脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

読書

今更言われなくてもわかってるよ!って内容の一冊 『今の会社で満足してますか?脱!会社員』読後感

今の会社で満足してますか?脱!会社員 作者:柳まりこ Amazon 話の内容からすると別口のブログ向きなのだが、見出しつけたり、段落区切ったり、番号なしのリストにするのが面倒臭いし、第一、見出しつけるほどの長さの文章でもなかったので、こっちに書くこ…

いい映画の方程式通りのコメディ 『インターンシップ』鑑賞記

インターンシップ [Blu-ray] オーウェン・ウィルソン Amazon 久々の映画鑑賞記は、録り溜めHDDで半分腐りかけていた標題のコメディ。主演を務めたのは脚本・監督も兼ねているもあるヴィンス・ヴォーンとオーウェン・ウィルソンのコンビ。実話を元にしたスト…

なんだかよくわかんない箇所もあったけど… 『憂うつデトックス-「未来の不幸な自分」が幸せになる方法-』

憂うつデトックス - 「未来の不幸な自分」が幸せになる方法 - 作者:大嶋 信頼 ワニブックス Amazon カウンセラーとして活躍し、うつに関する著作も多い大嶋信頼氏による「不幸な未来」の回避方法を述べた一冊。 自動車教習所に通った経験のある方は、座学の…

結局モノゴトはとことんまでやり続けないと成功しない 『自意識とコメディの日々』読後感

自意識とコメディの日々 作者:オークラ 太田出版 Amazon 一時は自らもお笑い芸人を目指しながら、現在ではコントの原稿やバラエティー番組の構成、果てはドラマの脚本まで書いてしまうという、お笑い界の「黒田官兵衛」のような存在のオークラ氏による、自分…

支離鬱々日記Vol.159(お題と徒然)

今週のお題「SFといえば」 おかげさまで、ここのところお金になる文章執筆が忙しくてブログにまで手が回らなかった。もっとも、会社の仕事も忙しくてストレスフルで、夕刻までにほとんどの精神的エネルギーを使い切ってしまうような状態でもあったので、余裕…

実際にその土地に行って自分の身体を使わないと感じられないことは確かにある 『戦国の古戦場を歩く』読後感

戦国の古戦場を歩く(祥伝社新書232) 祥伝社 Amazon 井沢元彦氏監修による、戦国時代の有名合戦地のガイド本。 織田信長が今川義元を討ち取ったことで一気に戦国の雄にのし上がった「桶狭間の戦い」、武田家が織田軍の最新戦法、鉄砲の三段打ちで壊滅状態に…

最初に手に取ったのが「最後」の作品とは… 『必要になったら電話をかけて』読後感

必要になったら電話をかけて (村上春樹翻訳ライブラリー) 作者:レイモンド カーヴァー 中央公論新社 Amazon 私の書斎の本棚は、いまだに乱雑なままだが、各棚に並べてある本のサイズだけは統一してある。とりあえず物理的にできる整理としては、それが一番手…

ノート・手帳の使い方を巡る試行錯誤は続く 『深く考えるための最強のノート術-年収1億稼ぐための思考法』読後感

深く考えるための 最強のノート術: ――年収1億稼ぐための思考法 (「しくみで稼ぐ」シリーズ) 作者:午堂登紀雄 パンダ・パブリッシング Amazon 何度か書いている通り、私はA5のシステム手帳を使っている。 正直にいうと、中身はほとんどない。精々1ヶ月先ま…

二転三転する事件の様相とそれを追いかける刑事たちの執念の物語 『宿命と真実の炎』読後感

宿命と真実の炎 (幻冬舎文庫) 作者:貫井徳郎 幻冬舎 Amazon 珍しく衝動DLしてしまったミステリー。作者貫井徳郎氏の評判が各種SNSで高いこともあり、一度は読んでみたいと思っていた作家の作品だ。この作品は山本周五郎賞を受賞した『後悔と真実の色』の続編…

噺の名人と小説の名手が語り合う「笑い」『対談 笑いの世界』読後感

対談 笑いの世界 (朝日選書) 作者:桂 米朝,筒井 康隆 朝日新聞社 Amazon 桂米朝師匠が文化功労者、筒井康隆氏が紫綬褒章を受章したことを受け、2003年の朝日新聞正月版の特集としてこのご両人の対談を掲載しようという企画を立てたところ、話が多岐に渡り盛…

死は誰にでも平等に訪れるとはいうものの 『事件現場清掃人』読後感

事件現場清掃人 作者:高江洲敦 飛鳥新社 Amazon Yahooには、どこかの雑誌や書籍などから、話題になりそうなネタを引っ張ってきて、抜粋版を何回かに分けて掲載する企画があるが、一時よく取り上げられていたのが、ワケアリ物件とその「ワケ」に相当する、人…

最後に一花何かやらかしてくれそうな気配を漂わせている「角川商法の始祖」 『最後の角川春樹』読後感

最後の角川春樹 作者:伊藤 彰彦 毎日新聞出版(インプレス) Amazon 角川書店との最初の出会いは北杜夫氏の『どくとるマンボウ航海記』だったと思う。小学校の最後か、中学校の初めだったか、北氏の『どくとるマンボウ途中下車』というエッセイ集にすっかり…

ドリフターズのコントは歌舞伎や落語と同じ伝統芸能になり得る可能性があった 『ドリフターズとその時代』読後感

ドリフターズとその時代 (文春新書) 作者:笹山 敬輔 文藝春秋 Amazon 小学校時代は土曜の夜が楽しみだった。翌日が休みだということもあったが、何しろ「8時だヨ!全員集合」という何を置いても最優先で観るべき面白い番組があったからだ。オープニングテー…

自分の書きたいことを書くのが第一、でもそこで「飯」が食えないんだったらちょっと考えてみるべき『ブログ飯 個性を収入に変える生き方』読後感

ブログ飯 個性を収入に変える生き方 作者:染谷 昌利 インプレス Amazon 私は2007年からブログってやつを続けている。元々、読んだ本の内容が頭の中にほとんど残っていないことに衝撃を受けたので、自分のために読んだ本の内容とその感想を記録しておくために…

壮大なスケールで描かれる暴力と死と再生の物語 『テスカトリポカ』読後感

テスカトリポカ (角川書店単行本) 作者:佐藤 究 KADOKAWA Amazon 第165回の直木賞を受賞した、ダークサスペンス。 題名ともなっている「テスカトリポカ」とはアステカの神話の中で最も主要な立場にある神。後にこの地に侵攻してきたキリスト教徒たちによって…

「ずっとやりたかったこと」に一歩踏み出した今だからこそ読んで良かった一冊 『ずっとやりたかったことを、やりなさい。』読後感

ずっとやりたかったことを、やりなさい。 作者:ジュリア・キャメロン サンマーク出版 Amazon 繰り返し書いているが、私は郷里への転居を機に、本格的に文筆業の方に舵を切った。とはいえ、会社には籍を置いたままでそっちの方の日々に追われているし、まだ小…

やりがいは与えられるものではなく自分で作り出すもの 『「やりがいのある仕事」という幻想』読後感

「やりがいのある仕事」という幻想 (朝日新書) 作者:森 博嗣 朝日新聞出版 Amazon 最近にしては珍しく紙の本として買い求めた一冊。確か、メンタルクリニックの受診後に帰りの電車で読む本がないと気づいて本屋で衝動買いした。 メンタルクリニックで現在の…

知ってそうで知らなかった話が満載 『ロック ベストアルバムセレクション』読後感

ロック―ベスト・アルバム・セレクション (新潮文庫) 作者:渋谷 陽一 新潮社 Amazon 最近になって、大瀧詠一師匠の楽曲の「元ネタ」を集めたアルバムやら書籍やらが続々と発売されて、私の中で海外の古いポピュラーミュージックへの関心が高まっていた。そん…

剛腕歴史小説家が描く戦国末期の「脇役」たちの物語 『家康謀殺』読後感

家康謀殺 (角川文庫) 作者:伊東 潤 KADOKAWA Amazon いわゆる戦国大名たちの争いを生々しい筆致で描くことの多い伊東潤氏による、織田信長の台頭から豊臣家が滅びた大坂冬の陣までの期間の、さまざまな立場の人物の姿を描いた短編集。いずれの物語の主人公も…

自分を気分良く動かすためのテクニック解説書 『しんどい心がラクになる ココロちゃんの取り扱い説明書(トリセツ)』読後感

しんどい心がラクになる ココロちゃんの取扱説明書(トリセツ) 作者:古山有則 あさ出版 Amazon 昨日金曜日に、ようやく、ここ数ヶ月の懸案事項であった資料の作成と送付が終了した。ローデータは年初には揃っていたので、速さが尊ばれる「会社のお仕事」とし…

好きなことを仕事にしたい人への絶好の「ガイド本」 『0点主義 新しい知的生産の技術57』読後感

0点主義 新しい知的生産の技術57 作者:荒俣 宏 講談社 Amazon 博覧強記の博物学者にして、出す本出す本すべてが私にとっては実に興味深いものばかりという、私の理想像の一人荒俣宏氏が、自らの知的生産の技術を紹介した一冊。 「知的生産の技術」と書いたば…

死に様は生き様 『アウトロー臨終図鑑』

アウトロー臨終図鑑 (幻冬舎アウトロー文庫) 作者:山平重樹 幻冬舎 Amazon Kindle君がご親切に「お客様へのおすすめ」としてラインアップしてくれていたのが標題の書。ころりと引っかかって、衝動DLしてそのまま一気読み。お江戸への通勤往復でほぼ読み切っ…

「ダイエット」は減量ではなく生活そのものを改善すること 『プロ格闘家流「できる人」の身体のつくり方』読後感

プロ格闘家流「できる人」の身体のつくり方 (イースト新書Q) 作者:戸井田カツヤ イースト・プレス Amazon おそらくは先日紹介した↓の文庫Xと一緒に買い求めた一冊。 www.yenotaboo.work 格闘家としてトップクラスの選手だった戸井田カツヤ氏によるダイエット…

著者の執念に恐怖感すら感じた渾身のルポルタージュ 『殺人犯はそこにいる』読後感

殺人犯はそこにいる (新潮文庫) 作者:潔, 清水 新潮社 Amazon 2016年頃全国の書店の店頭を席巻した「文庫X」。当時私の定番立ち寄り場所だった三省堂の池袋店でもある日山積みになっており、その場で衝動買いしたのだが、結局カバーも取らず書棚の片隅に眠る…

LGBTQ問題はあらゆる意味で現代社会の問題の縮図 『LGBTの不都合な真実 活動家の言葉を100%妄信するマスコミ報道は公共的か』読後感

LGBTの不都合な真実 活動家の言葉を100%妄信するマスコミ報道は公共的か 作者:松浦大悟 秀和システム Amazon ゲイであることを公表し、参議院議員時代からLGBTQの方々を取り巻く様々な事象に対して、日本社会へ問題を提起し続けている松浦大悟氏が、日本の…

34個の悪あがき方法 でも本当のやる気の出し方は自分で編み出すしかない 『やる気のスイッチ!』読後感

やる気のスイッチ! 作者:山崎拓巳 サンクチュアリ出版 Amazon 二時間半にも及ぶ通勤時間(片道)。一日の仕事を終えて、「普通の本」もコミックも、ゲームすらやる気になれない時に、Kindleの溜め読リストの片隅で見つけたのが標題の書。 最近は、本当につ…

清濁併せ呑む度量を持ち、聖と俗の間での経験も積んできた二人による「文章」をめぐる対談集 『文章修業』読後感

文章修業 作者:勉, 水上,寂聴, 瀬戸内 岩波書店 Amazon 私はつい最近会社がつくづくと嫌になったことを直接のきっかけとして、文筆業に本格的にシフトしていくことを決意した。以前から考えていたことでもあり、また実際にちゃんとギャラの出る(ものすごく…

忙しなき日常から逃れてしばしカオスの世界に遊ぶための短編 『令和の雑駁なマルスの歌』読後感

令和の雑駁なマルスの歌 作者:町田 康 U-NEXT Amazon この本の読後感を書くにあたり、はたと考え込んでしまった。 『令和の雑駁なマルスの歌』というからには『○○時代の統一性のあるマルスの歌』とでもいうべき存在があるはずであり、試みに「マルス」という…

手帳はアタマのUSBメモリー 『手帳フル活用術-仕事の達人、27人の「手のうち」!』読後感

手帳フル活用術―仕事の達人、27人の「手のうち」! (知的生きかた文庫) 作者:中島 孝志 三笠書房 Amazon 何度か書いているが、私は現在A5サイズのシステムて手帳を使用している。買い求めてからそろそろ20年近くになるため、外見は堂々たる風格を持っているが…

どんな分野で活躍する人の足元にも広がっている深くて暗い落とし穴 『イップス 病魔を乗り越えたアスリートたち』読後感

イップス 魔病を乗り越えたアスリートたち (角川新書) 作者:澤宮 優 KADOKAWA Amazon 私は、プロないしはその道のトップレベルで活躍できるほどのアスリートになった経験はない。したがって、この本に書いているような、極度の緊張を強いられる場面なんぞに…