脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

全てはコロナに関連づけられてしまう 2020年私的十大ニュース+漢字一文字

毎年この時期になると投稿する定番ネタ。今年は初めてはてなブログ上で展開してみたい。「私的」と銘打ってはいるが、公的なお話もちょいちょい入るのでその辺はご了承をお願いします。では早速カウントダウン方式で。

 

10位 職場にマッスルバカ出現

自分のやる気のなさに対する言い訳を探してばかりのバカ。スポーツで採用されたくせに、早々に引退したのは、能力のなさもさることながら、あれこれ言い訳して努力を放棄した結果であると推測される。下手なくせに上手になるためのアドバイスを拒否し、努力もしないやつが成功するはずはないのだ。しかもこのバカは自己完結だけしてればいいのに、他のメンバーにも「こんな面倒くさいこと、やりたくないですよねぇ」という意識を蔓延させるだけの結果に終わるような行動をとり、さらにそれをリーダーシップの発露だとでも思っているところが致命的。何をやっても部署にとって厄介な結果しか生まないバカなので、私は一切の接触を断っている。このバカの姿を見なくて良い分だけコロナ禍には感謝している(笑)。


9位 巨人、セリーグ制覇も日本シリーズは2年連続の4連敗で惨敗

本当に惨めの一言。最後に少々もたついたとはいえ、シーズンに関しては独走と言っても良い状態だったために、余計にシリーズの惨めさが目立ってしまった。シリーズ制覇どころか、「なんとか1勝」がファンの望みだなんて冗談じゃない。パリーグとの差を埋めるために、なんとかしなきゃいけないよなぁ、と素人考えでも思うのに、同リーグのチーム力を削いで、リーグ全体のレベル低下に拍車をかけるだけの結果につながるとしか思えない補強戦略でDeNAの梶谷、井納を獲った。新加入の選手にはもちろん頑張って欲しいが「2年後、3年後のドラフト上位候補を軒並み攫っていった」と他球団のスカウト陣にため息をつかせるくらいの逸材揃いの育成選手からどんどん抜擢していって欲しい。FA選手の出番がなくなるくらいの活躍を見せる若手の出現を望みたい。

 

8位 過去最高の目の痛み

11月末くらいから、激しい目の痛みに襲われる日々が続いた。夜中に痛みが生じて目が覚めてしまうほどの症状だったので、たまりかねて、新しい医者に受診したところ「強膜炎」という診断。結膜炎よりも一段階深い部位での炎症だそうだ。なにしろ痛かった。医者曰くの「一番効果の高い点眼薬」を1日に6回点しても引かず、2時間に1回と頻度を増やしても芳しい結果は得られなかったので、ついに服用薬が出た。で、ようやく痛みは治ったが、まだ充血はひかない。単なる逆さまつ毛の影響かと思っていたら、尿酸値の高さだとか、糖尿の疑いとも関係があるそうだ。歳食っちゃったんだなぁ…。

 

7位 メンタルヘルスマネジメント検定受験バックレ

前回の不合格通知を受け取ってから、「今回こそ」と期するものがあったのだが、勝負の8月、9月くらいの時期に「コロナ疲れ」とでもいうべき無気力状態に襲われてしまったため、ほとんど何もできずに終わり、最終的には試験当日にも鬱の波が襲ってきて、バックれてしまった。メンタルヘルス検定に限らず、今年は自分自身の英語の学習にもあまり身が入らず、目標としていたTOEIC830点(公認TOEIC講師資格取得に必要)にも届かなかった。マッスルバカを嗤うことのできない失態だった。来年こそは全ての目標を達成する年にしてやる、と宣言し続けること早10年くらい(苦笑)。

 

6位 1試合も出場せず自分自身のラグビーシーズン終了

大学ラグビーは開催されているし、トップリーグも年明け早々から開始されるようだが、今年、私自身はオジさんチームの活動を全くやらなかった。密になること必至のスポーツであり、感染の危険性が大きいということももちろん理由の一つではあるが、一番の理由は、まともにトレーニングしておらず、カラダが戦闘態勢を取れていない上、気持ちも戦闘態勢には程遠い状態にあるということにある。ジムは感染可能性の高い場所として、閉鎖されていたり、開店休業状態だったりと使用できなかったし、家でのトレーニングにもサッパリ身が入らなかった。来年のシーズンに向け、そろそろ本格的にカラダを目覚めさせる方向に持っていかなくては、と思いつつも晩酌のボトルに手が伸びる毎日を送ってしまっている…。

 

5位 東京オリンピック中止

当然と言えば当然だが、7月に予定されていた東京オリンピックは中止となった。近代オリンピック始まって以降、世界大戦以外では初めての中止だそうだ。今のところ、来年夏に同じ日程で行う予定、とされているが、これもどうなるかわかったもんじゃない。日本で感染防止策を取ったって、他の国で取られないんでは、国をあげてコロナウイルスの感染源を招いているようなもの。特にスポーツ大国アメリカで感染がおさまらないのが一番大きい。競技者、観客ともに一番押し寄せてくるだろうからね。現状が続くようなら2024年のパリ五輪の開催も危ぶまれるようだから、順繰りに4年づつずらしていったらいかがだろうか?調整は大変だとは思うが、最終的に中止でも仕方ない。

 

4位 コロナ禍の日本ラグビー界への影響

前投稿とも被るが、とにかくテストマッチができないのが最大の悪影響。テストマッチに向けて調整することで、ジャパンというチームの一体感が醸成されるのだが、その機会が全くなくなったことは、2023年に向けた準備を全くの白紙に近い状態から始めなければならないということ。4年という期間は長いようで短い。2019年より更なる高みを目指すためには、今はすでにチームとして走り出していなければいけない時期なのだが、改めてコロナうらめしだ。一方で南半球の国々は対抗戦を行なっているし、欧州のシックスネーションもフィジーを加えて開催された。世界の強豪国は刻々と強化しているのに我がジャパンは…。早くも2023年が心配だ。すでに対戦が決定しているイングランド、アルゼンチンは言うに及ばず、未定とされている他二カ国(一部報道ではトンガとウルグアイが有力らしい)も対策を十分に練って臨んでくるだろうから、一歩間違えばすぐに暗黒時代に逆戻りだ。私個人の気持ちだけでなんとかなる問題ではないのだが、焦らざるを得ない。

 

3位 母親の老化が進行

親戚、知人から相次いで、母親の衰えを報告する電話が入った。母の運動神経はいい方で、ママさんバレーなどにも長く参加していたが、気づいてみれば80代目前。そりゃ衰えもするわ、という年回りになっていた、そんなこんなで、しばらくサボっていた基礎疾患の医者への通院を再開させ、脳の専門医にも定期的に通うこととなった。基礎疾患の方は投薬の効果がすぐに現れて各種の数値は改善したそうだが、問題は脳の方。まだ、薬の力で認知症にまでは至らないそうだが、加齢とともに襲ってくる衰えは防ぐことが難しい。高齢者の交通事故が増えている昨今、車の運転をさせるのにも不安がある。というわけで、時期は未定ながら、来年中には郷里へ移住することに決定した。郷里に戻るのはもう少し先のことかと思っていたのだが、人生、何が起こるか本当にわからない。

 

2位 姪っ子誕生 

緊急事態宣言発令直前に義兄夫婦に女児誕生。そんな状況下では迂闊に逢いに行くこともできず、しばらくは写真やら動画やらを眺めるしかなかった。初めて逢えたのは9月。小さい、儚い姿ではあったが、抱っこするとその柔らかさ、重みに、今まで味わったことのない感激を覚えた。つい最近三度目の面会機会を得たが、「高い高い」を飽きるまでやってやったらすっかり気に入ってもらって、だいぶ懐いてくれた。叔父という気楽な立場ゆえ、猫可愛がりしていればいいだけだが、早くも貢物にはかなりの金額を使った。しばらくは彼女中心の親戚ライフが続くことだろう。当家は夫婦して、PC•スマホは彼女の写真、動画で溢れかえり、毎日飽きもせず見続けている。立派な中毒患者だ。

 

1位 コロナ禍により生活が激変

一番の変化は、出勤せずとも仕事ができるという環境が「お墨付き」になったこと。在宅勤務が「特別」な場合ではなく「日常」に変化した。生活は楽になった。いかに今まで通勤という行動に無駄なエネルギーを奪われていたかがわかった。在宅勤務の普及は通信ソフトの質も劇的に向上させた。営業活動なども変化していくことになるだろう。
通販の利用も激増した。Amazonはいうに及ばず、生鮮品やこだわりの品などをわざわざ探し求めたり聞きつけたりして通販で購うことが多くなった。当家に限らず、全般的に通販利用の頻度が上がったことで、扱う物の品質、サービスレベルともに向上したと思う。行動がある程度自由になっても、通販の需要は減らないと思う。

世の中の様々なところで、先送りとなっていた課題が、否応なしに対応せざるを得ない日常に直面して、一気に解消の方向に向かった感がある。従来の日常を「取り戻す」のではなく、新しい日常に繋げ、良いものは習慣化していくという取り組みが必要になるだろう。キレイ事ではなくそう思う。

 

漢字一文字は「離」。

今年の漢字とされた「密」とはほぼ逆の意味を持つ漢字だが、個人の生活の実感としては一番しっくりくる。「会社に行く」という行動には、ほぼ意味がないという事実も露呈して、同僚たちとの繋がりが希薄になった。ラグビー、歌唱をはじめとするプライベートな人間関係もかなり制限を受けて、ほぼ断絶状態だし、飲み会すらリモートで行うようになった。郷里にいる親族にすら、今までと同じ頻度では逢えない。リモート会議システムやら、電話やら、コミュニケーションの道具は数々あるし、また今度のことで機能も進化はしたが、やはり対面での交流に勝るものはない。写真や動画で毎日見てたって、姪っ子のぬくもりや柔らかさや、細い表情の変化なんかは実際に触れていないとわからない。人間関係やら、コミュニケーションのあり方やらを色々と考えさせられた年でもあった。