脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記107(ワクチン接種とちょっとした気付き)

昨日、第1回目のワクチン接種を受けた。

 

接種に関しては全く問題なし。職域接種だったせいで、混雑も、見知らぬ人々と隣り合わせることの「恐怖感」もなく、粛々と進行して完了した。注射そのものはほぼ痛みもなかった。筋肉注射ってこんなに痛まないものだっけ?と少々拍子抜け。

 

帰宅してからが少々大変だった。こういう健康問題には人一倍臆病な当家の最高権力者様が、さまざまな断片的知識を総動員して、副反応や後遺症の恐怖を延々と語り、昨日は22時には床につくことと、今朝は起床後すぐに体温を測ることを命じられた。まあ、昨日は時差出勤のため4時半起床だったので、言われなくても眠気は襲ってきてはいたが…。「夜中に容体が急変して、いきなり死んでたりしたらどうしよう。新居をはじめとした遺産は相続対象が一人しかいないから問題なし。問題があるとすれば、SNSやら携帯料金のパスワードの類か。ああ、そういうこともきちっとしとかないと、死後余計なカネ払わされ続けるんだよなぁ。どうやって管理しようか?あ、そうだ、俺の実母の介護やら看取りもあるな」などと死に直面したら考えてはおかないければいけないことが様々に頭を駆け巡ったが、いつの間にか意識がなくなっていた。

 

今朝起床後の気分はいつもと変わらず。特に何か不都合なことも感じなかったし、体温は36.2度とズバリ平熱。左腕を動かすと若干の痛みはあるが、まあ、これは筋肉注射の後には必ず起こることだ。少しでも熱があったら、「ワクチン接種のせいか、少々体調がすぐれませんので、お休みをいただきます」とバックレるつもりでいたのだが、その目論見は完全に外れた(笑)。まあ、今日一杯くらいは様子見しなければならないだろうし、二度目の接種後の方が副反応も強いらしいから、油断せずにいたいとは思う。

 

先日、接続がうまくいかずにイライラしていたが、やり方を変えたらうまくいき、今のところポータブル音楽プレーヤーとしては役に立っているものの、ミニコンポとの接続はうまく行っていない、と書いた↓のデバイスの後日談。

 

 

なんとか手持ちの円筒形コンポ(JVC NX-SA55 古い機械なんで、アマゾン検索では出てこない)との接続も成功させたいといろいろ試行錯誤してみた。

 

私の最終的な目的は瀕死のiPodClassic120GB君に収蔵されている、110GB程度の曲(14,500曲ほど)をどこかに移植し、それをポータブルの機器でもミニコンポでも聴けるようにすること。いらなくなったデバイスは手放して断捨離につなげたいという思いもあった。

 

まずはPod野郎というフリーソフトを利用してiPod君の中身を一度全て128GBのマイクロSDに移植。そのマイクロSDはそのまま問題なくFIIOM5で使用可能。

 

で128GBをぶち込んだM5を改めて円筒形コンポに接続してみたのだが、コンポちゃんは文字通り沈黙したまま、ディスプレイには「USB READ」の文字がずっと提示されているだけ。

 

それでは、と今度はマイクロSDカードリーダーを購入して、コンポちゃんに接続してみたが、やはり無慈悲な「USB READ」が示されたまま。沈黙に耐えられない私は、今度は今後のことも考えて1TBのUSBメモリを購入して、コンポちゃんに装着してみた。やっぱり拒絶の姿勢は変わらない。交通違反を見つけた白バイ隊員の頑なさもかくやと思うほどの圧倒的な強固さの「USB READ」が表示されたままだ。

 

おいおい、新参者のマイクロSDリーダーはともかく、64GBのUSBメモリはちゃんと受け入れてくれたじゃねーか?なんで僕の熱意をわかってくれないの?ストーカー化する一歩手前くらいの心理状況になった私は、コンポちゃんの全てを知りたいと思い、ネットでマニュアルを検索して、USBメモリに関連する場所を隈なく読んでみた。

 

すると…見つけたのだ、決定的な嫌われ条件を。

 

曰く「USB機器の容量は16GB以下を推奨します。」

 

要するに今までの私の行動は、人間的な本性の問題で嫌われているのに、高価な贈り物をすることで気を引こうとする、金持ちのボンクラ息子がやるような勘違いだったわけね。64GBのUSBを読んでくれたのは、ただの気まぐれなワンナイトカーニバルだったわけね。

 

ちょうど手持ちに16GBのマイクロSDがあったので、適当に曲を放り込み、SDカードリーダーにはめて、コンポちゃんに優しく挿入してみた。果たして、曲は、ちゃんとかかった!次にM5君にマイクロSDを装着し、コンポちゃんと結合してみたら、こちらも曲が再生された。ただし、M5君の方はなぜか1曲ごとに曲の再生がストップしてしまうという謎は残った。

 

いずれにせよ、ようやく目的は果たせた。我流を押し通すのではなく先例や手順をきちんと学ばないとうまくいかないこともあるのだということを深く再認識した一件だった。

 

なお、SDまたはUSBだと曲名が表示されないので、好きな曲やアルバムを選ぶことができないため、コンポちゃんとiPod君は死が二人を分かつまでのパートナーであり続けることが決定した。今回のデータ移植を機に、今まで最高権力者様のWindowsPCのiTuneと同期していたiPod君は私のMacminiのMusicと同期することになった。

 

そして私の手元には、行き場を失った1TBのUSBメモリが一つ居候することになった。まあ、このデバイスの使い道はこれから増えていくことでしょう。