8月末に傷病手当金支給満期のため打ち切り、という通知が来たため、いよいよ文筆仕事で生活費を稼がなければならない、という決意を持たざるを得なくなった。そんな訳で、こういう時の常、Kindleの書籍検索欄に「ライターになる」とか「ライターで稼ぐ」とかいうワードをぶち込んで関連書籍を調べた際に引っかかったのが標題の書。ちなみに「ライターで稼ぐ」というワードでは、いわゆる火をつけるためのライターの高級品のムック本なんかがずらりとヒットした。別に転売ヤー目指してるんじゃねーっつうの。高級ライターについて書けって依頼ならいくらでも承りますがね(笑)。
それなりにライターとしての実績を積んできた今になってこのテの本を改めて読んでみたのは何故か?まずは題名にもしたとおり、初心に帰るためだ。今までは会社から安定した生活を営むのには十分な捨て扶持をもらって、小遣い銭稼ぎのつもりで気楽にライターを続けてきたが、これからは生活費を稼がねばならぬ境遇に入るのだ。俗にいう、褌を締め直すってやつだ。もっとも、会社からは傷病手当金という名目ではないものの、まだお金は支給されるらしいので、いきなり極貧生活に入る心配は無くなったのだが。しかしながら常に生活費を稼ぎ出すための仕事を見つけるという心構えだけは持っておかねばならないと思い定めたのだ。
もう一つは、最近、案件に応募しても跳ねられてばかりなので、もう一度自己アピールをやり直さねばならないと感じたこと。私の今までの活動は、ライターを募集しようというクライアント様にはさほど魅力的なものではないという事実を突きつけられてしまっているのが現状。どんなジャンルでも、どんな案件でも任せて貰えばそれなりの文章を書き上げられるとの自負はあるものの、それがアピールに結びついていないのだ。で、どうすればうまくアピールできるのかについて何かヒントがないかと思っていたところ、長ったらしい副題に私の要求ズバリの文言が並んでいたというわけだ。
読んでみた感想としては、まあ、それなりに役に立ちそうなノウハウはあったように思う。今後はこの書に書いてあるノウハウを参考にもう一度自己アピールを練り直してみようとは思っている。また、初心に帰るという目的もそれなりに達成されたとは思う。
書かれた時期がやや前だったせいか、この本で初心者におすすめとしていたソーシャルアウトソーシングのサイトの一つはすでにサービスを停止していたりもした。そうなると、この本に書いてある情報やらノウハウやらは、今現在のニーズにマッチしていないのではないかという疑問も湧いてはきたのだが、何しろまずは気持ちを新たにできたこと、今のアピール方法を見直してみることを検討する気にさせてくれただけで、この本を読んだ価値はあった。診断書のおかげで今年いっぱいはまだ休職期間がある。この間に精進を続けていきたい。