脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.121(不要品処分あれこれ)

自治体による検査の日程の関係で、当初予定より引っ越しが一週間後にズレたものの、荷出しの日まであとちょうど1ヶ月。準備にも本腰を入れなければいけない時期になったきた。

 

最高権力者様も積極的に動き始め、現住所の自治体の処理場に粗大ゴミを持っていく第一回目の日程と、その際のアイテムのセレクトを済ませた。一旦動き始めると、まあ、私に対しての要求水準が高まること高まること。片付けやら、ブログ書きの合間にちょっとでもゲームに興じていようものなら「あれはどうなった?これはどうなった?」と矢継ぎ早にいろんな懸案事項を吹っかけてきて、必ず最後には、「あんたはちっとも動こうとしない!!」吐き捨てなさる。

 

ちょっと待てよ。処分という判断を下す前に、幾らかでも金にしようと、中古家具の買取屋にいくつもコンタクト取ってるし、引越し業者の手配はしたし、会社に報告すべき変更事項だって全てやったんだぜ。色々やらなきゃいけないことが山積みなのは俺だって理解してるけど、何も秒刻みでこなさなきゃいけないものでもないはずだぜ。買取業者なんかは反応待ちってともあるんだし…。

 

こっちもこっちで、私が何もやっていない、という言い分にはカチンと来たので、やったことを全てまくしたて返して、「これ以上何をすべきなんだか、言ってみろよ」とトドメを刺した。そこで一旦はお互いおさまったが、こういう時の恨みってのを後々まで取っておくから当家の最高権力者様は恐ろしい。いつかどこかで寝首をかかれるに違いない(笑)。

 

前々回の投稿でも書いたが、三連休の前に、最初にコンタクトを取った家具の買取業者からは、写真を送った時点で買い取れるものはないとの返答。まあ、使っていた年数が長いからねぇ…。そんなに高級な物でもないし。高級な物なら持っていくっつーの。

 

で、三連休中には会社を通じて頼んだ引越し業者が見積もりをしに来宅。さまざまな収納スペースが備え付けられているので、収納用品はかなり処分するのだが、それでも持っていくものは多い。

「大きな家具が多いのでトラック一台では運びきらないかも…」というのがご担当の方の言。現住居にはなんだかんだで十年以上住っていたので、いろんなモノが溜まってしまっている。利息が貯まるのはいいが、モノは溜まってしまうと、文字通り身動きが取れなくなる。軽々に転居できなくなるし、処分に金もかかるからだ。まあ、次の住まいは終のすみかなので、今後は動く必要はなくなる(はずだ)し、周囲に迷惑さえかけなければ「ゴミ屋敷」にしようがどうしようが当家の勝手だ(笑)。後日届いた見積もりでは費用は30万弱…。ああ、モノ要りだ。自己都合だから会社からの応援もないし…。

 

お次の来訪は、リサイクル業者。近所にある、独立系だが、比較的大手のリサイクル業者に古いスーツケースを持っていったついでに見積もりを依頼したら、その日の夕刻には来てくれるというお話になった。

 

で、見積もりに来た担当者氏は、見積書に次々と金額を書き込んでいく。「お、結構いい値段で買ってくれるな。金かけて捨てるのは馬鹿らしいし、もったいなくもあるから、幾らかでも金になりゃそれでいいんだ」と喜んでいたら、なんとその金額は廃棄処理にかかる金額だった。つまり買取対象になるような品はなかったということだ。一つか二つは売り物になるだろうと考えていたのだが、現実は厳しい。中高年の再雇用と同じくらい中古家具のリサイクルも難しいということだ。まだまだ使えるのにねぇ…。ちなみに最初に持っていったスーツケースも引き取ってもらえなかった。スーツケースも「持っておくもの」ではなく「借りて使うもの」というカテゴリーに入ることが一般化しているのだろう。「ウチでは久しく売れていないので、仕入れられませんね」というのが担当者氏の言。さらにいえば、スーツケースが必要な海外旅行なんぞいける時期じゃないってのも影響していると思う。

 

ダメもとで三つ目の業者に声をかけ、今週末の来訪を待つことにした。望み薄ではあるが、一つ分でも二つ分でも処理費用が減れば、儲けものだ。

 

なお、他の用件で移住先の公共サービスを調べていた最高権力者様からは、移住先の自治体の粗大ゴミ処理料金が格安であるとの情報も入った。であれば、一切合切持っていって、転居先で処分するというのも一つの手段だ。向こうに持っていく運賃と、その後の手間を考えるとどっちが得なのか?しばらくは比較検討する時間が必要だ。まだ猶予はある。

 

今週末には引越し業者からの段ボール(100枚!!見積もりにきた担当氏が70枚という私の予想を即座に覆した)も届くし、いよいよ引っ越しという一大イベントが開幕する。荷造りも荷解きも大変な重労働だが、ワクワクもしている。