脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記120(必要な物と不要な物の数々)

新居の完成までいよいよあと二週間。新居での新しい生活を楽しみにも不安にも感じながら、落ち着かない日々が続く。

 

ただいま取り掛かっているのは、現住所における各種契約の解除と、転居後も継続する契約の住所変更の準備、引っ越し業者の手配、不用品の処理、新居で必要な品々の選定と購入だ。

 

まずは、現住所の解約。後片付け等々のことを考えて10月末日までの契約とした。

今までの引っ越しはほとんどが会社都合によるものだったので、一週間ほどの期間の中で慌ただしく片付けから荷造りから掃除までやらなければならなかったが、今回は持ち家である終のすみかへの引っ越し(つまりは家族としては最後の引っ越し…のはず)であり、かつ、休暇も十分にあるので、後腐れがないよう隅々までチェックして、1円でも多くの敷金を取り戻したい(笑)。また、不用品の買取や、粗大ゴミとなった場合のゴミ出しについても余裕を持って臨める。不用品は引き取ってもらうだけでもカネ取られるからなぁ。特に東京の場合はバカ高い。

不要家具のお話が出たところで、現時点で新居に持っていく予定のない家具を買い取ってもらうために業者にコンタクトを取ってみた。ネット上の評価が高いところにまずメールしてみたのだが、何でもかんでも買取査定に来てもらえるわけではないらしく、1回モノの写真を送れ、という要請があった。というわけで送ってみたら、見事に全ての家具が買取対象外という返事が来た。まあさほど高い家具ではないし、買ってからそれなりの期間経っているから仕方ないのだが…。諦めずに別の業者にもアタックしてみることにする。いくらかでも返って来れば文字通り儲けものだ。

 

で、当初不用品としようとしていたモノの中からいくつか持っていくことに変更したモノも出てきた。

 

まずは現在使っているダイニングテーブルと椅子二脚。私の郷里は最高権力者様の郷里でもあり、両家の親と義兄家族とで最低でも8名になる。新居ということで、その他の親戚たちも顔を見せることが少なからずあるだろう。しかしながら、新しく買い求めたダイニングテーブルでは最高でも6名しか対応できない。よって、予備のテーブル・椅子として、物置入りすることが決定した。

 

もう一つは、私が専用に使っているタンスだ。現在、カジュアル衣料を全てぶち込んであるのだが、それだけでは足りずに、間に合わせの家具にラグビー用品を溢れんばかりに詰め込んである。当初はこの間に合わせの家具を持っていき、タンスは売ろうと思ったのだが、前述の通り売れないことが分かったので、同じ捨てるなら間に合わせの方を捨てることにしたのだ。なおカジュアル衣料はウォークインクローゼットに収納するので、今度はこのタンスにはラグビー用品を詰め込むことにする。

 

買うモノの方に移ろう。

 

まずは最高権力者様念願のベッド。最高権力者様は畳に布団を敷いただけでは腰が痛くて仕方がないのだそうだ。とは言っても、今のマンションの間取りを考えると、ベッドなど入れるスキマがない。仕方なく、ずっと痛い腰を抱えたままだったのだが、新居にはそれなりのスペースの寝室があるので、めでたくベッドの導入となったのだ。TVで宣伝を打っているメーカーのショールームに行って、色々お話を聞いた上で、満足のいく品質のものを選んだ。その分お値段も結構張ったが…。腰痛でマッサージにかかったり、その影響で別の病に罹患するよりは安い出費なんだと思うしかない。ま、私も便乗して同じメーカーのベッド買ったんだけどね。ちなみに私も腰を痛めたことはあるが、その際は医者から「なるべく固い場所で寝ろ。本当は畳に直に寝るのがいいんだが、それだと保温性に問題があるから、なるべく薄い布団でいい」と言われた覚えがある。爾来、ずっとせんべい布団で寝ているが、腰痛はラグビーの試合の後などの一時的なものを除けば発症したことはない。体質の違いとか、スポーツ由来か否かの違いなんだろうけど、なんとなく釈然とはしない。二人がそれぞれ質のいい睡眠を摂れればいいだけだから、これ以上気にはしないことにする。

続いては洗濯乾燥機。現在は騒音とか振動の問題で縦型のモノを使用しているが、ドラム式のものに切り替える予定。最高権力者様曰く、ドラム式だと乾燥に違いが出るそうだ。一度僻地に島流しにあった際にドラム式を購入したことはあったのだが、その際買い求めたのは、後々悪評ふんぷんだったS社製。同社が初めて開発したドラム式洗濯乾燥機だったこともあって、いろんな不具合が発生したし、使い勝手もよくなかったため、また縦型のやつに戻したのだった。今回は、イイものをしっかり選ぶことにするし、戸建てなので騒音や振動も、現在よりは気にする必要はなくなる。

 

お次は、電子レンジ。現在のものは小型で、オーブンの機能があまり高くないもの。最近ホームベーカリーでパンを焼くことに興味を持った最高権力者様が、ロールパンのような小さめのパンを焼くことをお考えになっており、オーブン機能の充実したものを買う予定。姪っ子ちゃんに食わしてやりたいという一心からである。姪っ子ちゃんの喜ぶ顔が見られるのなら私も両手を上げて賛成だ。

 

最後はTV。当初は寝室にプロジェクターを置く予定にしていたのだが、プロジェクターだと、ベッド脇に置くスペースを作る必要があり、そうなるとベッドサイドのテーブルを複数備えることが必要になりそうな気配で、それなりにいいものを買おうとするとTV1台分くらいはかかってしまう。ならば、寝室に今使っているTVを置き、リビングには今よりも大きなTVをもう一台据え付けた方がいい、という結論に達した。滅多にあることではないが、私と最高権力者様の観たい番組がかち合ってしまうとかいう事態の解消にもなるし、余分な家具を増やすことなく、今ある家具の使い回しで対応できたりもする。無闇にモノを増やすよりは、今あるモノを最大限に活用した上で、それでも足りない部分を補う、というのは理にかなった考え方ではある。そもそもTV2台も必要ねーだろ!ってお話が一番、ごもっともではあるがね。

 

なんてなことを、下書き保存しておいて、さて投稿しようかと思ったら、一件重大な事実が判明した。なんと、当初予定していた引っ越しの日程だと、引き渡しに必要な審査が間に合わないのだ。というわけで、休暇の取得予定を一週間後ずらしにし、引っ越し業者にも日程の変更を告げ、当初想定の日程に基づいて搬入予定だった新規購入の家具の納入日程もそれぞれ一週間ほど後ずらしにした。長雨の影響とか、下水道の開通とかで、予定がずれてしまったかららしい。早いうちにわかってよかった。新しく家を建てる際にはこういうことまで想定しとかなきゃいかんのだな、と改めて思わされた。この教訓を活かす「次」の機会がないのが残念なので、ブログに書き留めておくことにする。