて2021年度版』読後感(家買うシリーズ5)

誰も教えてくれない家づくりのすべて 2021年度版 (エクスナレッジムック) 作者:新井 聡,勝見 紀子 発売日: 2020/12/03 メディア: 単行本(ソフトカバー) 家を建てる、ということは人生の中でも大きなイベントの一つだ。大抵の人は一生に1回あるかないかの一…

長年の夢、実現目前 『あたらしい書斎』読後感(再読 家買うシリーズ4)

あたらしい書斎 作者:いしたに まさき 発売日: 2012/08/23 メディア: Kindle版 以前、別口のブログで紹介した一冊を、今回再読してみた。実際に家を建てる、という現実に即して眺めてみた場合にどう感じたかについて、改めて綴ってみることにする。 まずは過…

少年ジャンプのヒットの法則に忠実な作品『鬼滅の刃』読後感

鬼滅の刃 1-22巻 新品セット 作者:吾峠 呼世晴 メディア: セット買い 2020年を代表する大ヒットコミック。コミックの単行本のみならず、TVのアニメ、その延長としての劇場版映像作品、さらにはその映画版のノベライズ本が軒並み大ヒット。映画は日本の映画興…

高橋ワールド全開の超大作。スケールデカすぎ『ツリー(上下巻)』読後感

ツリー : 1 上 (双葉文庫) 作者:高橋克彦 発売日: 2015/09/25 メディア: Kindle版 ツリー : 2 下 (双葉文庫) 作者:高橋克彦 発売日: 2015/09/25 メディア: Kindle版 久しぶりに読んだ、SF小説らしいSF小説。ついでに言うと、久しぶりに読了した「紙の本」…

野球というコンテンツは生き残っていけるのか? 『野球消滅』読後感

野球消滅 (新潮新書) 作者:中島 大輔 発売日: 2019/08/08 メディア: 新書 今シーズンは、久々にプロ野球中継を数多く観た。在宅勤務を終えて、一風呂浴びてビール片手にテレビの前に座ると、ちょうどTV中継が始まる、という一連の流れが日々のルーティーンと…

嫌いと感じることは戦闘態勢に入っているということ『嫌いなヤツを消す心理術』読後感

嫌いなヤツを消す心理術 作者:神岡真司 発売日: 2016/12/06 メディア: 単行本(ソフトカバー) 再三再四、このブログで罵倒しているが、私の現時点で一番嫌いなヤツは同じ部署のマッスルバカこと、一流大学にスポーツで入って、勉強らしい勉強を全くせず、頭…

結局、手帳は自分で使い方を考えるしかない 『ほぼ日手帳公式ガイドブック2021』読後感

ほぼ日手帳公式ガイドブック2021 発売日: 2020/08/25 メディア: Kindle版 何度か書いているが、私が、現在用いている手帳はA5サイズのシステム手帳だ。いろんな情報をいっぱい持ち歩きたいし、また、思いついたことは細大漏らさず書き記しておきたいという思…