脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

2026-01-01から1年間の記事一覧

日本のプロ野球にとっての「維新」の時だった平成 『平成プロ野球史:名勝負、事件、分岐点-記憶と記録でつづる30年-』読後感

平成プロ野球史: 名勝負、事件、分岐点―記憶と記録でつづる30年ー 作者:共同通信社運動部 共同通信社 Amazon 私にとっての平成プロ野球は日本シリーズでのジャイアンツの3連敗4連勝で始まった。第3戦で勝ち投手となった近鉄バファローズの加藤哲郎投手の「巨…

庶民の目線で唯物史観的に見た「世の中」の物語 『人類最年長』読後感

人類最年長 (文春e-book) 作者:島田 雅彦 文藝春秋 Amazon 図書館から「衝動借り」してきた一冊。島田氏の小説を読むのはかなり久しぶりのこと。 物語は一人のホームレスの男が怪我をして保護されたところから始まる。神楽幹生と名乗るその男は、保護された…

かつての栄光も歴史の中に埋没してしまうのか? 『永遠のPL学園 六〇年めのゲームセット』読後感

永遠のPL学園: 六〇年目のゲームセット 作者:柳川 悠二 小学館 Amazon 図書館の本棚で見つけた一作。春夏通算7度の優勝を誇り、プロ野球にも数々の名選手を多数輩出してきた高校野球界の超名門PL学園の栄光と凋落の歴史を克明に追ったルポルタージュだ。 古…

カットされてしまった部分にこそ「童話」が本当に訴えたかったことがある 『怖い童話』読後感

怖い童話 (ハルキ・ホラー文庫) 作者:中見 利男 角川春樹事務所 Amazon 図書館から借りてきた一冊。 よく言われていることだが、世に出版されている「童話」は、かなり改ざんされている。「童話」という名の通り、児童向けの書籍ゆえ、残酷な場面などはなる…

これもまた「男」の描き方 『黄昏のために』読後感

黄昏のために 北方謙三 文藝春秋 ノーブランド品 Amazon 『大水滸伝シリーズ』読破以来、あれ以上の作品はもうあり得ないのではないかという思いから、しばらく遠ざかっていた北方謙三氏の作品。とは言いながら、Kindleの中には『チンギス紀』は着々と溜め読…

落合博満は名将なのか?それとも破壊者だったのか? 『嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか』読後感

嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか (文春文庫) 作者:鈴木 忠平 文藝春秋 Amazon ブロ友の皆様、遅ればせながら明けましておめでとうございます。今年も、興味を惹かれた事柄に関して節操なく文章化していく所存でございますので、よろしくお付き…