脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記77(2021年頭雑感)

ブロ友の皆様、3日も遅れてしまいましたが、新年あけましておめでとうございます。本年も、節操なくいろんなことに口を挟む予定ですので、よろしくお願いいたします。

 

コロナウイルス騒動が始まってから、1年が過ぎ去ろうとしているが、いまだに根本的な解決への見通しは不透明なままだ。当面は、コロナの感染を防ぎながら、必要最低限に経済を回して時間を稼ぎ、その間に有効な治療法保を確立していく、というのが粗々な日常生活への復帰ストーリーということになろうか。その上で、現状としてはまず第三次感染拡大を止めることが最優先事項だと思うのだが、国の対応がはっきりしない。コロナで死ぬか、経済的困窮で死ぬか、という事態に追い込まれている人々が少なからず存在しているというのは承知しているが、何しろ、感染の沈静化が実現しなければ、外国はおろか国内の往来でさえ不自由な状態が続くのだから、それこそ全集中で感染対策に取り組むべきだろう。

まずは何しろ特効薬の開発だ。有効性はまだ不透明ながら、海外の大手製薬会社が次々とワクチンを開発し、量産化に踏み切っている。日本もまずは、どうせ暇な製造業の製造ラインを全てワクチン生産に振り向けるような対策をとったらどうか、さまざまな調整が必要となるだろうし、またライセンス料に相当するカネもバカ高く取られることになるのだろうが、そのくらいの出費は覚悟の上で、取り組まないといけない事態であると思う。

 

工場の生産ラインの調整やワクチン製造に関わる人々を増やすことは雇用の創出につながるし、そこで発生する賃金は、まさに経済を回すことに繋がる。製造設備も人材育成も一朝一夕に行かないことは重々承知だが、先行き不透明なまま休業補償にじゃぶじゃぶ金を使うよりはマシだと思うし、大量に生産する体制を整えても、世界的な需要はしばらく高い値で安定しつづけるだろうから、リターンだって見込める。一方で各種の研究機関には今の課題を全て棚上げにして独自のワクチンの開発に没頭させておく。一度こうした緊急事態対応体制を作り上げておけば、次に強力なウイルスが発生しても、今回よりは迅速な対応が取れるのではないか?

迅速な対応による被害の最小化が、結局は経済の被害の最小化につながるのだから、無節操なカネのバラマキや先行き不透明な経済活動の制限などの対症療法だけでなく、根治療法的な施策をぜひ考えていただきたいものだ。そのために特別な省庁を設けてもいいくらいの事態になってきていると思う。

 

短い正月休みだったが、今回は盛り沢山な帰省となった。

 

まずは姪っ子とたくさん触れ合えたこと。今月で生後9ヶ月になる彼女は、いろんな刺激に対していろんな表情を見せるようになってきた。私が「高い高い」をしてあげると、実に素晴らしい笑顔を見せてくれるし、不満があれば、これまた実に愛くるしいしかめっ顔を見せてくれる。何かこの子に禍をもたらすモノがあれば全力で排除してやる、という気持ちが自然と湧き上がってきてしまう。子を思う親の気持ちの一端に触れた気がする。少なくとも中学生レベルであれば、情操教育としての音楽は当家の最高権力者様が、お勉強は私が対応できる。いくらでも教えてあげるし、トラブル発生時の緊急避難場所としての「親戚の家」にもなってあげるから安心して甘えておいで。バカ叔父はすっかりメロメロである。暇さえあれば、スマホに収めた写真や動画を鑑賞する日々がしばらく続くことだろう。

母親の老化は確実に進行している。以前にも増して同じ話ばかり繰り返すようになったし、日常生活のほんのちょっとした判断(例えば、物品のちょっとした移動など)にも、随分と時間がかかるようなった。何よりも一つ一つの動作が格段にノロくなった。足取りもヨタついているし、ちょっとした段差などへの対応もおぼつかない。気を遣う余裕も無くなってきているのだろうか、最高権力者様が奮発して取り寄せたかなり高額なイタリア風おせち料理を一口食って、「やっぱり昔ながらのおせちの方がいい」と言い放って、思いっきり最高権力者様の気持ちを逆撫でにしたりした。母の本音としてはわかるのだが、それでも言っていいタイミングってものがあるだろう!!と言いたくなる最高権力者様の気持ちも理解できる。こういうことの積み重ねが嫁姑問題みたいなものにつながるのだと思うと、スープの冷めない距離での別居という選択は実によく練られた経験則なのだとしみじみ思う。一緒にいれば細かい対応は可能だが、息が詰まるというのも事実。ことあるごとに100kmほどの距離を移動しなければならない現状に比べれば段違いに手厚いケアができるようにはなるのだから、それを以って良しとしてもらうしかない。

 

新居建築プロジェクトも一歩進んだ。親戚筋に当たり、実際に建築を依頼する建築事務所の経営者と実際に面談する機会を得て、こちらの要望、予算などを全て聞いてもらった上、疑問点についても色々と教えてもらうことができたのだ。次回は2月の中旬に設計図の素案を持ってきてもらうことにもなった。その日に向け、こちらも本やらカタログやらをたくさん見て読んで勉強しておこうと思う。一生に一度の大きな買い物だ。検討を重ねるに越したことはない。10月の引っ越しに向けては、5月上旬の着工となるようだ。目標が具体的に定まったことで気合も入った。会社の仕事ではあり得ないことだ(笑)。