脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記Vol.152(お題にのってみる)

ここ数年、私が奉職する企業は英語の学習に熱心だ。海外の会社を買収したこともあるし、もとより海外より輸入した商品を扱っていることもあり、どこやらの企業のように社内の公用語を英語にしようとまではいかないが、とりあえず、英語を喋る人から電話がかかってきても、失礼のない対応くらいはできるようになろう、という意図のようだ。

とはいえ、対策の方はお寂しい限り。一応年に3回くらい行われる会社主催のTOEICのうち最低1回は受験すること、と定められてはいるのだが、別に受けなくてもお咎めはないし、悪い点を取っても「勉強する暇がありませんでした。仕事が忙しくて、テヘペロ」で済んでしまっている。数年前に英語学習のコーチ役のようなものを仰せつかった際も、時の上司からは「皆仕事が忙しいんだから、あんまり負担になるようなことはしないで、うまく引っ張ってってください」などという曖昧模糊とした指示を受けた。この瞬間、経営層の思いは全然末端まで届いていないことを痛感した。とりあえず、申し訳程度にやっておけばいい。1回でもTOEICを受けたという実績さえ残れば、点数はどうでもいい。実際にこの上司も流石に試験そのものは毎回受けてはいたが、点数はさっぱり伸びてなかった。私が見ている限りでも全く勉強している雰囲気もないし意欲も感じられなかったのだから当たり前だ。上司がこうだから、とりあえず言い訳づくりのために「みんなで勉強する機会は作りました」みたいなことをやってお茶を濁そうとする腐り脳筋弱り毛根バカのようなやつが出現してくるのだ。で、こういう奴に限って、いざ「この課題を来週までに仕上げてくること」などという指示を出すと、「強制されたことをやっても身につきません」とかいう尤もらしいクソ生意気な口を叩く。こういう奴こそ上司の権限でガチガチに点数を管理して、強制的にでも勉強させりゃいいんだが、上司も嫌われたくはないし、下手すりゃパワハラで訴えられる危険性まであるということで、一番暇な私にお鉢を回してきたというわけだ。結果、私の提案した方法で、ちゃんと勉強した私を含む数名の点数は伸びたが、部署全体の点数は伸びてないし、伸びるどころか、おそらく毎回ダウンしてるんじゃないだろうかと思う。腐り脳筋バカみたいなやつをいつまでも甘やかしておくからだ、ヴォケが!!

 

いかんいかん、腐り脳筋弱り毛根バカのことを言い出すと、ついつい悪口雑言ばかりが並んでしまう。お題の主旨は、もし英語が自由に話せたらどうするか?ということだった。


今の私なら、実際の仕事に使う。とは言っても今の会社の今の部署にいては英語なんぞ使う機会は滅多にないから、英語を使うことが前提の仕事に転職する。翻訳業(特に映画の字幕とか)でもいいし、塾の英語講師でもいい。通訳という手もあるし、空港とかの税関に勤めるという道もある。英語の勉強法についての本を書くってのもいいな。

 

実際に田舎への転居が決まった時に、田舎で学習塾やTOEIC対策塾の講師をやろうと半分本気で考えた。それゆえ多少なりとも勉強に気合が入ったために点数がアップしたという事実もある。TOEICテスト対策認定講師の資格を取ることは今でも真剣に考えている。一応最低の条件である830点は取得したが、胸を張って「認定講師でございます!!」と言い切るには900点くらいは必要だろうと勝手に思い込んでいるので、今年の目標は900点奪取においてはいる。
早速5月の末に試験が控えているのだが、残念ながら今は実際に仕事が忙しくてなかなか手をつけられていない(笑)。ただ、腐り脳筋弱り毛根バカと同類に括られるのだけは、自分自身のプライドが許さないので、仕事はきっちりやった上で、ちゃんと英語でも成果を出してやるつもりだ。

 

その上で、「会社の仕事がつまんなくて嫌になったので辞めます」と思いっきり言い切って、上司に辞表を叩きつけてやりたいと思う。かなり歪んではいるが、私が英語を自由自在に操れるのであれば、是非とも実現したい。これは荒唐無稽な夢ではなく、それなりに実現可能な未来である。こんな駄文を書いている暇があったら、勉強に費やせばなんとかなるはずの未来だ。と言いつつもライティングの副業も始めたりはしているが(笑)。