脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記65

巨人が二年連続、通算四十七度目のリーグ制覇を果たした。

 

現状チームはけが人の続出もあって5連敗中と最悪の状態で、昨日の試合も引き分けだったが、マジック対象の中日、阪神が勝手にコケてくれて転がり込んできた印象になってしまった。9月までが圧倒的な強さだけに、息も絶え絶えと言う状態で逃げ切ったかのイメージがまとわりついてしまったこの優勝は残念だ。最後くらいは勝って決めて欲しかった。

さて、後は日本シリーズだ。相手はまだ決まっていないが、最近のチーム状態からいうと、リーグ優勝したソフトバンクがそのまま出てきそうな勢いだ。一時二位ロッテにゲーム差なしまで追い詰められたが、そこから12連勝して結果的に巨人よりも早く優勝を決めてしまった。この勢いは侮れない。しかも巨人は、中継ぎエースの中川、同じく中継ぎの柱大竹、ベテラン亀井がシリーズに間に合うか否か、不明な状態だ。吉川、松原の若手も疲れからか精彩を欠いているし、抑えのはずのデラロサは首脳陣の信頼を失ったまま。悪い材料しか見当たらない。

短期決戦は何が起こるかわからない、という「言い伝え」を一縷の望みにするしかない状態だ。もちろん応援はするけどね。

 

巨人といえばドラフトでは、本命の近畿大学佐藤選手を、くじ運の極端に悪い原監督が外してしまった。ハズレ一位は亜細亜大の平内投手だったが、ここ数年、ハズレ一位の大卒投手は軒並み討ち死状態。こちらの方も嫌な流れを引きずらなければ良いが…。まあ、坂本に代表されるように、ハズレ一位のほうが本命よりよほど働いている例も少なからずあるので期待はしておきたい。坂本といえば、育成で、坂本勇人という同姓同名、読み方も全く同じという選手が指名された。以前日本ハムに「田中幸雄」という同じく同姓同名読み方も同じな選手が二名在籍したことがあったがその時は先に入団した選手の方を「田中幸」、もう一方を「田中雄」と書き分けたはずだ。今回も「坂本勇」と「坂本人」になるんだろうか。「坂本人」が出現するようなら「育成の巨人」本物だ。

 

先日、週一の通勤時に電車内でモヤモヤ発生。

 

私のすぐ近くに乗り込んできた、髭面のおっさん、マスクをずり下げて、口も鼻も両方露出させていた。その時は「あ、マスクが口も鼻も覆ってないことに気付いてないな。朝も早いし、まだ眠いのかな?」くらいに考えていた。しかしながら、いくつか後の駅で電車が停車した際、そのおっさんは降りて行きながら、マスクで口と鼻を覆った。使い方が逆だろう!!って突っ込みたくなったが、私の降りる駅ではなかったので、そのままスルーした。マスクは、もちろん外気からのウイルス感染を防ぐ効果もある程度はあるが、それ以上に、自分が持っているかもしれないウイルスを拡散させない効果を期待して装着するもの、というのが、コロナ禍以降の「常識」のはずなのだが、このおっさんは見事にその逆をやってくれたのだ。おっさんはおそらく「自分はコロナウイルスなんか持ってない。感染の危険性のある場所には行ってないし、症状だってない」とでも考えて、あのような行動を取ったのだと思うが、どこから感染するのかわからないのが、コロナウイルスの怖さなのだ。きちんと検査した次の瞬間に感染することだって十分にありうる。自分だけはかかっていない、などとは誰も言えないし、仮に移してしまったら、移されてしまった人の生命の保証はできないというのがコロナウイルスなのである。そういう意味では、このおっさんの行為は未必の故意による大量殺人だと言ってもよい。まあ、少々大袈裟に過ぎるが、そう言われても仕方のない行為であるとはいえよう。やれやれ、こんなことをいちいち気にしなければならない日常からは早く脱出したいものだ。