脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

筒美京平氏の正体は「非常に腕の良い洋食屋のコックさん」 『筒美京平 大ヒットメーカーの秘密』読後感

筒美京平 大ヒットメーカーの秘密 (文春新書) 作者:近田 春夫 文藝春秋 Amazon いしだあゆみ「ブルーライトヨコハマ」、小泉今日子「なんてったってアイドル」、C-C-B「Romanticが止まらない」の共通点は?と聞かれて、即座に答えられる人はそうそうはいない…

支離鬱々日記118(身辺雑事の続き)

過日、新居に関しての打ち合わせで帰省。同時に出来上がり具合も見てきた。 今回の目玉は、二階部分を見ることができたこと。私の念願だった書斎、寝室、納戸、ウオークインクローゼットなどがある。 書斎は4畳半ほどの広さで、まだ机も書棚も作り付けられ…

支離鬱々日記117(身辺雑事)

8月も末である。首相はご自身の大いなる希望を込めて、会見で「あかりが見え始めている」とのたもうたが、1日の新規感染者が2万人を超え、緊急事態宣言の発出対象地域が増え続ける現状の、どこにあかりがあるのか?世界全体を見回してみても、まだ完全にコロ…

支離鬱々日記116(中田翔の移籍について考える)

news.yahoo.co.jp 正直、この一件には驚いた。選手に「紳士たれ」を求める巨人にとっては、金髪髭ヅラで金のアクセサリーをチャラチャラさせてる中田は最も忌み嫌うべき外見を備えた存在。なおかつ、直前に同僚選手への暴行事件ですったもんだして、無期限の…

身近な所にある怪異は尽きず 『怪談和尚の京都怪異譚 幽冥の門篇』読後感

怪談和尚の京都怪奇譚 幽冥の門篇 (文春文庫) 作者:三木 大雲 文藝春秋 Amazon 1年くらい前に、書籍の紹介記事で見かけて、衝動DLした京都怪異譚シリーズの四作目。前三作についてはまとめて感想を綴っているので、よろしければご一読ください。 www.yenota…

大型のトレーラーを運転したことがある人じゃないとわかりにくいスリルだったかも 『ブラック・ドッグ』鑑賞記

ブラック・ドッグ [DVD] パトリック・スウェイジ Amazon USB-HDD内録り溜め作品消化活動の一環として鑑賞した一作。 日常生活を送りながらの鑑賞となると、名作・大作よりはついつい肩の凝らないB級作品の方に食指が動いてしまう。派手なカーアクションを期…

支離鬱々日記115(お題に乗っかって「好きなスポーツ」について書いてみる)

今週のお題「好きなスポーツ」 答えばズバリ。 ラグビー です。 このスポーツとの出会いは、高校1年の冬。通っていた高校は男子校で、体育の冬場のメニューはラグビーだった。1年生と2・3年生に分けて、クラスマッチも行われていた。 ここで思いっきりハマ…

悪魔の最大の武器は「ご飯論法」 『ゴーストライダー』鑑賞記

ゴーストライダー [AmazonDVDコレクション] ニコラス・ケイジ Amazon アメリカ映画界の船越英一郎ことニコラス・ケイジ主演のアメコミ原作B級映画。 アメリカ映画の不思議さの一つに、クモみたいなどちらかといえば不気味な生物や、ノロマの象徴であるカメな…

なんの伏線もなく、盛り上がりもなく、バディモノですらない刑事ドラマ 『刑事マディガン』鑑賞記

刑事マディガン [Blu-ray] リチャード・ウィドマーク Amazon 引っ越し下準備の一環として、USB-HDD内の録り溜め作品を片っ端から見ることにしたのだが、その第一弾として適当に選んだのが標題の作品。1968年公開のアメリカ作品。 ニューヨーク市警の刑事マデ…

家を作り上げる最後のピースは「収納」 『とことん使える!無印良品』読後感

とことん使える! 無印良品 人気収納アイテムで「ためない」暮らし 作者:小林尚子 講談社 Amazon 早いもので今年も8月半ば。気がつけばすったもんだの多々あった東京五輪も終わり、史上最多数のメダル獲得の熱気を政治利用しようとする政権与党の企みへの警…

人間の病んだ部分を描くのが文学の本質であるとはいうものの…、実践する必要はないし、そもそも簡単にできる話じゃない 『文豪のすごい性癖』読後感

文豪のすごい性癖 (イースト新書Q) 作者:開発社 イースト・プレス Amazon 日本の文豪たちの様々な性癖(俗にいう色恋沙汰)を集めたトリビア本。なんとなく、「普通の本」を読む気分になれない時にふと見かけて衝動DL。 かなり以前に、文学の本質は人間の病…

「田代まさしに薬物を売った男」として名を売った方が自らの境遇を語ったドキュメンタリー 『薬物売人』読後感

薬物売人 (幻冬舎新書) 作者:倉垣弘志 幻冬舎 Amazon 著者倉垣弘志氏はやんちゃな青春時代を送り、そのまま、今でいう「半グレ」のような状態で違法薬物の売買に関わっていた人物。彼の売人時代の自らの生々しい経験と、現在は南の島で更生していることまで…

「歴史の影に女あり」を実感できる一冊 『大奥婦女記』読後感

レジェンド歴史時代小説 大奥婦女記 (講談社文庫) 作者:松本 清張 講談社 Amazon Kindle Unlimitedのラインアップから衝動DLした表題の作。ろくに著作を読んだことのないまま「ミステリーの大家」というイメージをぼんやり持っていた松本清張氏の歴史小説っ…