脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記83(窓際サラリーマンは惑い、狼狽える)

先日、今年1年の業務について上司とすり合わせをする機会があった。

 

業務全体に関しては、内容、量とも昨年と変更なし。ただし、部署全体で人手が足りないという空気が漂っているため、2ヶ月後の大規模な人事異動を踏まえ、ある程度業務が増えることも示唆された。

 

まあ、新しく割り振られる仕事の内容や量にもよるが、今のところ時間を持て余し気味なので、新業務に関してはウエルカムではある。マッスルバカとの接点がなければいいな、くらいの希望はあるが。もっとも、接点ができればできたで、隙だらけ、ミスだらけ、段取りの悪さだらけのバカにはツッコミどころが満載なので、「正当に」叱責できるという憂さ晴らしにはなるが(笑)。

 

一つ気になったのが、現部署に来て、5年目という節目に当たるということだ。そろそろ転勤の声がかかってもおかしくない。普段なら転勤も気分転換になって良い、という気分にもなるのだが、今年は何しろ、秋に新しい家を建てて田舎に引っ込むという人生の中でも最大級のイベントが控えている。郷里から通勤不可能な土地に転勤などということになったら、それこそ一大事だ。人事に関するクレームは会社に対しての最大のタブーであるというのは重々承知だが、もしそんなことになったら、今回ばかりは声をあげざるを得ない。こういう時はどこを頼りにしたら良いのだろうか?会社には御用組合しか存在してないしなぁ…。個人事業主の組合にでも頼るしかないか。リサーチしておく必要はありそうだ。

 

上司は半ば笑いながら「おそらく、10月以降の『生活環境』がガラリと変わるような転勤はないと思いますよ」とは言っていたが、最高の実績をあげた直後に最悪の異動で島流しにあい、そこでヒネクレてしまったことが、今に至る転落人生の始まりだと恨み骨髄に達している私にとっては、にわかには信用できない言葉と笑顔であった。

 

先祖伝来のネガティブ思考遺伝子を持ち合わせる私としては、最悪会社を飛び出した場合については考えてみてはいる。田舎であっても需要がありそうだと考えたのが学習塾の講師。これについてはTOEICテストの公認講師の資格取得とエクセルの知識習得を目ざして鋭意学習中だ。TOEICについては2/28に受験予定で、何とかここで公認講師取得に必要な830点を取りたいと考えている。エクセルについてはすでにMOSのエキスパート資格を取得済みではあるのだが、現在ではほとんどその知識は頭の中から消え去っているので、もう一度学び直す必要がある。とはいえ、いろんな誘惑があちこちから降ったり浮かび上がってくる日常の中で意欲と勉強時間を確保、維持するのはなかなかにシンドいことではある。

 

エクセルに関しては日常業務で使う機会が多いので、ここで作業工数の削減につながる工夫を見出して、文字通り、実践を通して知識を深めていくこととしたい。表向きの業務目標の他に、この目的が加わったことで、多少なりとも業務へのモチベーションが高まったのは事実だ。この高まりがいつまで続くのかについては、自分でもよくわからんが(苦笑)。

 

TOEICについては、さまざまな識者が語っている通り、「公式問題集」の問題に数多くあたり、間違ったところは丁寧に解説を読む、という学習方法を続けている。860点くらいまでのランクであればこの方法が一番効果的なのだそうだ。確かに、「900点取得」とか「満点獲得」などという謳い文句が躍る問題集は、難しすぎる問題が多い。こういう問題集に出てくるような問題は出てもせいぜい10〜20問くらい。当面の目標である830点を目指すに当たっては確かに不要だ。ただし、990点を目指す、という目標も持ってはいるので、いずれはこういう問題集も利用する必要は出てくるだろう。まずは830点をクリアしないことには次のステップには進めないのだから、「今」は公式問題集を解くことに注力することが最良の選択である。

 

まあ、私は私の郷里では1、2を争うと言われている進学高校の出なので、地元のナントカ教室に勤めるのであれば、通りはいいだろうと勝手にタカを括っている。大学よりも、旧制中学の流れを組むような公立高校の名前の方が幅を効かせるのは田舎の特徴だ。大学(私はその前の段階の予備校だったが)に行けば、いかに自分の世界が狭かったか、あるいは上には上がいるということを思い知らされるのだが、そんなことにお構いなしに価値を持ってしまうのが、地元での「名声」というやつだ。せいぜい利用させてもらうことにする(笑)。