脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

笑い

歴史は人間の「業と欲」の集積 『日本の歴史人物高座 フムフムなるほど人間がわかる』読後感

日本の歴史人物高座 フムフムなるほど人間がわかる (PHP文庫) 作者:桂文珍 PHP研究所 Amazon 大御所として関西の落語界にデンと腰を据えている桂文珍師匠。その師匠が落語のみならず、さまざまなタレント活動を行い、メディアへの露出量が最大であった頃合い…

支離鬱々日記Vol.176(休職日記13 休養のための「好きなこと100選」抽出その3)

お題「好きなものを100個、ひたすら書き出してみる」 好きなものとはいえ、100個も選び出すのは容易なことではない。ただ、改めて考えてみると、好きではないものってのは好きなものの数倍は身の回りにあるので、たまには自分の好きなものを思い返してみて、…

いい映画の方程式通りのコメディ 『インターンシップ』鑑賞記

インターンシップ [Blu-ray] オーウェン・ウィルソン Amazon 久々の映画鑑賞記は、録り溜めHDDで半分腐りかけていた標題のコメディ。主演を務めたのは脚本・監督も兼ねているもあるヴィンス・ヴォーンとオーウェン・ウィルソンのコンビ。実話を元にしたスト…

結局モノゴトはとことんまでやり続けないと成功しない 『自意識とコメディの日々』読後感

自意識とコメディの日々 作者:オークラ 太田出版 Amazon 一時は自らもお笑い芸人を目指しながら、現在ではコントの原稿やバラエティー番組の構成、果てはドラマの脚本まで書いてしまうという、お笑い界の「黒田官兵衛」のような存在のオークラ氏による、自分…

噺の名人と小説の名手が語り合う「笑い」『対談 笑いの世界』読後感

対談 笑いの世界 (朝日選書) 作者:桂 米朝,筒井 康隆 朝日新聞社 Amazon 桂米朝師匠が文化功労者、筒井康隆氏が紫綬褒章を受章したことを受け、2003年の朝日新聞正月版の特集としてこのご両人の対談を掲載しようという企画を立てたところ、話が多岐に渡り盛…

ドリフターズのコントは歌舞伎や落語と同じ伝統芸能になり得る可能性があった 『ドリフターズとその時代』読後感

ドリフターズとその時代 (文春新書) 作者:笹山 敬輔 文藝春秋 Amazon 小学校時代は土曜の夜が楽しみだった。翌日が休みだということもあったが、何しろ「8時だヨ!全員集合」という何を置いても最優先で観るべき面白い番組があったからだ。オープニングテー…