脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.140(お題とあといくつか)

今週のお題「買ってよかった2021」

 

ここのところ、やりたくもない会社の仕事は忙しいわ、ミスは続くわで精神的ダメージが酷く、ブログの更新もままならなかった。一応ネタはいくつかあるのだが、まだ、腰を据えて物書きに励めるほどのエネルギーは復活していない。とはいえ、あんまり未更新の状態が続くと、ただでさえ少ない読者の皆様から見放されてしまう…。

というわけで、こういう時の常套手段「お題」に縋ってみることにした。

今年のベストバイはなんたって新居だ。一生に一度のデカい買い物だし、出来栄えにも満足している。まあ、細かいところには色々不満がないわけではないのだが、そういう不満を解消すべく工夫を凝らすのが、「家を創り上げる」ことの醍醐味なのだろう。

さて、新しい家に関しては、とにかく整理整頓をキチッとして、欲しいものが欲しいときに瞬時に見つけられる状態を作り上げることを心がけている。そんな中で買い求めたのが以下の二つの品物。

 

 

これは1階にある小さい方の納戸の整理に役立っている。ダイソーで500円したコンテナを駆使してさまざまな雑物をカテゴリー別に分け、一目みてどこに何があるかがわかるような状態になっている。何かをやろうと思った場合に、そのために使う道具を探す時間ほど無駄なものはないし、またイラつくことで余分なストレスを生む。引っ越し後の荷解きが済んでいない状態なんぞはその典型だったのだが、今は時間のロスもストレスも格段に減った。ささやかながら家を持ったことへのよろこびを感じられる一瞬である。

同様にこちらもなかなかに使えるグッズだ。

 

 

引き出し式ではなく、前の壁面が下に倒れるようになっていて物の出し入れに便利だ。プラスチック製の引き出し型収納器具は、上に重いものを置いたりすると歪んで引き出すたびに無用のストレスを産んだりするが、それがない。また透明なので何が入っているのかも一目瞭然。現在のところ、工具類や電池など思い立ったら即座に使いたい、というツール類を収納している。壁に何か取り付けたり、小さな家具類を組み立てたりという作業がほぼストレスフリーに行えるということは大きな効用である。

 

次に、ここ数日のストレスに満ち満ちた会社の仕事を通じて感じたことを少々記しておく。

 

実は、ここ二週間でとあるプロジェクトに関し同じミスを二度繰り返してしまった。一度目はともかく、二度目は十分に気をつけていたはずだったのに結果的には同じミスとなり、関係者一同を大いに慌てさせてしまった。まあ、二度目の件は結果的になんの支障もなく業務が回ったので笑い話(半分は呆れ笑いだが…)で済んだ。

 

一番の原因は私の確認不足にあることは間違いないのだが、一方で上司をはじめとする周囲のフォロー不足も否めないと思う。何も責任逃れをしているのではない。私は引っ越しに際し二週間超の休暇を取っており、その期間もこのプロジェクトは当然進んでたのだが、一番根本的な認識を共有化する場がなかったのだ。確かに資料は渡されたし、社歴だけは堂々たるベテランなのだから読みゃわかるでしょ、という理屈は成り立つが、私にとっては初めての業務であるし、新規に任された仕事以外に従来から担当していて私がやるしかないという仕事もかなりの量があって、落ち着いて考えて、一つ一つを確認していく、という作業をやる余裕はなかったのだ。客観的に考えて、そこは周りからのフォローがあっても良かったのではないかと思う。フォローらしきものがあったとすれば、メールの宛先の範囲を広める指示があったことくらいだけ。この辺は組織の問題として考えるべきお話だと思う。十分反省もしてますよ(笑)。

 

ブログを更新することが疎かになった原因はもう一つ。書斎を整理する際に山ほど反故紙が出て来たので、それを適当な大きさに切って、そこに思いついたことを片っ端から書いていくという作業をするようになったからだ。この「紙に書く」という行為は、公の場には発表できないようなことまで吐露できるので、ちょっとしたカタルシスにつながりはするのだが、反面ブログを書こうという意欲までをも満足させてしまうのだ。今までならブログに書いていた不平不満を紙が吸い取ってくれているというわけだ。使っているのも万年筆なので文字通り吸い取ってくれている(うまくねーな。三平か、俺は?)

まあ、思いもよらぬアイデアが出て来たりすることもないわけではないので、しばらくこの乱読ならぬ「乱書」は続けていきたいと思う。同じことを何度も繰り返し書いたり、この場に書くには恥ずかしすぎることまで書いていたりするが、これも素直な心情の発露であり、精神状態を良好に保つためには有効であると思う。