脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記89(新しい一歩と身辺整理と喜ばしいこと)

なんだかんだで年度末だ。

 

私の所属部署も、年度末に合わせ、物品やら管理期限の切れた書類やらを整理・廃棄するという作業をする季節となった。そんなわけで、一週間ぶりに出社。通勤電車の過密状態を避けるために、6時過ぎには会社に着くように電車に乗る。ちょっと前までは会社についても暗いままだったが、今はちょうど朝焼けが綺麗な頃合いに到着する。

 

春はすぐそこだよなぁ、コロナ云々で浮かれるわけにはいかないけど…、などとほのぼのしていたのは昼前まで。マッスルバカがまたやらかしてくれた。自分の受け持ちの荷物整理をほっぽらかしてとっとと出かけてしまったのだ。マッスルバカに任せるのにうってつけだった、かなりの重い荷物を大型の棚三つ分も残したままでだ。

 

用事ができたのは仕方ないが、後の始末を誰にも頼まずに出かけるとは何事か!そう思ったが、別に腹も立たなかった。小学生レベル以下のやつにまともに怒りを感じても疲れるだけ。バカはバカのままでいりゃいいよ、後で泣き見るのは自分なんだから。

 

仕方がないので、筋トレ不足で鈍ったカラダに鞭打って(笑)、私が全て片付けた。重くはあったが、別に筋肉痛を起こすほどのものではなく、適度に体を動かせて爽快だったし、途方に暮れていた女性陣からは非常に感謝されたので、図らずも私の株が上がる結果となった。怪我の功名ってやつだ。少なくとも当日一緒に作業していた皆様の心の中では、マッスルバカには無責任男って枕詞がついたはずだ。往年の植木等氏が演じたような痛快な無責任男ではなく、文字通りの無責任男だよ、念のため(笑)。

 

年度末ってのは、入試の合否により悲喜こもごも分かれる季節でもある。私の親戚では音楽系の大学への入学を目指していた子が見事に合格した。喜ばしいことだ。音楽系ってのは当然のことながら、お勉強の成績よりも音楽の実技が重視されるのだが、本人の感覚としては、実技の試験はうまくいかなかったようで、かなり落ち込んでいたという。何はともあれ、受かってよかった。自分の目指す道への第一歩を順調に踏み出すことはできたのだから。あとは本人がいかに努力していくかにかかっている。大学の名に溺れることなく精進していって欲しいと思う。それなりに名の知れた大学には入ったものの、入学以降は、自主的に総合レジャーセンターとみなしてしまい、全く努力をしないままに社会に出て大いに後悔している私の実体験から、リアルにできるアドバイスはこれだけだ。

 

ところで、音楽系大学の受験に際しては、実技のコーチを受けた「恩師」にはそれなりの謝礼を支払うことが慣習としてあるらしい。今回合格した子はその親戚の家では音楽系の大学に進学した初めての人物であるため、親には謝礼に関するノウハウが全くない状態。そんなわけで、大学では教育学の一環としての音楽教育を専攻し、結婚するまでは教鞭も執っていた、当家の最高権力者様に謝礼の「相場」の問い合わせが来た。彼女も自身の受験に際しては特定のコーチに教えを乞うたことはないそうで、相場についての知識はほぼ無いに等しかったが、蛇の道は蛇というわけで、大学受験用の実技をコーチしたりもしている友人に問い合わせてみた。当然のことというべきか、やはり、いろんなケースが考えられるらしい。特に重視されるのが、そのコーチの現状の肩書き(いわゆる音楽教室の先生なんかが一般的だが、中には大学教授なんかに教えを乞う場合もあるとのこと)と、大学入学後も継続してコーチを受けるか否かの二点だそうだ。親戚の子の状況をヒアリングの上、ただ今、最高権力者様のご友人にリサーチいただいている状態だ。結構な金額になりそうな気配ではある。

 

私自身も、少し前に進めた。Google AdSenseの審査に通ったのだ。このブログを始めた当初はほぼ毎日のように申請していたのだが、「お客様のサイトにリーチできません」というメッセージばかりが表示されて、そこから先に進まなかったのだ。ポリシーのページも準備したし、連絡先も表示した。アカウントの設定もマニュアルにある通りにしたのに…。ネット上を飛び交う噂によると「はてなブログGoogle AdSenseとの相性が悪く、なかなか承認されない」とされており、じゃ、別のブログに移籍すればいいのか?と悩んだりもした。今回は色々悩むのが面倒くさかったこともあり、「リーチが確認できないままでも審査続行」みたいな主旨の選択肢を選んでみた。画面上には「審査には二週間ほどかかります」みたいな文言が並んだので、気長に待つつもりでいたら、なんのことはない、一週間もしないうちに、「審査に合格しました」というメールが届いた。細かい条件については、改めてマニュアルなりFAQなりを読んで設定し直そうとは思うが、何しろ審査には無事通ったのだ。ブログのサブタイトルに銘打った「プロブロガーへの道」にようやく第一歩を刻むことができたのだ。このことだけで、この週末は少し気分が晴れやかだ。

 

親戚の大学合格と、私自身のGoogle AdSense合格のおかげで、マッスル「無責任男」バカからかけられた迷惑に関する怒りを消すことができてよかった。この二つの慶事がなければ、マッスルバカをひたすら罵倒する文章を書かざるを得なかっただろう(苦笑)。