脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.167(休職日記4とちょっとお題にひっかけ)

今週のお題「マメ」

 

今週頭、二つの懸案事項に片がついた。

 

一つは義父の四十九日法要。まあ、これは婿の身としては何もやることがなく、幼い姪っ子ちゃんの面倒を見るという名目で体良く遊びに行っているようなものではあったが。一応、寺の住職が読経している間は、そこらを飛び回るとか、大声を上げたりはしないよう注意はしていた。とはいえ、すぐにみんなが神妙にしている状態に飽きてしまった姪っ子ちゃんはママに抱っこされて寝てしまったのだが。

ママが焼香に行く間だけ眠っている姪っ子ちゃんを抱っこ。実に至福の時。旺盛な食欲を示してはいるものの、それ以上に激しく動き回っているので、2歳を迎えたあたりからさほど体重は増えておらず、重さは全然問題ないのだが、今ここで抱きしめている腕を離したら、この子は床に投げ出されるばかり、という危うさにドキドキした。安心感全開でコテっと眠っている顔の無邪気さ。バカ叔父ちゃんはいつまでも抱っこしていたかった。

墓に納骨した後、義父の実家の慣習らしいのだが、お団子を供える。その供物の団子には味も何もついていないのだが、墓に供える6個を残して、あとは参列者で全て食べてしまうのが決まりだそうで、私も二つほどご相伴に預かった。味も素っ気もない団子を食べるのはなかなかにしんどい。姪っ子ちゃんも一口齧ってすぐに離してしまった。無理もない。大人が食ったってお世辞にも美味いとはいえないものを2歳児に食わせる方がおかしいのだ。風習なのだから仕方ないが。で、姪っ子ちゃんはその齧り掛けを私にポイっと渡してきた。しょうがないのでバカ叔父ちゃんはその団子を胃の腑に収めた。

 

もう一つは実母の老人介護施設への入居。当家としては昨年の12月中旬には入居させたかったのだが、一月の半ばまではその施設のコロナ発生の影響で入居できなかった。ようやくコロナ禍をその施設が抜けたと思ったら、今度は母がショートステイで滞在していた施設でコロナ患者が発生。保健所の許可が出るまでは施設内で過ごさねばならないという御触れが出てしまった。そこから一週間余り。ようやく保健所のOKが出たので、実家でとりあえず必要なものを積み込んで「お引越し」。

こちらは、必要なものを必要な数だけピックアップして、とにかく荷物をまとめたいのだが、母は何か引っ掛かりができると、すぐにそっちの方に興味が向いてしまい、その度に荷造り作業がストップしてしまう。それが何度も繰り返されるので、ついついこちらも言葉が荒くなる。険悪な空気が流れる中で、助っ人に来てくれた親戚の力も借りながらなんとか荷造り終了。同時にその親戚に不用物や譲り渡すものをいくつか持ち帰ってもらった。ごちゃついていた家の中がスッキリするのは気持ちいいのだが、母の頭の中がカオスのままなので私の気分はスッキリしない。「休職中ではあるけど、全然休んだ気になんなかった」と親子ゆえのストレートな言葉をぶつけたりもした。母はその言葉には感情的にならず苦笑いしていただけだったが。

片付け後は、母のたっての希望で、近所のちょっと高級な回転寿司へ。施設の食事には不満はなかったそうだが、当然のことながら施設では寿司など出ないし、我々家族と食べるのも久しぶりということで嬉しそうな顔をしていた。寿司を腹一杯食った後でアイスクリームまで食う健啖ぶり。私が何かいう度に、すぐ「死にたい」とかこぼしていたが、こりゃしばらくくたばりそうもねーわ(笑)。

荷物を施設に運び込んで部屋の箪笥に収納し、TVなども設置して、最後に契約書を書いて終了。心身ともに長い時間拘束され、自宅に帰り着く頃にはがっくりと疲れていた。ようやくこれで休養の方に重点をおいた生活ができるはず、とちょっとだけホッとした。

 

さて、ちょっとだけ「お題」に関連づけておこう。「マメにする」ことを心がけたい事柄は二つある。

 

一つ目は「マメな文章書き」である。1月の前半は精神的な不調で筆が進まず、請け負った文章もブログも更新できない日々が続いた。心が重かった原因のうち結構大きな二つが消え去った今、心に余裕ができたはずなので今月からはしっかりペースを守って、請負の文章を書き、ブログも更新していきたい。

折しも一つまた新しい仕事が決まった。この仕事は定期的にある上に、ギャラも高い。食べ物関連なので、今までの蓄積も活かせ、楽しんで書ける。応募の連敗記録も止めてくれた(笑)。頑張らない理由はないのだ。

 

二つ目は「マメにトレーニングすること」だ。何度か書いている通り、前二回の休職中はほぼ毎日午前中にジムに行って3時間ほどトレーニングすることで、生活のリズムを作り、かつ、身体にも適度な疲労を与えて、夜間の睡眠を深くすることを心がけていた。深い睡眠はココロを休めるのに一番効果がある。ラグビーの現役を続けるための体づくりにも寄与した。

今回は、いろんなことが重なりすぎて、トレーニングにいく精神的余裕がなかった。時間が取れないほど用事が立て込んだ時期もある。何度か書いてもいるが、会社の仕事こそ休んでいるものの、私自身は全く休めていないという状況がずっと続いていたのだ。まだいくつか大きな課題はあるものの。時間的にも精神的にもようやく余裕ができてきた。トレーニングしてその最中はひたすら心をぼーっとさせる。夜はぐっすりと眠る。この繰り返しで社会復帰に足るだけの心身の状態を作り上げていく。とはいえ、月も変わった2/1からやるぞ!という事前の決意も虚しく、本日は積み残しの原稿書きで午前中を終えることになってしまったのだが。

 

とにかく、社会復帰に向けての戦いはようやく始まったばかり。「頑張らないこと」を頑張ります(笑)。