脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

々日記Vol.171(休職日記8多少お題に引っかかりあり)

今週のお題「変わった」

 

世の中春だ。

 

桜は早くも散ったが、いろんな花があちこちで咲きほこっている。猫は愛の歌を毎晩奏でるし、虫の活動も活発化した。庭に水を撒くとカエルが飛び跳ねる。大きなランドセルに背負われている小学1年生の姿もそこここに見受けられる。いくつか制度が変わったり、年度替わりで請求が来たりもした。

 

世の中春だ。

 

とはいえ、私の状況はあまり変わらない。6月の末までは休職するので、そこに向けて、規則正しい生活を送ろうという気持ちだけはあるのだが、以前の休職の時のように、朝早く起きてまずトレーニングから一日が始まるというような生活パターンになかなか持っていけない。

 

文筆活動の方も、一つ契約が終了した。で、もう一つの方は一本書いた後のおかわりがまだ来ない状態だ。昨日、次なる契約獲得に向けてのテストライティングを1本書いたが、返事が来るのは2、3日後のようだ。今までに書いたことのない内容で、知らなかった知識を得られたという副産物はあったが、その、得た知識を活かす場はおそらく今後の人生においてはないと思う。TVのコメンテーターにでもなれれば別だが(笑)。

 

私の生活の中で変わった、というか変えたことは一つ。今までバレットジャーナルという手法でその日にやるべきことを逐一書き出して一つ一つ潰していっていたのだが、毎日異常に積み残しが出た。ひどい時は翌日もそっくりそのまま同じリストが使用できた。この「積み残し」というやつは結構厄介で、「できなかった」という罪悪感を引きずってしまい、それが「あれもやらなきゃ、これも終わっていない」という「忙しい病」につながり、ますます何もできなくなるという悪循環を産む。ここ1ヶ月ほど、私は典型的な「忙しい病」に罹患し、せっかくの書斎はゴミで溢れかえるわ、ギリギリまで原稿に取りかかれずに、締切においまくられて生活リズムは崩れるわ、ヤケ酒の量ばかり増えるわで、休養どころかもっとメンタルの病が進行するようなことばかりを繰り返してきた。というわけでちょっと前にネットの記事で見かけた方法を取り入れることにしたのだ。

 

その方法とは、

1.TO DOリストの項目は5つに絞り込む

2.5つの項目を重要度で順位づけし、重要度の低いものから取り掛かる

というもの。

 

バレットジャーナルの一つの効用は、ヌケモレの防止なので思いついた項目はとりあえず全部書き出すが、その中から5つを選んで「今日」の行動を絞り込み、重要度の低いものから始めてやる気を高めていく、という一連の動きは今のところうまくいっている。無秩序にやることを書き出しても焦るばかりなので、絞り込む、という方法は有効のようだ。

 

もう一つ。これは変えたことではなく、変わったことだ。

 

祖母の遺産の整理が進みそうなのだ。祖母はもう20年以上前に死去しているが、持ち家と土地の名義人は依然として祖母のままで、そのことで相続の問題がややこしくなっていた。つい最近、長い間音信不通だった、現在その家に住んでいる従妹と話ができたことで、解決までの筋道が見えてきたのだ。実際に会って話をしてみたら、事前の予想ほど従妹は頑なではなく、私の提案をかなり前向きに捉えてくれたのだ。従妹のダンナの意向もあるし、もう一人聞かん坊の従弟もいるので、まだまだ一波乱も二波乱もありそうな気配ではあるが、今までの全く解決の糸口も掴めなかった状況からすればかなりの進歩だ。そのことも私のメンタルにとってはかなり良い影響を及ぼしている。

 

そんなわけで今週の週明けは少し気分が軽い。今日も、やることを5つに絞り込んで、その5つをやり切ることを心がけて行こうと思う。