脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

時事ネタ

アタマがいいだけでは渡って行けないのが世間と言うものではあるけれど 『高学歴難民』読後感

高学歴難民 (講談社現代新書) 作者:阿部恭子 講談社 Amazon 私の大学時代、農村の嫁不足が深刻化し、中国から女性を引っ張ってきて、農家の後継者の嫁に据えることが「流行」した時期があった。私は社会学の一分野としてカテゴライズされていた専攻に所属し…

2023年私的十大ニュース+漢字一文字

今週のお題「書いてよかった2023」 毎年この時期恒例のこの企画。例年ならそれこそ12/30とか大みそかとかに書くのだが、今年は少し早めに書いてしまおうと思う。ありがたいことに、年末年始に向け、いろいろと文筆の仕事が入ってきそうだからだ。改めて振り…

いかなる理由があるにせよ暗殺は肯定できない 『近代日本暗殺史』読後感

近代日本暗殺史 (PHP新書) 作者:筒井 清忠 PHP研究所 Amazon 安倍晋三元総理が銃撃され死亡されてから早一年余り。世界的に見て治安が安定しているとされる日本においては、近来稀に見る大事件ではあったが、狙撃者山上徹也が事件を起こした背景とされる「家…

善悪の判断は先延ばしにするにしても「研究」の必要だけはあると思う 『世界大麻経済戦争』読後感

世界大麻経済戦争 (集英社新書) 作者:矢部 武 集英社 Amazon ここのところ世間を騒がしているのが日大アメフト部部員の大麻所持事件。もう一つ同時期に朝日大学ラグビー部にも同様の事件があり、ラグビーファンの私としてはそちらの方が気にかかっているのだ…

この方自身が一番問題アリなのはわかっているが、曲がりなりにもこんな方を国会議員にしてしまった日本の民度にも大いに問題アリ 『悪党 潜入300日ドバイ・ガーシー一味』読後感

悪党 潜入300日 ドバイ・ガーシー一味 (講談社+α新書) 作者:伊藤喜之 講談社 Amazon 一時は時代の寵児にして、参議院議員にまで上り詰めたものの、現在は一転して犯罪者として拘束されているガーシー容疑者の人となりを記した一冊。タイトルに「ドバイ・…

満を持してのウクライナ侵攻だったのか…  『イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭 EU離脱の深層を読む』読後感

イギリス解体、EU崩落、ロシア台頭 EU離脱の深層を読む PHP新書 作者:岡部 伸 PHP研究所 Amazon ここのところ連日に渡り、各メディアが大きく取り上げ続けているのが、ロシアのウクライナ侵攻。 各国の首脳や国連の場でもロシアを非難する声明が発表され、在…

支離鬱々日記Vol.148(お題と3回目のワクチン接種余波)

今週のお題「試験の思い出」 まずは、3回目ワクチン接種について。2/23に地元の自治体で、たまたまキャンセルかなんかが出た枠に運良く滑り込み、接種を受けた。前2回の職域接種と同じモデルナ製。元々住民がそれほど多くない自治体である上、時間がほぼ朝イ…

2021年私的10大ニュース+漢字一文字

自分の中では「年末に必ずやらねばならぬこと」となっているその年の私的な10大ニュースの列記と、その年を表す漢字一文字の選定企画、今年も実施したいと思う。 10位 巨人シーズン3連覇ならず 前半はそれなりに調子が良かったが、野手陣には怪我人が相次ぎ…

支離鬱々日記Vol.139(時事ネタと愚痴)

気づいたら二週間もブログを更新していなかった。公私共に忙しくてモノを書くためのエネルギーがほとんど枯渇状態だったのだ。 「公」の方。夏頃からの新業務が面倒臭くて、ストレスフルで時間ばかり食う。作業そのものは大して難しくはないのだが、一つ作業…

支離鬱々日記Vol.136(時事ネタと身辺雑事)

news.yahoo.co.jp この方、ようやく辞任する腹を決めたようだ。ふてぶてしいというか、恥知らずというか。 言うに事欠いて「都議として仕事がしたいのに、仕事ができない理不尽な現実があった」などとのたもうたりもしている。自身のみならず、議会運営にま…

支離鬱々日記Vol.131(荷解きと時事ネタいくつか)

早いもので10月もあと5日、私の休暇もあと5日。 荷解きは進んではいるものの、何しろ膨大な量なので、段ボールの山がなかなか減らない。新生活に必要なでかい品々が納入される度に、段ボール山を大移動させるという事態も何度か発生したため、どこに何がある…

支離鬱々日記Vol.123(不要品処分あれこれ3とあといくつかのこと)

news.yahoo.co.jp 白鵬がついに引退するそうだ。これほど好悪がはっきりと二分された横綱も珍しいだろう。 好ましいという感情を持ち合わせている方は、圧倒的な実績をその拠り所にする。幕内勝利数1093、横綱としての勝利数899、横綱在位84場所、、優勝回数…

支離鬱々日記116(中田翔の移籍について考える)

news.yahoo.co.jp 正直、この一件には驚いた。選手に「紳士たれ」を求める巨人にとっては、金髪髭ヅラで金のアクセサリーをチャラチャラさせてる中田は最も忌み嫌うべき外見を備えた存在。なおかつ、直前に同僚選手への暴行事件ですったもんだして、無期限の…

支離鬱々日記114(連休明けとオリンピックと新しいデスクチェアー)

オリンピックが開幕し、連日熱戦が繰り広げられ、日本選手も7/27朝現在で金9個とメダルラッシュに沸いている。私が個人的に一番注目していた男子の7人制ラグビーにおいては日本は善戦したものの、結果的にはまだ未勝利で、最下位決定戦に回ることになってし…

支離鬱々日記113(連休三日目の徒然)

なんの安全性の担保もないまま、感染者が増大しているのを尻目に、ついに東京五輪が開幕してしまった。世界的なイベントに乗っかって、世界から多数の人々を呼び込み、たっぷりとお金を落としていってもらうという、実利的な側面からだけ言えば、すでに現状…

テレビで真っ正面から政府に喧嘩を売った古賀氏の至極真っ当な政権の現状解説 『官邸の暴走』読後感

官邸の暴走 (角川新書) 作者:古賀 茂明 KADOKAWA Amazon コメンテーターとして出演していた『報道ステーション』の自身の出演最終日に、「I am not ABE」のパネルを掲げ、安倍政権と、政権に忖度したテレビ朝日の姿勢を痛烈に批判したことがあまりにも有名な…

支離鬱々日記111(時事ネタと家買うシリーズ16)

4回目の緊急事態宣言発出に際しての、西村康稔経再相の発言が大きな波紋を呼んでいる。 緊急事態宣言下において、酒類の提供を止めない飲食店に関して、取引のある酒販売店に商品の供給を止めること、同じく取引のある金融機関に対して取引をやめることを迫…

支離鬱々日記109(いろいろ突っ込んじゃいます)

10月に郷里へUターンするので、地元の自治体への転職を考えている。 ただいま願書受付の真っ最中。昨日ほぼ一日かけてエントリーシートと、自己PRを書き上げて、本日提出予定だ。 書類を書き上げるのに丸一日もかかってしまった理由は二つ。まずは内容を考え…

支離鬱々日記105(お題『自分からやらねば何も身に付かず』とスモーク退団と東京五輪とコロナ禍の盛り場)

今週のお題「575」 私の部署の難関私大スポーツ入学の腐り脳筋弱り毛根野郎が自らの英語学習のやる気のなさの原因を私に転嫁しようとしてきたのにブチギレて、その後一切のコミュニケーションを断絶し、TV会議の場でさえ、そのバカが発言する際はあからさま…

支離鬱々日記103(ちょっとした時事ネタとお題も少々)

今週のお題「そうめん」 外出の自粛が叫ばれる状況は変わらないが、いつの間にか月日は経過するもので、コロナ禍下で二度目の夏を迎えようとしている。 これからの時期は、暑さに当てられて、食欲が落ちる方が多いということで、冷たくして食べるのが一般的…

支離鬱々日記100(ちょっとした気づきと、無理やりお題に寄せてみる)

今週のお題「雨の日の過ごし方」 緊急事態宣言はどうやら延長されそうな気配である。人の接触を強制的に制限した結果として、特にひどかった東京、大阪の新規感染者はある程度抑えることができたという「実績」からすれば仕方のないところだろう。中小の企業…

問題先送りは江戸時代からの伝統?それとも確信犯? 『動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実』読後感

動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実 (角川文庫) 作者:井沢 元彦 発売日: 2016/05/25 メディア: Kindle版 久しぶりに読んだ井沢元彦氏の歴史書。表題の書では、幕末から明治維新に至る史実を追いかける中で、徳川システムすなわち江戸幕府の「根本思想」の…

支離鬱々日記91(病気とプロ野球開幕と大相撲)

先日受診した人間ドックの結果が返ってきた。概ね良好だったのだが、一つだけ要検査項目があった。糖尿病の疑いありだというのだ。 心当たりはありまくりだ。外出もままならなかったゆえ、ここ一年ばかり、ジムや外でまとまったトレーニングをする機会は皆無…

3/20に発生した宮城県沖震源の地震に思う

先日、車を運転している際に、宮城県沖を震源とする地震に見舞われた。ちょうどその時は高速道路の出口付近を徐行走行中だったのだが、落下物を踏んだ時などと明らかに違う種類の振動に少々慌てた。すぐさまラジオをつけたら、女性アナウンサーが刻々と更新…

支離鬱々日記90(差別的表現の告発とTOEICの結果と家買うシリーズ12回目)

東京オリンピックは開催自体もゴタゴタしているが、運営組織もゴタゴタのしっぱなしだ。女性差別発言による組織委員会の会長交代に続き、今度は開会式と閉会式の演出を取り仕切るクリエイティブディレクター氏が、渡辺直美氏の容姿を侮蔑する演出を企図して…

人間の敵はウイルスか?それとも人間か? 『コロナとバカ』読後感

コロナとバカ(小学館新書) 作者:ビートたけし 発売日: 2021/02/01 メディア: Kindle版 買うまい買うまいと思いながら、毎回毎回買わされてしまうのが、週刊ポストの連載をそのまんま載っけた、出版社とタケちゃんにとって二度オイシイこのシリーズ。相変わ…

支離鬱々日記87(断捨離と時事ネタと東京オリンピックの行方)

転居準備の一環としての断捨離を断行中だ。 先週は、旅先で買い求め、旅行の思い出を一杯まとった(と勝手に感じていた)服をバッサリと捨てたが、今週は、まず、靴下を収納してあった小引き出しに手をつけた。 最近は外回りはおろか、ろくに会社にも行かな…

支離鬱々日記82(PCR検査とKindle Unlimitedの影響と政治家の失言)

先日、職場でPCR検査を受ける機会を得た。少量の唾液を提出するだけで良いという触れ込みだったが、それなりの量をためるには少々時間がかかった。普段唾液の出具合なんぞを気にする機会はないし、ましてや無理やり絞り出すなんて行為はほとんどない。生後10…

支離鬱々日記81(家買うシリーズ8と姪っ子とラグビー経験者の失言、その他)

先日、母の介護レベルの認定に、市役所から係の方が派遣されてきた。医者の見立ても、少し前に訪問を受けた保健師からも、「いますぐに介護が必要な状態ではない(自立)」と認定されるだろうとのことではあったが、一度第3者の目から冷静にみた自分自身の状…

支離鬱々日記78(二度目の緊急事態宣言と家買うシリーズ3回目)

首都圏におけるコロナ新規感染者の激増が止まらない。 もはや感染爆発と言って良い状態だ。東京都の感染者は連日2千人を超えているし、隣接3県も軒並み、連日感染者の最高数を更新している。私の奉職する会社も例外ではなく、ついに先日は同じ部署の同僚が…