脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

支離鬱々日記61

プロ野球シーズンもいよいよ大詰め。セリーグは巨人が圧倒的にぶっちぎって、日本シリーズまでの「中だるみ」を心配する声まで出てくるほどだが、パリーグは上位二強の争いが混沌としてきた。

特にロッテ。いきなりふってわいたようなコロナ禍に見舞われて、主力選手が大量離脱したものの、ガタガタ崩れることなく、ソフトバンクを追走している。仮に、このまま控えあるいは一軍半の選手だけで優勝することにでもなったら、自信をつけた選手たちで来年以降しばらくロッテの天下が続くかもしれない。ZOZOに身売りか?とか言っていたのがウソのような快進撃だ。まあ、身売り云々はチームの成績とはあまり関係しないのかもしれないが…。

サンデーモーニング』での発言が度々物議を醸す張本勲氏は、今シーズン始まって以降、ずっと「ロッテに注目すべき」と言い続けてきたが、ここに来て見事にその「予言」が当たってきている。ただの暴言吐きおじさんではなかったということだ。FAで獲得した美馬は貯金を稼いでいるし、世の中を仰天させたトレードで獲得した澤村も見違えるような活躍をみせて、チームへのニンニク注射的な効果をもたらした。巨人ファンとしては、昨年の雪辱を果たすため、ソフトバンクに出てきて欲しい気もするが、ポストシーズンの申し子とでもいうべきロッテでも面白い。

 

さてその巨人だが、シーズンの動向とは全く別に、今オフに向けて様々な「人事異動」を企てているようだ。早々に10名以上を戦力外にすると宣言したおかげで、マスコミは誰がその対象になるのかで連日喧しい。ドラフトも一位指名は強打の外野手なんて言っておいて、どこかの投手を一本釣り、なんてことを仕掛けてきそうだし、なんと言っても大物が多数出回りそうなFA市場では、今年も中心的役割を担うだろう。

 

今年は調子が上がらなかったが、実績は十分のヤクルト山田哲人、巨人戦に相性がいい上に、イニングイーターとしても優れた中日大野雄大、ヤクルトのエース小川泰弘、西武のリリーフエース増田達至とどの選手も金満補強にはうってつけだ。

リーグ優勝、日本一を手土産にエース菅野のMLB移籍が既定路線とされる巨人としては、投手二枚という手もあるが、やはり一枚は山田だろう。吉川尚輝の成長はあるものの「強打の二塁手」という長年の課題解消にずばり当てはまるピースだ。菅野が抜けるとすれば、今年以上に「打って勝つ」ことを目指さざるを得ないという戦略面からも必要だ。山田を二塁に据えれば、吉川を遊撃に、坂本を守備の負担の少ない三塁に、岡本を一塁にというコンバートも可能だ。

先発の柱としては大野、小川の順になるかな。増田も欲しいが、高梨、大江、中川、鎌谷にデラロサが、「今年並み」に働くとすれば、優先順位は低くなる。これまでにストッパー候補としてトレードまたはFAで獲得した投手はあまり良い成績を上げていないって事実もあるし…。

 

さらに金満補強のもう一つの伝家の宝刀「日本球界での実績がある外国人選手の獲得」ではDeNAのソトをやはり狙っていくだろう。2年連続本塁打王を獲得した長打力に加え、内外野を守れるユーティリティープレーヤーであることも魅力。

 

そんなわけで、私が勝手に考えた来季のラインアップを記しておく。あくまでも希望的観測も含めた、実現性を無視した私案であることをおことわりしておく。

1.(遊)吉川尚

2.(三)坂本
3.(中)丸
4.(一)岡本
5.(左)ソト
6.(二)山田
7.(右)松原(ウィーラー)
8.(捕)大城(炭谷)
9.投手

先発  大野、戸郷、サンチェス、田口、(メルセデス、直江、畠、桜井、高橋優)
中継ぎ 中川、高梨、大江、鎌谷、(鍬原、田中豊
抑え  デラロサ

若干、サンチェスとデラロサには不安が残る。手も足も出ないくらいピシャリと抑えて勝ったという印象が薄いからだ。この辺も、おそらく首脳陣や編成部門が手を打っているとは思うのだが…。

しかし、投手陣は菅野が抜けると、一気に寂しくなる。移籍してきた選手がいきなりエースにならざるを得ない投手陣ってのはどうもねぇ…。

 

今年に入ってから、ラグビーはまともにやってないし、歌の方も喉の調子が悪かったので、本格的な練習はほとんどやってない。おまけに今はコロナ禍が重なっている。ラグビーのそれもFWのプレーなんてのはそのほとんどが密な状態で行うものだし、歌も自分は散々飛沫を飛ばすわ、他人の飛ばした飛沫は胸いっぱいに吸い込まなきゃならないわで、無自覚な感染者でもいようものなら、感染する確率は間違いなく高くなる。故に、今年は楽しみは制限されるし、その楽しみを十分に味わうための修練もできていない状態だ。精神的にもあまり良い状態とはいえず、先週末は、軽い風邪を引いてしまったこともあって、1日半、仕事を休んだ。

 

コロナだなんだっていったって、筋トレは家でもできるし、歌は歌えなくても楽譜を読むための勉強をするとか、いろいろ手段はあるのだが、結局その時々の気持ちに負けて何もしないまま、という日が多くなってしまっている。よくない傾向だ。会社の仕事を休むのは良いが(おい! 苦笑)、自分で課題と感じていることの克服に向けての努力は休んではいけない。休めば休んだだけ、取り戻すのに時間はかかるし、休んだことに関する自責の念が及ぼす悪影響も問題だ。そう思って、今朝は少しきついと思えるくらいの筋トレを行った。ちょうど長雨がやんで、空が明るくなったこともあり、流した汗の分だけ、気持ちも少し明るくなった。通勤時間がないのだから、その分のエネルギーはすべて自分のやりたいことに注ぎ込めるいい期間なのだ。もう一度このことを自覚して、会社の仕事はソコソコに自分のやりたいことに注力しよう!!というわけで、今日はこれから酒飲んで寝ちゃいます。