脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

井沢元彦

実際にその土地に行って自分の身体を使わないと感じられないことは確かにある 『戦国の古戦場を歩く』読後感

戦国の古戦場を歩く(祥伝社新書232) 祥伝社 Amazon 井沢元彦氏監修による、戦国時代の有名合戦地のガイド本。 織田信長が今川義元を討ち取ったことで一気に戦国の雄にのし上がった「桶狭間の戦い」、武田家が織田軍の最新戦法、鉄砲の三段打ちで壊滅状態に…

「疫病史観」という視点もありかも 『疫病の日本史』読後感

疫病の日本史 (宝島社新書) 作者:本郷 和人,井沢 元彦 宝島社 Amazon コロナ禍も3年目。もはや「コロナ対策を講じた上での生活」が日常に「定着」し、「コロナ前」の日常がどんなものであったのかが朧げになってしまった感がある。 それでも我が日本は世界各…

考えれば考えるほどわからなくなるけど、一つだけヒントをもらえた一冊 『天皇とは何か』読後感

天皇とは何か (宝島社新書) 作者:井沢 元彦,島田 裕巳 宝島社 Amazon 独特の「井沢史観」で知られる小説家、井沢元彦氏と伝統的な宗教から新興宗教まで幅広く研究し、さまざまな形で言及している宗教学者島田裕巳氏との対談をまとめた一冊。題名の通り、「天…

問題先送りは江戸時代からの伝統?それとも確信犯? 『動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実』読後感

動乱の日本史 徳川システム崩壊の真実 (角川文庫) 作者:井沢 元彦 発売日: 2016/05/25 メディア: Kindle版 久しぶりに読んだ井沢元彦氏の歴史書。表題の書では、幕末から明治維新に至る史実を追いかける中で、徳川システムすなわち江戸幕府の「根本思想」の…