今朝、ふと思いついてBGMを↑にして、『裸足の季節』から順番に聴いてみたら、見事に中学時代に意識がスリップしてしまった。この曲聞いてた時分は何だか気になる同級生がいて、感情をオーバーラップさせてたっけ、とか、この曲の時期は確かテストで一番いい成績とってたな、とか懐かしいような小っ恥ずかしいような感情の奔流にしばし身を委ねていたら、見事に会社の仕事開始時間に遅刻してしまった…。でもなお、変な連想は続く。日本和装のCMに出てる松田聖子の顔は相当加工してるんじゃないだろうか?そろそろ還暦の声もかかろうというのに、あの肌のツヤとはりは化け物に等しい。そういや松田聖子、河合奈保子、三原順子(現じゅん子)で3人娘なんて言われれたっけ、河合奈保子は娘がデビューしたとか言ってたけど、その娘は今どうしてるんだ?三原じゅん子はツッパリイメージで人気を博したのに、今や政権に阿って、国会で野党議員を罵倒した口調だけが往年のイメージ通りなだけだしな…。一向に仕事の方に気持ちが向かない(笑)。
気を取り直してはみたが、中学時代を思い出すとそこからの連想で、ついつい、故郷に作る新居の方に気持ちが行ってしまう。先日、母の通院の付き添いのために帰省した際に、新居を建てるにあたってのアドバイスをもらってきたので列挙してみる。
•食洗機はいらない。夫婦二人で生活する分にはそんなに洗い物が発生するわけではないので、無駄だという見解。ただし、最高権力者様は検討を継続するとのこと。
•ソーラー発電パネルも不要。どの程度の電力を生むかわからないし、設置時はともかく、撤去時にバカッ高い費用がかかるとのこと。→これも検討継続。電力会社がどこまで買い上げてくれるかも流動的ではあるが…
•バリアフリーの造りにすること。→これは問題なし。母との同居の可能性だってあるし、我々夫婦も今後は衰えていくばかり。
•床暖房の設置は必要。電力にすると良い。→リビングへの設置は決定事項。設置範囲をどこまで広げるかについては検討継続。
•出入り口は引き戸にすると良い。→これはむしろ母親の現居住住宅を改築すべきというのが最高権力者様の意見。まあ、この辺は建築の専門家の意見を参考に決めていく。
•給湯システムはガス、調理台は電気。→田舎のことゆえ、造成宅地だというのに都市ガスは通っていないそうなのでプロパンガスを使用することになる。しかし、オール電化の住宅は、停電の際にはすべて機能停止してしまうので、電気以外のエネルギー源も持っておくべきという判断。屋内で実際の火を使うことになるガスの調理台ではなく、電気が熱源の調理台を選択予定。
母は、都合二度新築の家を建てているので、アドバイスには実体験に基づいた説得力がそれなりにある。今までは、既製の建物に自分の生活を合わせていたが、自分の生活に建物の方を合わせることができる状態にようやくなったのだ。実体験者の経験談として今後の参考にはさせてもらうことにする。
さて、その母親の介護だが、居住する自治体の窓口に相談して、まず出先期間の保健師さんにきてもらった。
母はまだ自分で運転もするし、トイレや入浴などの日常の生活も一人でできる状態ではある。ただし、私からみても、動作の一つ一つがコロナ発生前と比して格段に遅くはなった。記憶違いも少なからずあるし、日常のほんのちょっとした判断も以前のように瞬時にはできず、数分かけてようやく行動する(それも大概は悪い方の選択をなす…)状態だ。認知症というのは、いきなり問題行動レベルにまで進んでしまうケースがあるそうだから油断ができない。
なんてなことを保健師さんに聞いてもらって、正式に自治体の係員に来てもらい、介護状態の認定をしてもらうこととなった。ついでに、家の中にセンサーを設置し、一定時間そのセンサーへの反応がない場合は私のところに連絡が来るというシステムも導入することに決定。これは自治体が費用を負担してくれて、当家の負担は一切なし。
で、近日中にその係員と日程に調整をつけて私も立ち会って、介護のレベルを定めてもらう。保健師さんの判断では「自立」つまり介護の必要なしという判断が下されそうだとのことだが、一回親族以外の第三者の目で自分の状態を客観的に見てもらうのも、今後の生活に関しては有益なことだ、というお話があり、そのことについては母親も納得したようだ。
私も介護について色々知識を得たいと思い、Kindleの検索ワードに「介護」と入力した際にリストアップされた書籍を一通り読んでみることにした。このブログでもそうした書籍の紹介はしていく予定である。