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サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

お題第二弾を作ってみた 「W杯、ジャパンはどこまで行ける?そして優勝国は?」

お題「W杯、ジャパンはどこまで行ける?そして優勝国は?」

 

せっかくラグビーワールドカップ開催中だというのに、日本でも有数の会員数を誇るはてなブログさんで、ラグビーのお題が立たないというのも、ラグビーファンとしては寂しいので、お題を立ててみました。すでに開幕して、ジャパンも一試合終えた後という中途半端な時期ではありますが、皆様からの数多くのご投稿をお待ちいたします。

 

では、まず言い出しっぺの私からお題に答えてみよう。

 

まず、ジャパンがどこまで行くか?我ながら難しいお題だ(笑)。期待を込めて言えば、サモアに勝った上で、イングランドかアルゼンチンのどちらかを食ってプールD2位で予選通過。前回に続いてのベスト8進出を果たし、プールC1位のチームに惜敗して終戦と予想したい。なお、プールCの1位はウエールズと予想しておく。初戦で難敵フィジーを下したことと、ここ数年の豪州の不振を鑑みた結果としての予想だ。

 

ただし8強進出というのが、かなり楽観的な見方であることは十分に自覚している。イングランド、アルゼンチンともに「油断」も「手抜き」もなしに臨んでくると考えられるので、この2チームには、ジャパンがタックルを200くらい決めまくって、ペナルティーキックは全て決めて、サインプレーを三つくらい成功させて全てトライをとる位の精度の高い戦い方を見せないと勝利は難しい。その上でどちらに勝てそうかと言えば、現時点ではファレル、カリーらの主力を出場停止で欠くイングランドだと推測する。

 

サモアだって難敵だ。サマーシリーズではレッドカードで一人少ない戦いを余儀なくされるというアクシデントはあったものの敗れているし、開幕直前の世界ランク1位のアイルランドとの試合では4点差の敗戦という大接戦を演じている。ランキング上位のチームには勝てず1勝3敗、という最悪のシナリオも十分ありうる。

 

今は選手たちの「世界一を目指して準備してきた」という言葉を信じるしかない。

 

さて、優勝国だが、私は開催国でもあるフランスを推したい。

 

フランスは今回のW杯に向け、主力となる選手層を厚くするため、2018年頃からかなり気合を入れてU-20くらいの年代層のチームの強化を図ってきた。今の主力選手の多くはU-20などのカテゴリーの世界大会で優勝するなどの経験を積んできたのだ。準優勝3回というシルバーコレクターを返上したいという思いは強烈に持っているはずだ。

 

その思いは開幕戦に早くも結実し、ニュージーランドに史上初となる、予選プールでの敗戦を味あわせたのだ。

 

ただし、W杯七不思議の一つ、「決勝戦前にニュージーランドに勝ったチームは優勝できない」というジンクスが立ちはだかる。このジンクスを打ち破ったのは第2回の豪州だけだ。NZと戦うチームはその試合にピークを持って来てしまうために「燃え尽き症候群」的な状況に陥ってしまうのではないかという説を、専門家たちの多くが唱えている。今回のフランスの場合は、ノックアウトステージではなく予選プールのでの対戦であり、NZ以外はかなりランキング的に差の開いたチームばかりなので、再度「燃え上がる」余地は十分にあると思われる。

 

対抗馬となるのは、ともにプールBに属する、前回優勝の南アフリカ、現在世界ランク1位のアイルランドあたりか。

 

これもW杯七不思議の一つなのだが、アイルランドはベスト8の壁を超えたことがないのだ。初めて世界ランク1位で臨んだ2019年も8強止まりだった。

 

今回、予選1位通過ならプールA2位と2位通過ならプールA1位と対戦となる。現時点で私のプールAの順位予想は1位フランス、2位NZであり、いずれにしても難敵だ。逆に言うとここの壁を突破できれば、一気に初優勝まで突っ走ってもおかしくない。

 

南アフリカは、W杯優勝回数もNZと並び最多の3回を誇る上に、現時点での世界ランクは2位と、堂々の優勝候補だ。しかもこのチーム、予選で多少出来が悪くても一発勝負続きのノックアウトステージでは実に強い。ベスト8ではフランスかNZと当たるのだが、アイルランド同様この山を越えれば一気に優勝という目が出てくる。

 

一時は最もアップセットが起こりにくいスポーツとされていたラグビーだが、2015年の「ブライトンの奇跡」以来、数々の番狂せが生じる様になってきた。今大会は開幕初戦から、早くも、NZが予選プールで初めて敗れるという波乱が起きた。どのチームがどのように勝ち進んでいき、栄冠を手にするのか?最後の最後まで目の離せない大会にはなりそうである。