脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.166(休職日記3)

休職してから1ヶ月強が過ぎたが、まだ全然休んでいるという気分にはならない。母親の介護問題やら、伯父の相続の問題やらが全然片付いていないし、その他の雑用も一つ片付けるそばから新しいものが二つ湧き出てくるような状態で、常に何かしらに追われている状態だ。自分で望んだ道とはいえ、原稿書きも溜まってるし。それでも会社の仕事がないだけ、かなりゆとりある状態ではあるのだが。

 

先週はまず出足からつまづいた。火曜日に母親が長期定住を前提とした介護老人ホームに入居予定だったのだが、、現在短期滞在で利用している養護施設でコロナが発生し、外出禁止という状態になってしまったのだ。当然のことながら介護老人ホームへの「引越し」は延期。保健所からOKが出るまでは面会すら禁止である。本人はPCR検査で陰性であることは証明されているのだが。まあ、場所が場所で、感染すればかなり高い致死率になってしまうことが予想されるので、慎重になりすぎるくらい慎重になっても仕方がない。

 

で、金曜は伯父の一周忌であったのだが、喪主であるはずの母は外出ができないため、私と最高権力者様の二人で菩提寺に行って一周忌供養をしてもらった。母がいなかったためか、位牌を忘れるという失態を犯してしまったが、まあ、ご愛嬌ということで許してもらった。

 

土曜日。母親が介護施設に入居したため主ががいない状態の実家を借りたいという親戚がいるので、その親戚のために「内見会」を実施。家を貸すこともさることながら、家具、電気製品の類も全て使いたければ使ってよし、家賃は現在借りているアパート並みでよしという「親戚条件」を適用。ちなみに母が使用していた自動車は無償で譲ることにもしている。世話になった親戚のお孫さんなのでこちらとしては特に儲ける必要もなし。家は使う人がいないと、急速に劣化するので、住んでもらった方が良いという判断も働いた。

 

母親がそれなりにこだわって作った家なので、日当たりは悪くないし、広いしで、借り受けるお子様(ちなみに新婚さん)は気に入ってくれたようだ。4月末から5月に入居するということで大筋合意。一つ荷物が降りた。とはいえ、これから不用品やら、母の引越しに必要な品々の整理という大きな作業が待ち受けてはいるのだが。

 

日曜日。最高権力者様の思いつきで、栃木の壬生町まで苺大福を買いに行った。で、その帰りに佐野ラーメンの某有名店に行ったのだが、休日ということもあって大混雑。12時ちょっと前に予約の順番を取って実際に店に入れたのは3時前。普段の私ならとてもじゃないがそこまで待つ気持ちの余裕はなかったが、月曜からも仕事をやらなきゃいかんわけではない、というゆとりからか、なんとか待つことができた。ラーメンも餃子も、チャーシュー丼も美味だったので食事には満足した。せっかく「毎日が休日」状態なのだから、わざわざ日曜に来ることはないな、という経験則だけは残った。

 

で、その後はその苺大福を土産に最高権力者様の実家に乗り込んで、愛しの姪っ子ちゃんと二週間ぶりに会って、目一杯遊んできた。ここ数日、「姪っ子ちゃん欠乏症」に苦しめられていたので、一気に気持ちが明るくなった。ここのところそれこそ爆発的によく喋るようになった。とはいえ、まだ意思疎通のツールとして使いこなすまでには至っておらず、こちらが理解できないことも多い。で、意志が通じないと言って拗ねる。その拗ねようがまた可愛い。みかんの薄皮を剥いてあげるまで、じっと私の顔を見上げている様子なんぞ涙ものだ。ついつい甘やかすことになってしまう。何でもかんでも先回りして、この子がやって欲しいと思っていることをやってしまうことはよくないということは重々承知なのだが、私の顔を見上げる視線には抗いきれない。

 

ただ、姪っ子ちゃんと遊ぶと肉体的には確実に疲れる。帰宅後夫婦してソファーで寝落ち。ただ、この寝落ちほど幸せな時間はない。