10月に郷里へUターンするので、地元の自治体への転職を考えている。
ただいま願書受付の真っ最中。昨日ほぼ一日かけてエントリーシートと、自己PRを書き上げて、本日提出予定だ。
書類を書き上げるのに丸一日もかかってしまった理由は二つ。まずは内容を考えるのに乏しい脳みそを搾り上げたこと。改めて我が身を振り返ってみると、まあ、アピールすることの少ないこと、少ないこと。アピールできるとすれば、営業での実績と購買でのコストカットくらいしかない。この「実績」は行政の場で活かせるものなのか?という疑問が何度も何度も浮かび上がってくるのを必死で払い除けながら、なんとかPC上のワープロソフトにアウトプットした。
ここからが時間を食った。このご時世だというのに、提出書類は手書きで作成しなければならないのだ。書き文字が汚いと言われることがコンプレックスの一つで、字を手書きする必要がないというのを最大の理由に、大学入学即ワープロを購入し、文書の手書きなど久しくしていなかった私にとっては、手書きでの文書作成は拷問に等しかった。実際に最後の方は手に震えが来て、ただでさえ汚い文字がより幼く、汚い文字となってしまった。書き間違えでもしようものなら、改めて書き直さなければならないという恐怖感から、なんとか書き間違いだけはせずに書き上げたものの、我ながら50歳すぎた人間の書く文字ではないなという感想を持たざるを得なかった。この、文字の汚さだけを理由に書類選考で落とされても仕方がない(苦笑)。
まあ、書く文字をその人間の本性を判断する一助にしようとする考え方には一理あるが、こんなものはさっさとソフト上での作成可にして欲しいものだ。実務上は手書きの書類なんぞは絶滅しているはずだ。もし首尾よく転職が叶えば、まず第一にこの点から改めてやろうと思う(笑)。
一回目の職域接種でモデルナ製のワクチンを打たれてから一週間ほど経過した。接種二日後に微熱と頭痛が出て会社を休んだ。なんだ、ワクチン接種くらいで体調が悪くなるとは、俺も歳食ったもんだ、などと思っていたら、副反応が出ている人間は案外多いようだ。私の周りだけでも3名聞いたし、うち2名は接種翌日に38度を超える熱が出たという。体内の組織が若く、抵抗力が強いほど強い副反応が出るとも聞く。私の副反応は実に微妙なものだ。これも一つの年相応ってことになるんだろうか?
コロナといえば、五輪は、開催か中止かの議論がいつの間にかフェードアウトし、観客を何人入れて開催するか?という議論にすり替わってしまった。
緊急事態宣言解除後の東京ではリバウンドが起こっているし、まだまだワクチン接種も行き届いていない。またワクチン接種が進んでいたイスラエルですらも再度のロックダウンを余儀なくされている。欧州選手権が行われたサッカー場で2000人が感染したとの報道もある。全ての状況は「#五輪なんかやってる場合じゃない」ことを指し示しているように思う。故に私個人としては五輪は中止すべきだと思うのだが、政府並びにオリンピック組織委員会の皆様は、なし崩し的に強行開催に踏み切った。もしやるとするなら、VIPまで含め完全無観客で、スタッフの数も極限まで絞り込む必要があろう。そこまでして開催する意義はなんなのか?結局は金主であるNBCの意向には逆らえないということか?いかに契約があるとはいえ、一国の政府がたかだか米の一企業に勝てないのか?金メダルの数を競う前に、根本的な「国力」を整えるべきだった。
最近、仕事中に音楽を聴くのも少々飽きてきたので、早朝は情報収集もかねてラジオを聞くことにしている。私の郷里はAMはTBSラジオ以外入らない田舎だったので、馴染みのある『スタンバイ』を聞いているのだが、ニュース番組なので扱うネタは毎日違うのは当たり前として、まあ、BGMから番組の基本的な構成から、20年近く全く変わっていない。ラジオのメインユーザーである高齢者にとっては、こういう不変性こそが安心なのだろう。私も、ある種、老舗の味のようなこういう不変性の方が心地よくなりつつある。
さて、本日のスタンバイを聞いていたら、途中で大沢悠里氏がご自身監修の↓の商品を紹介するCMが入った。
私はこの番組が大好きだった。それこそ私が小学生の頃からやっていた番組で、小沢氏一流のややお下品なユーモアに満ち溢れたこの番組は、当時の夕刻を彩ってくれていた。で、早速これは買い求めねば!と思い立ち、ネットで検索をかけてみたら、みるサイトみるサイト「現在品切れで、次の入荷の予定が立っていないため注文できません」という文句が並んでいる。CMまで流しておいて、なんだよ、この始末は?意図したものではないにせよ、結果的には「品切れ商法」と思われても仕方がない状況だ。CMの差し替えは簡単にはいかないというのは理解できるのだが、こんなところまで不変を貫かなくてもいいわ!