脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.172(休職日記9)

お題「わたしの癒やし」

 

とりあえず、少しでもブログの読者を増やしたいというスケベ心から、お題スロットをぶん回して、この駄ブログに無理やり結びつけたのが「わたしの癒し」。お題とは裏腹に私の癒やされない日々を綴ろうと思う。

 

昨年は年初に伯父が死去。そして母の衰えが徐々に進行していき、年末に来て、二度目の特殊詐欺被害に遭ったために、介護施設入り。年末は私自身も帯状疱疹に見舞われるなど体調不良が続いた。暮も押し詰まってから、義父が死去。本当に一生分の厄介事が一気に襲ってきた。

 

年が明け、母は恐らく終の住処になるであろう介護付き老人ホームに入居。伯父の死去に伴う遺産相続関連についても、従姉弟たちとの調整にようやく目処がつき始めた。叔父の一周忌も済ませたし、義父の49日法要も済ませた。私のライティング稼業への移行についても徐々に進みつつある。

 

さまざまな煩わしさからようやく解放されそうだという希望的観測が持て、しっかり休んで、今後の自分の生活の各局面に取り組んでいこうと考えていたのがGW突入前。

 

ところが、GW突入直後くらいから、最高権力者様が体調を崩された。ひどい頭痛が続いているというのだ。最高権力者様は宵っ張りの朝寝坊で、下手すると、TVを観ながらリビングのソファーで朝まで寝てしまうことがある。「寝るときはちゃんとベッドに入って、きちんと布団をかけて寝ないと、本当の休養にはならないから、TV観ながら寝ちゃうのならちゃんとベッドに入って寝ろ」と何度言っても聞かない。しまいには「早起きできる人と、夜更かしする人は遺伝子レベルで違う人間」とかいう学説まで持ち出して、自分の行動を正当化していた。そういうツケが回ってきたんだよ、と内心では半分思ったが、痛みがひどそうなのは心配だった。

 

で、世間的には連休中だが、診察してくれる医者もいるという昨日の土曜に、脳神経外科を受診。MRIなどなどを受けた結果、後頭神経痛という診断が下った。片方だけを下にして寝続けたりすると、よく起こる症状だそうで、薬をきちんと服用しておけば一週間ほどで治癒するものだとのこと。ちょうどGWの初っ端に発症して、医者が軒並み休みだったもんで、ずっと痛みに襲われていたのは可哀想だった。どうせどこにも出かける予定はなかったからゆっくりできてよかったが。

 

ただ、MRI検査で、今回の痛みとは直接関係ない箇所に小さな動脈瘤が見つかった。再来週に再検査して、その結果によっては入院しての手術が必要になる可能性があるとのことだった。

 

一難去ってまた一難とはまさにこのことで、せっかく精神的に静養できると思った途端に、また気持ちの休まらない日々がやってきた。現在のところ日常の立ち居振る舞いに問題はないし、頭痛も軽減傾向にあるようなので一安心だが、致命傷にもなりうる動脈瘤という爆弾を抱えたままというのは不安だ。まあ、即入院即手術というような状況ではないということで、少なくとも次回の診察までは努めて悪いことを考えないように心がけるしかない。心配し出せばキリがない。そしてその心配は精神を疲弊させる効果しかない。

 

アクセルを踏み込んだものの、サイドブレーキはかかったままだったという状態でしばらくは走り続けるしかない。年齢的なめぐりあわせで、ある程度仕方のないことなのかもしれないが、それにしても、もうちょっと分散してこいよ厄難、と言いたい気分だ。