脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.182(休職日記19 休養のための「好きなこと100選」抽出その8)

お題「好きなものを100個、ひたすら書き出してみる」

 

ここのところ週一で卓球の記事を書いているし、先週はそれとは別に少し時間のかかるネタの依頼も請け負ったので、この駄ブログにまで割く時間がなく、随分と間が空いてしまったが、「100選ネタ」の第8弾行ってみよう。

 

71.戸隠「極意」の蕎麦

もう10年以上前の夏に長野を旅行した際に立ち寄った店が「極意」。喉越し、蕎麦の香り、つゆの味ひっくるめて、これ以上の蕎麦に当たった記憶がない。蕎麦通を気取るほど蕎麦屋を巡った訳ではないので、他にも数々の「名店」はあるに違いないとは思うが、現時点でのmy bestはこの店の盛り蕎麦だ。再訪したい店である。

 

72.紅しょうがの串揚げ

関西では定番らしいが、関東では最近まで見かけなかったメニュー。大阪発祥の串揚げ屋が北上して出店した店で試しに頼んでみて、その美味さにびっくり。これ1本でビールかハイボールなら二杯はいける。今や、串揚げ屋にいけば、必ず頼む定番メニューになった。近所のスーパーでも扱ってくれるようになれば、晩酌の友には事欠かないのだが、まだ、私の居住地である田舎ではそこまでポピュラーな品ではないらしい。

 

73.町田康

パンクロッカーにして、芥川賞作家。彼の楽曲は聴いたことはないが、文章を拝読する限り、おそらくはかなりのノイズに満ち満ちて、それでいてそれが何らかの統一された世界観を示しているのではないかと思う。

作家としての文章もノイズに満ち満ちているが、無意味さの奥底にそこはかとなく散りばめられた人間臭さが、後になって効いてくる、独特な世界観は、魅力的だ。出ると買&積ん読作家の一人だ。

 

74.相棒

水谷豊扮する「杉下右京」とその相棒の犯罪捜査を描く、あまりにも有名な刑事ドラマ。最初はあんまり興味がなかったが、最高権力者様に釣られて観ているうちに私もすっかりハマった。一見関係ない事象が、実は裏で密接に結びついていて、その結果犯罪が発生した、という謎解きは楽しい。最近では夕刻の再放送も欠かさず観ているし、BS、CSなどでの放映も必ず録画して観ている。このシリーズも今秋で22シーズン目。飽きられてしまうのか?それとも円熟味を増すのか?興味は尽きない。ただ、水谷豊氏に関しては、どんな役をやっても杉下右京にしか見えないようになってしまった。

 

75.リングにかけろ

少年ジャンプの黄金律「正義・友情・勝利」を確立した歴史的作品。ついでにいうと死んだはずの人物が必ず生きていて、主人公たちの窮地を救うという「勝利の方程式」も確立した。1コマに1ページ丸々使って人物を大きく描いた上で、とりあえず技の名前を言って、決めポーズをとって技の中身は何もないのに必殺技っぽく見せてしまうという手法も確立した。後のジャンプのヒット作は大抵「リンかけ」のパターンをなぞっているはずだ。時代は変われど、主要な読者となる年齢層の人間には同じパターンが受けるはずだという着眼点は鋭いとは思う。まあ、歌舞伎の様式美みたいなもんか。

 

76.巨人

なぜ、巨人が好きになったのか?これは親父がファンだったからとしか言いようがない。私の幼少期はTVのゴールデンタイムは野球中継を見るのが当たり前。で田舎では巨人戦しか流さなかったからという理由もある。球界の盟主とか何とか勿体つけている裏で、ルールを平気で破ったり、自チーム優位になるよう誘導したりと、嫌いになる理由には事欠かないが、嫌いになったからと言って代替になるチームがある訳でもないので、なんとなく巨人ファンを続けている。今年は今の所あまり調子がよくないので、ストレスのタネにもなっている。

 

77.ペプシコーラ

私の少年時代、ペプシコーラは毎年毎年、手を替え品を替え、「おまけ」をつけていた。スーパーカーの下敷きに、王選手の756号本塁打達成記念下敷き、20円とか50円のキャッシュバック。王冠の裏をめくるのが楽しみだった。コカコーラとは同じ値段で100mlくらい多くもあったので、コカコーラよりはペプシコーラを買うことが多かった。そんなわけで、幼少期に慣れ親しんだ味覚に引っ張られて、今でもコーラはコカよりはペプシの方が好きだ。

 

78.CPAP

睡眠時無呼吸症の治療機器。鼻の部分に装着し、一定の空気圧を与え続けることで気道を確保し、睡眠時の呼吸を継続させる効果がある。これは好悪の問題ではなく、この機器なしには今の私の生活が成り立たない。質の良い睡眠が摂れるし、いびきがひどくて眠れないという最高権力者様からのクレームを防ぐ効果もある。毎年技術が進歩しているようで、最初はロボット型掃除機くらいの大きさだったものが、今は大きめの弁当箱程度の大きさにまでサイズダウンした。呼吸の変化を記憶しておいて、かかりつけの医師に自動的にデータが送られるようにもなっている。この機器なしにきちんと眠れるような体重にまで落とすことが先決なのだが、まあ、おそらく死ぬまで付き合うことになる機器なんだろうな。

 

79.iPhone

私は日本人に多いとされる盲目的Apple愛好者の一人なので、現在はiPhoneSE(第二世代)を使用している。特に思い入れがある訳でもなく、先にも述べたように、盲目的Apple愛好者であるからというのが最大の理由だ。ただし、同じ会社の製品だけあって、Macminiとの相性がいいので、使い勝手は悪くない。マイナポイントに釣られてQR決済を使うようになって以降、スマホそのものは本当に生活に欠かせないものになってしまった。それゆえ、この機器もおそらく一生涯手放せないものとなるのだろうが、今の所、積極的に他メーカーのものに切り替える理由がないので、iPhoneを使い続けることになるのだろう。

 

80.アワビのステーキ

顧客の接待旅行で訪れた、伊勢志摩観光ホテルのディナーで出た一品。今までこの一皿を食べた時以上の感動を味わったことがない。自分の財布では到底手の出ない値段だったのだろうと推測する。この頃はまだ、会社生活に夢も希望もあったなぁ、今では嫌気しか感じないけど。という感慨も含めて現時点で、全ての食事の中で最高の逸品だった。

 

かなり細かいことにまで言及しなければいけないほど、手詰まり感満載。あと2回、なんとか次も絞り出します。