脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.176(休職日記13 休養のための「好きなこと100選」抽出その3)

お題「好きなものを100個、ひたすら書き出してみる」

 

好きなものとはいえ、100個も選び出すのは容易なことではない。ただ、改めて考えてみると、好きではないものってのは好きなものの数倍は身の回りにあるので、たまには自分の好きなものを思い返してみて、意図的にそれらを身の回りにおいてみるという作業も必要になるのかもしれない。というわけで3回目行ってみます。

 

21.ビール

最初の一杯はビールに限る。逆にいうと、最初の一杯以外のビールにはそれほどの価値を認めていないのだが。銘柄は百花繚乱状態だが、特にこだわりはない。出てきたものは飲む。ただし、ドライビールは好みではない。薄すぎて味わいを感じない。好きな方の味は、サッポロの黒生かエビス、サントリーのマスターズドリームあたりかな。

 

22.ウイスキー

酒を「本格的」に飲み始めた大学生時代はバーボンの全盛期。IWハーパー、フォアローゼス、アーリータイムスなんかをよく飲んでた記憶がある。当時の好みはエインシャントエイジだったかな。今は某大手が取り扱うようになって、流通量がぐっと増えたメイカーズマークが好きだ。スコッチも最初は親父の貰い物だったカティーサークやらジョニ赤やらのブレンデッドから入ったが、今はボウモアみたいにそれこそヨードチンキ一歩手前くらいに臭いやつの方が好み。アイリッシュはカネマラ。ピィティーな香りとメロウな口当たりが同居しているところがお気に入り。カナディアンはカナディアンクラブ。まあ、日本で流通しているカナディアンはほとんどカナディアンクラブしかないけどね。ジャパニーズはローヤルかな。水割りで飲むには一番口当たりが良い。

 

23.村上龍

最近はほとんど小説家としての活動をしていないようだが、もう一度彼の、刺激的でありながら、現実に深く根ざした作品を読んでみたい。『限りなく透明に近いブルー』で「芥川賞の概念を変えた」とまで言われたが、そのような革命的な作品を望む。個人的なベストは『半島を出よ』だな。

 

24.焼肉

一度でいいから、自分の思う通りに腹一杯食ってみたい気がする。最高権力者様と一緒だと、主に彼女が私ほどは肉類が好きではないという理由でリミットを設けられてしまうのだ。彼女の不在時に、一度肉をバカ買いしてきて思いっきり食ってみたいという願望はずっと持ち続けている。

 

25.イタリア

死ぬまでにもう一度行ってみたい国。どの街に行っても歴史そのものがドンと中核にあるし、食い物は美味いし、ちゃんとしたところでちゃんとしたものが買える。10数年前に行った際に買い求めたバッグやブックカバーなどいまだに使っているものがある。フィレンツェとかローマにじっくり腰を落ち着けて、街中をあちこち歩き回るような旅にしたい。

 

26.白飯

先日、新潟に所用で行き、泊まった旅館で出てきたのが新潟米の炊き立てご飯。実に美味かった。私の味覚の原点であり、日本食の根本的な愉悦の一つ。いいコメをしっかり炊いた飯なら漬物とか海苔とかをおかずに何杯でも食えてしまう。健康にはあまり良くないので、当家は基本的に雑穀を混ぜて炊いた飯を食っているので、たまにいい旅館に泊まった際は、それこそ朝から三杯飯。

 

27.ジョセフィーヌ

macaro-ni.jp

俗に言う「幻のドレッシング」。当家の所在地ではおそらく1軒のスーパーでしか取り扱いがない。このドレッシングを食ってしまうと、他のドレッシングには戻れない。姪っ子ちゃんなどはサラダの皿に残ったやつをすすり込んで飲んでしまうほどだ。ただし、例外が一つ。「かつはな亭」のキャベツ用ドレッシングだ。千切りキャペツだけならこっちの方が私にとっては好み。

 

28.関根勤

現在一番好きな芸人。つい先日もカンコンキンシアターを鑑賞してきたばかりだ。氏の正統派のボケからちょっと外した笑いが実にいい。私自身、彼のちょっと外した、ただし知っている人にしかウケないというレベルにまでは外さない笑いの視点を身につけようと努力している。そう言う意味では好きな芸人というよりは「ものの見方」に関しての師匠と言って良い。年齢的にそろそろ舞台がしんどくなる頃ではあるが、できうる限り長く活躍して欲しい方だ。

 

29.ボサノヴァ

最近の音楽的な好み。何かの作業をする際にBGMとして流しておくには最適だ。変に耳に刺さることなく、快適な音域で落ち着いたメロディーが流れる。運転中に聴いていると眠くなってしまうことがあるので要注意だが、デスクワーク時にはほぼ毎日毎時間流している。いわゆるスタンダードな曲をいろんな人がいろんなアレンジで演奏してるのが特徴的なジャンルでもある。ちなみに現在のBGMはセルソ・フォンセカです。

 

30.ルネ・マグリット

不思議絵の大家。筆使い、とか印象とか言うよりは、意表をついたアイデアで勝負するというのが彼の画風。私には絵心はないが、アイデアだけなら考えつくことができるかもしれない、という淡い期待を抱かせてくれる稀有な画家。展覧会などが開かれる際には出来うる限り足を運ぶことにしている。

 

というわけで、今回はここまで。