脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記78(二度目の緊急事態宣言と家買うシリーズ3回目)

首都圏におけるコロナ新規感染者の激増が止まらない。

 

もはや感染爆発と言って良い状態だ。東京都の感染者は連日2千人を超えているし、隣接3県も軒並み、連日感染者の最高数を更新している。

私の奉職する会社も例外ではなく、ついに先日は同じ部署の同僚が感染したとの連絡が来た。在宅勤務実施のおかげで、この同僚とは1ヶ月前にすれ違ったきり。発症は年末休暇に入ってかららしいから、私が感染している可能性は限りなく低いのだが、ついに身近な、顔見知りに感染者が出たというところに、昨今の感染爆発の実態を見た思いだ。

 

とりあえず1ヶ月ほど、昨年4月並みの外出規制をかけることにはなったが、こういう事態を招いたのは、明らかな人為的ミスであろう。以前にも書いたが、韓国やドイツなど、一度厳しい行動制限をかけはしたが、その後その規制を緩めた途端に感染が再拡大したという事例はあったのだ。なぜそこから学ぼうとせず、あまつさえ、「Go Toなんちゃら」とかいう、行動促進策まで打った結果が現時点の感染爆発につながってしまったのだ。評論家ならずとも「一体国は何をやっとったんじゃ、ゴルァ!!」と言いたくなる。

 

確かに外食産業や、旅行業界などしんどい商売は多々あろうし、そうした業界団体からの突き上げもあったのだろうとは思う。しかしながら、根本的な解決策がない中での、外出拡大刺激策はいかにも稚拙であったと言うしかない。こういう時こそ、得意の国債発行でも何でもして、補償を手厚くし、瘡蓋が完全に固まるまでの血止めをすべきだったのだ。

 

兎にも角にも、感染拡大の防止は焦眉の急である。無闇に出歩く人間が出ないよう、特に大きな盛り場あたりには警察官なり、警備員なりを配置すべきだろう。そういう人員に飲食業等の従事者を起用すれば雇用の創出、生活の補償にもつながるのではないか?まあ、そんなに簡単なものではないというのは、素人でもわかるんだけどね…。

 

家を買うことになってから、カタログやら書籍やらをどっさりと手に入れ、いろんな情報を入手している。まだ、具体的な像はできてはいないが、希望だけは膨らんでいる。膨らんだ希望だけを詰め込んだら、広大な邸宅ができてしまい、その分費用もかさむ結果となってしまう。どこが妥協点になるのか?先日相談した親戚筋の専門家によると、「坪60万」というのが一つの目安だそうだ。粗粗の見積もりとしては、その時点の要望を全て盛り込んでもその範囲内には収まると思う、と言うのがその方の見立てではあったが、いろんな情報を比較検討した結果として、いくつか追加事項が出てきそうなので、それは都度都度相談していくしかない。家を持つということは嬉しいことには違いないので、そういう調整には全く苦痛を感じない。会社の仕事ではあり得ないことだ(笑)。

 

ところで、そもそも家を買うことになった要因の一つは、母親の老化が、日々のケアを必要とするレベルにまで進行したことにある。ただし、四六時中一緒にいると家族のそれぞれにそれなりのストレスがかかり、それが積み重なると、新たなるトラブルにつながりかねないということで、近距離での別居という形を取ることにしたのだが、最高権力者様が、介護経験のある知人から「別居ではなく、同居にすべき」という意見を聞き込んできたことで、別居にするか、同居にするかという問題に遡ることになった。

母親は、自分ではまだまだ一人で行動できると言い張っているが、正月休みの帰省時に日常の立ち居振る舞いを見ているとやはり危なっかしい場面が増えている。また、認知症は、ある時一気に進むこともあるそうだ。いざという時は、いかに近距離とはいっても別居では駆けつけるまでにタイムラグが生じる。そのタイムラグが致命的な事態を引き起こす可能性は十分に考えられる。

となると、実家そのものを我々夫婦と母親が同居できるように改築または建て替えることの方がベターな選択となるのかもしれない。母親は今の家に手を入れることを嫌がるかもしれないが、検討はしておくべきであろう。

ついでに言うと、その知人は、まず自治体のケア関連部署に連絡を取ることを推奨してもくれたようだ。早速調べて、次回の帰省時までに、疑問点などを確認しておくことにする。

 

移住の一応の目安としておいた秋に向け、やることは多そうだ。会社の仕事時間を削ってでも調べておかないとね(笑)。