脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記64

来週明け早々2020年度のドラフト会議が開催される。

 

今年はコロナ禍で春夏の高校野球全国大会が中止となったため、いわゆる「甲子園の星」は存在せず、人気者より実力者が指名されるドラフトになりそうだ。

 

良くも悪くも高校球児の夢である甲子園。そのために特に夏の大会は、酷暑の中、高い素質を持った選手を連日にわたって酷使する結果を招いてきた。ドラフト指名されてプロに入っても大成せず、「高校時代が一番よかった」などと言われて消えていく選手は数知れず。

 

プロ入り後、期待されたほどの成績を残せない1番の原因は故障だろう。そしてその故障は高校時代のオーバーワークに端を発するものが少なくない。今年は甲子園大会がなかったことで、結果的には高校生たちの肉体を保護できたのではないだろうか?せっかく今年は甲子園大会がないという稀有な年を過ごしたプレーヤーたちが多数出現したのだから、この「サンプル」をうまく調査して、甲子園大会の悪い側面を洗い出す材料にすべきではないだろうか?選手寿命、プロに入ってからの活躍度、故障の多寡などなど興味深い結果が得られそうな気がする。無論、ダメージの少ない肉体を持ち得た素材が存分に活躍して、レベルの高いプロ野球を魅せてくれることにも大いに期待している。

 

10/20のヤクルト-巨人戦の9回裏二死一、三塁の場面で抑えの切り札、デラロサを降板させた原監督の采配が球界に細波を呼んだ。

巨人一点リードで迎えたあの場面の打者青木の「危険度」とデラロサの「信頼度」を比較した場合、確かにデラロサの信頼度の方が低いというのは否めないが、デラロサはああいう場面をまかせ切るプレーヤーであるはずだ。シーズン終盤の重要な試合とその後に控える日本シリーズという大舞台を前にここで信頼度の低さを天下の元に晒すのはいかがなものだろうか?

来るべき大舞台に向けての愛の鞭というか、カンフル剤というか、気合の注入のためのビンタというか、そういう効果をもたらせば良いのだが、デラロサのプライドを傷つけただけ、という結果になるかもしれない、大博打だった様に思う。翌21日の試合にはデラロサの出番はなかったので、この効果の程はまだなんとも言えない。最悪、日本シリーズでは菅野にフル回転してもらうしかないか。どうせ日本球界に関して一区切りつけるシーズンなのだから。

 

肝心の試合は、次に出てきた大江が青木に四球でピンチを広げ、その後を継いだ田中豊樹は山田にやはり四球を与えて押し出し。延長戦でも決着がつかず、1-1のドローに終わった。せっかくの大博打だったのだから、勝って欲しかったけどね。ま、デラロサの奮起に期待するとしよう。シーズンの動静には大した影響はないが、日本シリーズを制覇するには必要な戦力であることには間違いない。

 

11/1にメンタルヘルスマネジメントI種の試験を控えているのだが、なんだかやる気が起きない。選択問題の方は、過去の蓄積でなんとかなりそうなのだが、最大のネックである論述問題の方に取り掛かる気が一向に起きないのだ。「やる気はやり始めないと出ない」という法則に則って、なんとか選択問題にとりかかって勢いをつけて論述問題用のお勉強へ、と雪崩れ込みたいのだが、30分も選択問題の問題集をやるとそれだけで疲労困憊して問題集を放り投げることに相成る。困ったもんだ。内なる「今年はコロナだからしょうがねーじゃん」という声と戦うのは難しい。会社の仕事関連ならいくらでも言い訳にしてやるんだけどね(笑)。自分でやろうと決めたことに言い訳してどうすんだ、まったく。