脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.130(お題と引き続き荷解きの日々)

今週のお題「読書の秋」

 

昨日一日、内装の業者の方が頑張ってくれたおかげで、クローゼット、靴箱、本棚が完成。これで家屋本体は全て出来上がった。外構と駐車場の完成までにはまだ二週間ほどかかるようだが、ベッドやソファーなども搬入され、いよいよ生活する環境は整った。

 

とはいえ、まだまだ圧倒的な段ボールの山々がそびえ立っており、およそ生活できるような環境下にはない。日中は目一杯荷解きして、夜は実家に帰って、食事、入浴、就寝する日々がまだ続く。ちなみに本日は旧居に一旦舞い戻って、捨て残した粗大ゴミを処理し、ついでに大掃除に勤しまねばならないため、荷解きには一切手をつけられない。今更、旧居のことなんぞ面倒臭い限りだが、こっちはこっちでそれなりに重要だ。残しておけば莫大な費用を請求されてしまう(笑)。

 

さて、本棚が完成したことで、ようやく膨大な山々のかなりの部分を占める書籍類に手をつけることができるようになり、昨日1日で4割ほどを荷解きした。

 

けち臭い私は基本的に文庫化されてから買い求めるようにしていたので、所有する書籍の大半は文庫本と新書だ。ところが、出来上がった本棚は、棚板は可動式ではあるものの「大きな本」を収納する前提で作り上げられていた。そのため、一旦縦ではなく横置きで文庫本を約500冊ほど収納したのだが、流石に見た目がいかにも不恰好。そこで、急遽棚板を2枚ほど追加してもらうことにした。

とはいえ、縦置き二段、奥行き三列という、後ろに入ってしまったが最後、半永久的に日の目を見ないような書物が発生するのは事実だ。読んで、残しておく必要なしと認めた本は、すぐさまブックオフ行きという手段を講じて、徐々に見苦しくない本棚にして行く予定だ。

 

幸いにして、今後は片道二時間以上の通勤時間は発生するし、風呂にも半身浴用の段差がついた。読書する時間はたっぷりある。「紙の本」から優先的に読み進めていこうと、本の山を見直して、改めてそう思った。

 

というわけで無理やりお題への流れを作ったが、私は活字中毒者で、本なしには1日たりとて生きていけない存在だ。以前は、読む本を忘れてしまった場合は駅の売店で売っている本を買い求めて、通勤電車内で読んでいたくらいだ。最近は電子書籍タブレットを常に持ち歩くことにしている。なお、スマホにも電子書籍購読用のアプリは導入してあるので、もしタブレットを忘れても、そっちで読むこともできる。本の実物、タブレットスマホの3つを忘れてしまったら、流石に家に取りに帰る。

 

さて、読書の傾向としては、節操なくなんでも読む乱読派だ。好きな作家(数が多いので書ききれない)の本は全部買うし、気になったタイトルの本は躊躇なく買い求めて読む。以前は大型書店に行くのが楽しみだったし、随分と金も遣ったのだが、最近は本屋に行っても、実物を買う前にまずタブレットで電子化されているか否かを確かめて、電子化されていないもののみを買うというパターンに変化した。買うスピードに読むスピードがついて行っていないので、本が溜まるばかりだからだ。電子書籍なら場所を取らないし、好きな本を半永久的に持っておくこともできる。欲しい本が全て電子化されているわけではない、というのが少々不満ではあるが、それでも八割方は電子で手にはいる。というわけで、今後、家の中の本は減っていくはずだ(笑)。とはいえ、週に二度ほどの出社の度に大きな本屋に寄っては衝動買いしまくる、みたいなことになりそうな公算大ではあるが(苦笑)。

 

ところで、活字中毒者たる私だが、ここ数日はまともに読書できていない。理由は簡単。引越しにまつわる諸事がシンドすぎて、寝床に入った途端に即就寝という日々が続いているからだ。入浴時もしかり。湯船に浸かるとすぐに眠くなってしまうので、タブレットはおろか、紙の本も、いつ湯船の中に落としてしまうか危なっかしくて持って入ることなどできない。

 

したがって、基本的には読後感を記すのがコンセプトのこの駄ブログも身辺雑事の羅列ばかりになってしまっている。私の知的活動の根源は読書にあるので、一刻も早く片付けを終了させて、読書に勤しむ日々を取り戻したい。