脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記62

今朝はまず、机周りを整理整頓した。

在宅勤務中なのだが、付箋やら、よく使うペンなどがすぐに見つからず、イラつくし、タイムロスするしで、非効率的なことこの上なくなってしまったので、この際徹底的に、机周りから不要なものを排除しようと思い立ったのだ。

で、まずは裏紙として使用しようとしていた紙を一箇所にまとめ、裏紙としてすでに使用済みだったり、いらなくなったレシートはすべてシュレッダーにかけた。筆記具はペン立てに、書籍の類は本棚へ、ひっ絡まったコード類は改めて束ね直し、とっておくべき書類はファイリングした。ほんの小一時間ほどだったが、机周りの空間はずいぶんスッキリした。面倒くさがらずに、使ったモノは都度都度片付けておけば良いのだが、なかなかそれが習慣化しない。まあ、一気にこうして整理してしまうことも、物事を始める一つのきっかけになったりもするので、なるべく都度都度の片付けを意識しながら、定期的な大片付けを併用していこうと思う。

 

整頓ついでということでベランダに出てみたら、ミントが異常繁殖していた。

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プランターを埋め尽くしたミントの大群

花を咲かせた株も複数あり、ますます勢いは増しそうだ。今や、プランターの全てに進出しており、元々あった植物を押し除けるようにして力強く育っている。ミントは虫除けにもなるそうだし、葉っぱをムシって香りをかげばリフレッシュもできるので、どんどん増えてもらいたい。今年の春頃は、がらんとしてあまりにも寂しいので、別のハーブを植えようとも考えていたのだが、勝手にミント君たちが殖えてしまった。旺盛な生命力には驚かされる。

 

さて、机周りを整理していたら、昔の日記というか、ブログの下書きというか、そんなものを記したノートが出てきたので、パラパラめくってみたら、ある日のメンタルクリニックでの医師との会話が記録されていた。

 

私「なんだか最近どうしてもやる気みたいなものが起きないんです。仕事全般ももちろんですが(おい! 註 ()内は現時点でのセルフツッコミ)、ラグビーにも文章書きにも意欲がわかなくて…。」

 

医師「うん。あんまり気にしなくていいよ。御社の中だっていわゆる出世を諦めて、ボチボチとやってる人は少なくないはずだよ。だって、管理職の数は限られているし、あなたみたいに意に染まない職場に追いやられてしまう人だっている。文章を書くという発散方法があるんだから、バレないようにサボって文章でも書いてれば。」

 

おお、そうだ、思い出した。確かこんなことを言われてたわ。医者からサボりの「公認」もらったって、スッと気が軽くなったんだっけ。今なんか特に周りの目を気にする必要もないんだから、サボり放題サボればいいんだ(もちろん、バレないように、必要最低限の仕事だけはする)。もう一度気が軽くなった。そうそう、いくら頑張ったって、客観的な評価、という意味ではもうたかが知れている。自分の中の基準に照らし合わせて、合致していればそれでよし。

 

この時期、私の奉職している企業では、将来のキャリアを話し合う面接が行われるのだが、そこで、いくらアピールしたところで、私の立ち位置が片隅から中央に変わることなどあり得ない。面接する上司も、表面上、可能性がないわけではないという言葉を発しはするのだが、心から可能性があると信じているわけではないというがミエミエで、期待するだけ虚しい、という気持ちになるのが毎年の常だ。事前に提出する書類を書いている途中で、怒り、悲しみ、後悔、恨み、その他ネガティブにカテゴライズされる感情がすべて湧いてきて、極度に疲れてしまうのも毎度のことだ。今年はこの「体よくサボって、適当にやり過ごしなさい」という医師のアドバイスを忠実に守ることにする。