脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

2023年私的十大ニュース+漢字一文字

今週のお題「書いてよかった2023」

 

毎年この時期恒例のこの企画。例年ならそれこそ12/30とか大みそかとかに書くのだが、今年は少し早めに書いてしまおうと思う。ありがたいことに、年末年始に向け、いろいろと文筆の仕事が入ってきそうだからだ。改めて振り返ってみると、今年もいろいろあった。会社を1年丸々お休みしたことで、会社の仕事から受けるストレスがなかった分だけ、楽に暮らせた一年だったのだとは思う。とはいえ、気持ち的にはまだまだ苦しくもある。

 

10.巨人2年連続のBクラス

国内FAの選手からは嫌われ、外国人選手も総じてハズレ。菅野、坂本に往年の力はなく、中田もケガで離脱した期間が長かった。岡本の本塁打王奪還と、門脇の台頭、戸郷の安定、山崎の1本立ち、などの好材料もあったが、あまりにもマイナス要素が多すぎた結果、2年連続の4位に沈み、原監督は契約任期を1年残して辞任。後任は球史に残る「打てる捕手」だった阿部慎之助。就任早々、トレードを2件成立させ、投手陣の立て直しに着手。現役ドラフトでも阪神の元ドラ1馬場投手を獲得するなど活発に動いている。来年即優勝してくれとは言わないから、一度勝ち始めたら3年間は覇権を渡さないような強力なチームを作り上げて欲しいものだ。

 

9.お題

「今年書いてよかった記事はどれ?」という質問の答えは、「ひたすら好きなモノを100個挙げてみる」というお題について書いた記事。項目一つ一つにいろいろ注釈を加えた結果、1回で100個挙げ切ることなど到底できず、10項目を10回にわたって書いた。リンクするのも面倒臭いので、読みたい方は過去ログを拾ってください(笑)。

 

8.母が終の棲家へ

昨年末に2度目の特殊詐欺に遭い、いよいよ独居させておくことができなくなったため、有料老人ホームに入居させることにした。同居という選択肢もあったのだが、母はこの点だけはガンとして拒否した。コロナ禍のおかげで2度の入居延期というアクシデントはあったが、2月にようやく入居。おそらくは今のホームが彼女の終の棲家となるだろう。一応、ほぼ毎週面会に行ってはいるものの、口だけ達者で、私のやることなすことに一々口をはさんでくるため、ほぼ毎回口喧嘩となり、疲労感だけが残る。同居してたらおそらく殺し合いになっていたと思うので、良い選択だったという気がしている(笑)。

 

7.祖母の遺産整理ゴタつく

祖母の遺産である土地の相続をめぐり、結構ゴタついた。一応、その土地に家を建てて住んでいた一家の長男、私にとっては従弟が相続人となり、司法書士などにも依頼して話を進めていたのだが、その長男の二人いる姉のうちの一人は分配の割合について文句を言い始めたし、もう一人の姉は司法書士の話の進め方にいろいろと思うところがあったようでひと悶着起こし、ついにはその長男が私に泣きついてきた。直接会って顔を見て話さないといろいろと齟齬が生じるという貴重な見識をいただいた出来事だった。その後、分配割合等々の問題も解決して、少しづつお話は前に進んでいるようだ。ただ、菩提寺が火事を起こし、かなりのダメージを負ったため、その回復の費用でまたふんだくられることが予想され、そうなると、遺産から墓仕舞の費用などをねん出しようとしていたために、また取り分云々の問題が出てくることが予想され…、しばらく頭が痛い。

 

6.三度の新潟訪問

最高権力者様のご用事で、三度ほど新潟に泊まりがけで出かけた。定番訪問スポットである「いっぺこ〜と」には当然全回訪問。豊富な野菜、特に訪問時期が旬だった枝豆やとうもろこしをしっかりと買い求め、堪能した。1回は少し骨休めも兼ねてゆっくり静養しようと、ちょっと値の張る「湯あそび宿 曙」に宿泊し、温泉と新潟米を満喫した。来年の3月にも訪問予定だが、まだ雪が残っているかもしれないので、どの交通手段で行くか、検討中。日本海側の地域は長く住みたいとは思わないが、たまに行って、いいところだけつまみ食いしてくるくらいがちょうどいい。

 

5.姪っ子ちゃんの成長

早いもので、もう3歳半。去年は保育園のお遊戯発表会の舞台上で大泣きして、お遊戯もへったくれもない状態だったが、今年はややぎこちない動きながらきちんと最後まで踊りきって、バカ叔父ちゃんと叔母ちゃんを感涙にむせばすという成長ぶりを見せた。だんだんはっきりと言葉も出るようになってきたし、ちゃんと意味の通じる使い方もできるようになってきた。まだまだ無邪気にじゃれついてきてくれるが、いつまでバカ叔父ちゃんを相手にしてくれることやら。そろそろ可愛い可愛いとばかり言っていればいい年齢でもなくなるので、今後の付き合い方を検討中。とはいえ、抱っこなんぞせがまれた日にゃ有頂天になっちまっていつまでも抱きしめていたくなるバカ叔父ちゃんなのであった。

 

4.最高権力者様手術

秋口に、一週間ほど入院して、脳の血管の手術を受けた。そもそものきっかけは、春頃ひどい頭痛に襲われたこと。医者に診察を受けたら、その頭痛自体は緊張性頭痛というやつでいわゆる筋肉痛みたいなものだったのだが、念のためにCTを撮ってみたら動脈瘤ができていたのだ。大して大きい瘤でもなく、緊急性もあまり高くはないという診断だったのだが、それでも破裂の可能性は残るということで、私が手術をお勧めした。私の明日だってどうなるかわからないのだから、生活の中の不安要素はできるだけ消しておきたいと判断したためだ。手術は無事成功し、瘤にコイルを埋め込んだままだが、最高権力者様は現世に復帰した。特に術後問題が残ることなく、支障なく日常生活をお送りになっている。もうそういう歳になってしまったんだな、ということを改めて感じた一件だった。

 

3.ラグビーワールドカップ南アフリカ2連覇で幕を閉じる

9月の頭から10月の終わりにかけて、4年に一度のラグビーの祭典、ワールドカップが開催され、南アフリカが2019年日本大会に続いて2連覇を果たし、通算優勝回数を世界最多の4回に伸ばした。南アフリカのフィジカルの強さとそれに起因した守備力の堅さ、キックの正確性などには大いに感銘を受けたものの、トライの取り合いこそがラグビーの醍醐味であるという思いを持つ私にとっては、今後のラグビーというスポーツの方向性に少し不安を持たされる結果だった。我がジャパンは2勝2敗で予選プール敗退。優勝を目指し、最低でも8強以上という目標は果たせなかった。ただし、「エディー以降」のジャパンは勝てる相手には必ず勝つという確実性を持つチームには成長した。つい最近、件のエディー氏がジャパンのHCに再任されるというニュースが飛び込んできた。期待も不安も両方ともあるが、まずはエディー氏が作り上げる新しいジャパンを虚心坦懐に観てみたいと思う。

 

2文筆活動が軌道に乗り始めた?

昨年の春頃、自分の中では「文筆一本で食っていく。そのための努力を最優先とする。会社の仕事なんざ二の次三の次」という決意を固め、いろんなサイトの求人募集に応募したり、ソーシャルアウトソーシングのサイトに登録したり、テストライティングに挑戦したりしていた。しかしながら、現実の壁は高く、厚く、採用されない案件ばかりが増えていった。ようやくなんとか定期的な仕事が入り始めたのが、昨年末から、今年頭にかけて。で、その仕事自体は春までに消えてしまったのだが、その仕事で実績を摘んだことが評価されて、卓球のサイトの連載が決まり、ソーシャルアウトソーシングの方でも単価の高い仕事が入り始め、ラグビー記事も復活し、とそれなりにライター稼業が回り始めたのだ。今年の収入は6桁と、まだまだ筆一本で食えるほどのものにはなっていないが、何より実践の場が増え、続いていることが大きい。とにかく量をこなして、文章の質を上げ、名を売って仕事を引っ張ってくるしかない。幸いなことに単価の高い案件はしばらく続きそうなので、この仕事を続けている間に安定した執筆先を確保してしまいたい。そして基盤ができたところで、自分の本当に書きたいことにも挑戦していく。会社の仕事なんぞやってる場合じゃねーわ(笑)。

 

1.まさかのラジオ生出演

私は早朝から起きて、文筆の仕事をしたり、ブログを書いたり、資格試験の勉強をしたりという、いわゆる知的作業に励んでいる。その際にBGM代わりに聴いているのが、地元のFM局のラジオ番組。この番組は毎朝、ちょっとしたテーマを出して、そのテーマに対して興味深いメッセージを送ってきた人物に生電話をするというコーナーがある。とある日、たまたまテーマを聞いたらラグビーに関するものだったので、「今ジジイチームでラグビーやってますよ(ここ数年さサボってるけど 笑)」という内容のメッセージを初投稿として送ってみた。で、そのコーナーを待ってて、いざ電話となったら、ラジオのコール音と、スマホのバイブが連動し始めた。「えっ?えっ?まさか」と思いながら電話に出てみると、思いっきりDJ氏の挨拶が聞こえた。というわけで5分弱DJ氏とラグビー談義。普段聴いている分には全く意識していなかったが、いざ自分が電話に出てしまうと、手は震えてるし、言ってることはほとんど覚えていないしで、いわゆる、「思いっきりアガッた」状態で出演を終えた。地元でのマスコミデビューである(笑)。このラジオ番組にはその後も何度かメッセージを送り、週に1回くらいの割合で読んでもらっている。遅ればせながらの「ハガキ職人」デビューも果たしたことになる。地元に帰ってきて一番の出来事だった。

 

今年を表す一文字の漢字は「転」だ。会社の仕事は休んでいる状態だが、私の中ではさまざまな転機が起こり、概ね自分の思う方向に転がってきている。来年はこの転がりをもっと大きなムーブメントにし、新しい生活を始められるようにしたいと思う。