脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

ラグビー

支離鬱々日記Vol.191(休職日記28 反転攻勢に向けてお題に答えてみる)

今週のお題「習慣にしたいこと・していること」 休職して早1年と3ヶ月弱。息をするのも苦痛で布団から起き上がれないなどというほどの深刻なうつではないが、それでもやる気がみなぎっているという状態からは程遠い。書かなきゃいけない文章は、いくつかある…

今では戦前予想が虚しいものの、前半部分はなかなか役にたつ一冊 『ラグビー質的観戦入門』読後感

ラグビー質的観戦入門 (角川新書) 作者:廣瀬 俊朗 KADOKAWA Amazon 毎度毎度痛感させられる金言、「本は買ったらすぐ読め」を改めて実感させてくれた一冊。 本書は、以前紹介した『ラグビー知的観戦のすすめ』の続編とでもいうべき一冊で、2023年のフランス…

支離鬱々日記Vol.189(休職日記26 お題と年頭挨拶)

今週のお題「2024年にやりたいこと」 あまり数多くないブロ友の皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年も暇を見つけて、その時々に感じたことを節操なく書き綴っていく所存でございますので、よろしくお付き合いのほどお願いいたします。…

2023年私的十大ニュース+漢字一文字

今週のお題「書いてよかった2023」 毎年この時期恒例のこの企画。例年ならそれこそ12/30とか大みそかとかに書くのだが、今年は少し早めに書いてしまおうと思う。ありがたいことに、年末年始に向け、いろいろと文筆の仕事が入ってきそうだからだ。改めて振り…

お題第二弾を作ってみた 「W杯、ジャパンはどこまで行ける?そして優勝国は?」

お題「W杯、ジャパンはどこまで行ける?そして優勝国は?」 せっかくラグビーワールドカップ開催中だというのに、日本でも有数の会員数を誇るはてなブログさんで、ラグビーのお題が立たないというのも、ラグビーファンとしては寂しいので、お題を立ててみま…

観る側の準備は着々と進んでますよ 『ラグビー知的観戦のすすめ』読後感

ラグビー知的観戦のすすめ (角川新書) 作者:廣瀬 俊朗 KADOKAWA Amazon 2015年のワールドカップメンバーで最後の最後にキャプテンを外れたものの、最後までジャパンを引っ張り続けた廣瀬俊朗氏による、初心者よりちょっと上のラグビー観戦者向けのラグビー蘊…

スポーツの目的は勝つことか?それとも楽しい瞬間を味わうためか? 『10-ten-』読後感

10 -ten- (実業之日本社文庫) 作者:堂場 瞬一 実業之日本社 Amazon マラソンランナーを描いた『HEAT』シリーズなどで、アスリートの試合中の事細かな心理描写をみせ、スポーツ小説ライターとしての評価が高い堂場瞬一氏の、大学ラグビー部を舞台にした長編…

ふた昔前くらいのジャパンと外国チームの試合を見ているかのような錯覚を覚えた一戦 全国大学ラグビー選手権決勝(帝京大学vs早稲田大学)観戦記

www.sanspo.com 2022-23シーズンの大学No.1を決める一戦は関東大学ラグビー対抗戦優勝の帝京大学と同3位の早稲田大学との対戦となった。 この両チームは春、夏合宿、そして対抗戦での試合と今シーズン3回対戦して、3回とも帝京が勝利している。春はダブルス…

まだまだ活躍して欲しかった人物 改めてご冥福をお祈りいたします 『強い組織をつくる 上田昭夫のプライド』 読後感

強い組織をつくる 上田昭夫のプライド 作者:大元 よしき 株式会社ウェッジ Amazon 故上田昭夫氏の早すぎる晩年を記したルポルタージュ。 上田氏といえば、低迷していた母校慶應義塾大学を二度に渡って大学日本一(うち一回は社会人チームを破っての日本一も…

これはバックスの視点 『脱・筋トレ思考』読後感

脱・筋トレ思考 作者:平尾剛 ミシマ社 Amazon ラグビー元日本代表にして、現役引退後は合気道などを深く学び、カラダの有効な使い方を研究し続けている平尾剛氏の、トレーニングに関する「哲学」を記した一冊。 平尾氏の解くところは明快だ。筋トレをガンガ…

支離鬱々日記Vol.165(年末恒例私的十大ニュース+漢字一文字)

特別お題「わたしの2022年・2023年にやりたいこと」 毎年恒例のネタ行ってみたいと思います。ついでにちょっとお題にも引っかかってますな。 第10位 サッカー日本代表W杯予選で強豪撃破 のっけからのパブリックネタ、ご容赦の程を。私は偏向したラグビーファ…

結局最後はミスの少ない方が勝つ 2022-23ラグビー観戦記1(早大vs慶大 TV観戦)

news.yahoo.co.jp 11月23日というのは晴れの特異日だという。永遠のライバル校である両校の対戦は、晴れの確率が高い日にしようということで、毎年この日に行われることになったのだが、今年は珍しく雨中の対決となった。 前半は、慶大がこの雨をうまく利用…

まだまだ世界の壁は厚い 女子ラグビーワールドカップ ジャパンvsカナダTV観戦記

遅ればせながら、録画したものを昨日になってようやく観た一戦。 残念ながら一部のラグビーファンの興味しか引いていないが、今年はニュージーランドで女子ラグビーW杯が行われている。本来は2021年に行われるはずだったものがコロナ禍の影響で一年延期され…

ラグビーを取り巻く「空気感」までが伝わってくるエッセイ集 『ラグビーって、いいもんだね。2015−2019ラグビーW杯日本大会』読後感

ラグビーって、いいもんだね。 2015-2019ラグビーW杯日本大会 (鉄筆文庫) 作者:藤島 大 鉄筆 Amazon 瀬戸内寂聴氏は、文学上の師匠である宇野浩二氏から「出来事を書くのではなく人間を描け」と指導を受けたそうだ。瀬戸内氏の場合は小説に関しての心構えだ…

来年のW杯の賜杯の行方はどこに? 『オールブラックスが強い理由 ラグビー世界最強組織の常勝スピリット』読後感

オールブラックスが強い理由 ラグビー世界最強組織の常勝スピリット 作者:大友信彦 東邦出版 Amazon この本を読んだ時点では、オールブラックスは「常勝」のチームではない。 7〜8月にかけて行われた、テストマッチや国際大会では、24年ぶりの連敗を含む5勝4…

2022〜23年シーズンラグビー観戦記1(帝京大学vs早稲田大学 菅平夏合宿での練習試合 TV観戦)

まったく、いつの間にスカパーは大学の夏合宿の練習試合まで中継するようになったんだろう?シックスネーションズも、スーパーラグビーも、ザ・ラグビーチャンピオンシップも外国勢同士のテストマッチ中継も全てWOWOWに持っていかれちゃった今となっては、高…

支離鬱々日記Vol.158(暑さとお題と業務連絡)

好きだった給食のメニューは? スポンサーの要求は一旦無視して、普通の身辺雑事から。暑い暑い暑い暑い暑い暑い〜!! 我が郷里は、今日明日と気温が40℃近くに上昇するという予報が出ている。コロナの発熱よりタチが悪いじゃねーか、この野郎!まだ梅雨も明…

関西のラグビーはいつでもめっちゃ熱い 『ラグビーが好きやねん』読後感

ラグビーが好きやねん 作者:鎮 勝也 ベースボール・マガジン社 Amazon 自身もラグビー経験者であるスポーツライター鎮勝也氏による、ラグビー愛に満ち満ちた一冊。 ベースボールマガジン社が誇るラグビー専門誌『ラグビーマガジン』が運営するラグビーリパブ…

支離鬱々日記Vol.147(お題にモロ乗っかり)

今週のお題「冬のスポーツ」 私にとって冬のスポーツと言えばラグビーしかない。 私の青春時代は1980年代。バブルの真っ最中でもあり、早明戦が最も華やかなりし頃でもあった。成人式の後に国立競技場で行われる日本選手権に晴れ着のまま向かって観戦する、…

「スポーツ小説」の第一人者による短編集 『ターンオーバー』読後感

ターンオーバー (ハルキ文庫) 作者:瞬一, 堂場 角川春樹事務所 Amazon 世間的には、警察モノの作家として広く知れ渡っているであろうと推察されるが、私の中では「スポーツ小説」の書き手としての印象が強い堂場瞬一氏のスポーツ短編小説集。 最初に読んだ堂…

2021年私的10大ニュース+漢字一文字

自分の中では「年末に必ずやらねばならぬこと」となっているその年の私的な10大ニュースの列記と、その年を表す漢字一文字の選定企画、今年も実施したいと思う。 10位 巨人シーズン3連覇ならず 前半はそれなりに調子が良かったが、野手陣には怪我人が相次ぎ…

支離鬱々日記115(お題に乗っかって「好きなスポーツ」について書いてみる)

今週のお題「好きなスポーツ」 答えばズバリ。 ラグビー です。 このスポーツとの出会いは、高校1年の冬。通っていた高校は男子校で、体育の冬場のメニューはラグビーだった。1年生と2・3年生に分けて、クラスマッチも行われていた。 ここで思いっきりハマ…

支離鬱々日記98(GWあれこれ2)

昨日はあと二日休みがあると思うと気が楽、みたいなことを書いたが、本日夕刻から早くも明後日を憂鬱に思う症状が始まってしまった。つくづく、今の仕事が、そしてそんな仕事しか割り振らない会社ってものが嫌いなんだと思い知ってしまった。早く来い来い定…

サンゴリアスの最後の気の緩みがちょっと心配 2021トップリーグ観戦記1 サントリーサンゴリアスvsNECグリーンロケッツ(TV観戦)

2021年トップリーグプレーオフの2回戦は、レッドカンファレンス首位のサンゴリアスと、ホワイトカンファレンスで未勝利のまま最下位に終わったグリーンロケッツの一戦。 普通に考えれば地力の差は明らか。しかしながら、グリーンロケッツは前節の1回戦で1点…

全てはコロナに関連づけられてしまう 2020年私的十大ニュース+漢字一文字

毎年この時期になると投稿する定番ネタ。今年は初めてはてなブログ上で展開してみたい。「私的」と銘打ってはいるが、公的なお話もちょいちょい入るのでその辺はご了承をお願いします。では早速カウントダウン方式で。 10位 職場にマッスルバカ出現 自分のや…

ジャパンにとっては全てのグループが「死のグループ」2023年ラグビーワールドカップ1次リーグ組み合わせ抽選会結果

news.yahoo.co.jp 2019年秋の歓喜と感動から早一年以上経過した。優勝した南アフリカにこそ力負けしたが、アイルランド、スコットランドを撃破し、1次リーグを全勝で通過したジャパンの快進撃は日本国中を熱狂させた。スローガンの「One Team」も流行語の一…

2020〜2021シーズンラグビー観戦記2(明治大学vs早稲田大学 TV観戦)

久しぶりに本気で観たいと思える早明戦が帰ってきた。12月の第一日曜日に行われる、関東大学ラグビー対抗戦随一の大一番であり、首都圏にいなかった大学時代は、それこそTVにかじりついてリアルタイムの中継を観たのち、ビデオで何回も繰り返し見たものだ。1…

2020〜2021シーズンラグビー観戦記1(早稲田大学vs帝京大学 TV観戦)

毎年主力選手が変わる大学ラグビー 界において、9連覇という空前の大記録を打ち立てた帝京と、昨シーズン大学日本一の栄冠に輝いた伝統校中の伝統校早稲田との関東大学ラグビー対抗戦での対戦。 素早く動いてフィットネス勝負に持ち込みたい早稲田と、セット…

自分には日本人のハートがある『トンプソンルーク』読後感

トンプソン ルーク Luke Thompson 発売日: 2020/01/30 メディア: 単行本(ソフトカバー) 昨年日本中を熱狂させたラグビー日本代表(以下ジャパン)の屋台骨を、文字通り体を張って十数年に渡り支え続けたのが、心やさしき大男トンプソン・ルーク氏。どの試…

これから多様なスポーツが文化として根付く節目を迎えようとしている。『横浜ストロングスタイル』読後感

横浜ストロングスタイル ベイスターズを改革した僕が、その後スポーツ界で経験した2年半のすべて (文春e-book) 作者: 池田純 出版社/メーカー: 文藝春秋 発売日: 2019/11/13 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 今を去ること24年前、当時のラグ…