脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

2019-01-01から1年間の記事一覧

コンプライアンスを貫く島耕作か?武張っていない鬼平か?『本丸目付部屋権威に媚びぬ十人』読後感

本丸 目付部屋 権威に媚びぬ十人 (二見時代小説文庫) 作者:藤木 桂 出版社/メーカー: 二見書房 発売日: 2018/06/26 メディア: 文庫 Kindleの日替わりバーゲン本コーナーから衝動DLしたのが標題の作品。 著者藤木氏は放送作家等を経て、この作品で文壇デビュ…

いつ、どんな人が陥ってもおかしくないのがひきこもり『中高年引きこもり-社会問題を背負わされた人たち-」読後感

中高年ひきこもり―社会問題を背負わされた人たち― (扶桑社新書) 作者:藤田 孝典 出版社/メーカー: 扶桑社 発売日: 2019/11/02 メディア: 新書 私には都合三度、期間にして約半年ほど会社を休職した経験がある。その際は、仕事に関する事柄からは徹底的に遠ざ…

より少なく、しかしよりよく生きる『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』読後感

手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法 作者:ミニマリストしぶ 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版 発売日: 2018/05/07 メディア: 単行本(ソフトカバー) 数年前から「断捨離」という行動が世に出て、一種のブームとなっている。断捨離…

必ずしも独裁が悪いとは限らない『独裁国家に行ってきた』読後感

独裁国家に行ってきた 作者:MASAKI 出版社/メーカー: 彩図社 発売日: 2018/03/14 メディア: 文庫 世界各国の雑貨を買い付けて販売することを生業とし、204カ国に行ったことがあると豪語するMASAKI氏の旅行記。題名どおり、独裁国家を旅した紀行文集である。 …

オペラはもともと大衆演芸『リンボウ先生のオペラ講義』読後感

リンボウ先生のオペラ講談 (光文社新書) 作者:林 望 出版社/メーカー: 光文社 発売日: 2014/03/14 メディア: Kindle版 標題の書については一度別口のブログで取り上げたのだが、ここのところ、風邪と秋の花粉症とで、喉の調子が壊滅的に悪く、所属している団…

死体が語る死に様の変容『男と女の悲しい死体-監察医は見た』読後感

男と女の悲しい死体―監察医は見た 作者:上野 正彦 出版社/メーカー: 青春出版社 発売日: 2003/10 メディア: 単行本 監察医として二万体の遺体を扱った経験を持つ上野正彦氏による「死体トリビア」本。ベストセラーとなった『死体は語る』を始め、上野氏には…

これから多様なスポーツが文化として根付く節目を迎えようとしている。『横浜ストロングスタイル』読後感

横浜ストロングスタイル ベイスターズを改革した僕が、その後スポーツ界で経験した2年半のすべて (文春e-book) 作者: 池田純 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/11/13 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 今を去ること24年前、当時のラグ…

なぜ同性愛者の遺伝子が受け継がれるのか? 『フレディ・マーキュリーの恋 性と愛のパラドックス』読後感

フレディ・マーキュリーの恋 性と心のパラドックス (文春新書) 作者: 竹内久美子 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/03/20 メディア: 新書 この商品を含むブログを見る 標題の書は著者竹内久美子氏によれば、氏の著作である『同性愛の謎 なぜ クラスに…

「ブログタイトルには一番印象に残った言葉を入れよう」『副業ブログで月に35万稼げるアフィリエイト』読後感

副業ブログで月に35万稼げるアフィリエイト 作者: タクスズキ 出版社/メーカー: ソーテック社 発売日: 2017/03/22 メディア: 単行本 この商品を含むブログ (1件) を見る 私がこのブログを始めるきっかけとなった一冊。今まで、二つのブログでいろんな本や映…

私はイチローが好きではない。 『野村のイチロー論』読後感

野村のイチロー論 作者: 野村克也 出版社/メーカー: 幻冬舎 発売日: 2018/01/11 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る タイトルにした言葉は、最初の章である「はじめに」のしょっぱなに記されていた言葉である。 この本は昭和・平成の世を代表する…

初めまして

どうも、窓際ぶら下がりサラリーマンにして、パッとしない兼業ライターの江良与一です。 今までは趣味の事柄を中心に二つのブログを書いてきましたが、ここ半年ばかり、停滞気味です。そこで新たなチャレンジとして、プロのブロガーを目指すことにしました。…