脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.157(毎年の憂鬱とお題と業務連絡)

今週のお題「本棚の中身」

 

私の奉職する企業では、毎年社員の意識調査なる催しがある。ま、要するに、仕事に満足しているか、コンプライアンス違反が発生していないかどうかを調べるアンケートだ。

 

この企画自体は悪くない。こうした、意見を述べる場があるだけで社員のガス抜きになる場合があるとは、メンタルヘルスマネジメントのテキストにも書かれていたことだし、会社側もこの調査の結果を元に実際に改善策を打ってきたりもしてきたはずだ。人事考課結果なんかも随分とオープンにされるようにはなった。

 

ただ、私の場合、この催しははっきり言って憂鬱なだけでしかない。私が島流しにあった際の人事異動の理不尽さを訴えても、行きたい部署に行けていない不満を訴えても結局は黙殺されているし、何かの改善につながったとしても、その改善が具体策として示される頃には私はすでに定年で会社にはいないだろう。むしろ毎年毎年、自分の中の不満を思い起こさせられて非常に不快な気分になる。不快になるだけならいいが、結構なメンタルダメージになってしまう。昨日もこの調査に応じた後、高校時代からの悪友と楽しく飲んだのだが、今朝は心のほうが非常に重い状態で、会社を休まざるを得なかった。ちょうど出社日にも当たっていたのだが、夢も希望もない場所に行くのをココロが拒否してしまったようだ。決して、飲み会で染みすぎて調子が悪かったわけではない(笑)。体の方はほぼなんともなかったが、何しろ「今日はダメ」という強烈な感情に囚われてしまったのだ。

 

こんな日は何をやってもダメなので、一日寝床でマンガ本を読んでいた。3冊分ほど書評のネタはあったがブログにも手をつけることができず、夜になってようやく少し持ち直したので明日からの生活のための「リハビリ」を兼ねて、お題とちょこちょこ身辺雑事を書いているところだ。

 

お題にいってみよう。

 

本棚。今更のお話だが、現在の本棚はストックスペースとしては十分な大きさがある。現在手持ちの本を全て収納してもまだゆとりがあるのだ。こういう本棚を持つのが一つの夢だったので、それを叶えたことにはなる。若干、棚の高さの調整が不自由ではあるのだが、電子書籍の比率が高まりつつある昨今においてはほぼ理想の本棚だ。

 

本に囲まれて、十分な広さのL字型デスクがあって、デスクトップ、ラップトップ2台のPCとプリンターと自炊用のスキャナがあり、10万した椅子に座って、好きな音楽を聴きながら知的な活動(会社の仕事も嫌々ながら含む 笑)ができる今の書斎は実に快適な空間だ。こんな空間で過ごす時間の味を覚えてしまったら、会社になんか行きたくなくなるのは当然のお話である。

 

取り急ぎ、旧居から持ってきた本を収納してしまうことを最優先にして、本棚に詰め込んでしまったが、著者のアイウエオ順にするとか、カテゴリーごとにまとめるとかの根本的な整理をしたいというのが今の希望。ただ、それをやり始めると週末を丸々潰すくらいの覚悟が必要となるので、とりあえずは目に見えるところに未読の本を並べておくくらいの整頓しかできていない。死ぬまでに本棚の本は全部読み切れるのだろうか?なるべく紙の本の方を優先的に読むようにはしているがどうなることやら…。

 

最後に業務連絡。

 

TwitterFacebookには投稿しておいたが、5月の末くらいからSPAIAというスポーツ専門のサイトと契約を結び、ライターとしての活動をすることとなった。今の所三本ほど採用された。

spaia.jp

 

spaia.jp

 

spaia.jp

 

二本目と三本目はYahooでも取り上げてもらった。その割にPVが伸びてないが…。今の私には大いに励みになっているのは事実だ。

 

自分でラグビーを題材にした文章を書くようになってから、例えば同じ試合を他のライターはどう書いているのかが結構気になってきたので、今は自分の視点と同じところ、異なるところを心して読んでいる。今のところ、プロの先達たちとそんなに違わない視点で書けてはいるようだ。

 

きちんと取材して書いてる人の文章には、いろんな情報が盛り込めるので深みと広がりが増す。選手本人へのインタビューなどが現状では不可能な私にとっては羨ましい限りだ。逆にいうと、もっと試合を見ていただけではわからないことを書いていただきたいなとも思う。完全な偏見と独断だが、ラグビー関係者はコンテキスト読みが多いので、ニッチな情報がたくさん散りばめられている方が喜ぶような気がするからだ。

 

この他にも別名義でレシピサイトとも契約を結んだが、そっちの方はまだ目立った文章は書けていない。また、ほかに二つ募集に応募したサイトがあるが、一つは履歴書選考で落ちたしもう一つは返事待ちだ。何しろ、今は、一つのことに絞らずにあれこれ手を出してみようと考えている。文筆業に進む足がかりは多ければ多いほどいい。その分抽斗も増やしていかねばならないが、まあ、インプットはそんなに苦ではない。「正しく」インプットできているかどうかは甚だ疑問だが(苦笑)。

 

今日サボった分、明日、お江戸に行く羽目になってしまった。めんどくさいし、往復で疲れも溜まるし、何より会社という空間で仕事をすることは非常に苦痛なのだが、お金をもらっている以上仕方がない。行き帰りでしっかり本を読んで、会社では適当に流してしのぐことにする。