脳内お花畑を実現するために

サラリーマン兼業ライター江良与一 プロブロガーへの道

2021-01-01から1年間の記事一覧

支離鬱々日記120(必要な物と不要な物の数々)

新居の完成までいよいよあと二週間。新居での新しい生活を楽しみにも不安にも感じながら、落ち着かない日々が続く。 ただいま取り掛かっているのは、現住所における各種契約の解除と、転居後も継続する契約の住所変更の準備、引っ越し業者の手配、不用品の処…

本筋に関係ないところに一番共感したシーンがあった 『ワイルドカード』鑑賞記

ワイルドカード ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組) [Blu-ray] ジェイソン・ステイサム Amazon 『トランスポーター』シリーズがあまりにも有名な肉体派アクション俳優、ジェイソン・ステイサムのど真ん中の一作。 今作のジェイソン・ステイサムの役…

プロの投手の目から見た名投手たちの実像 『名投手』読後感

名投手 - 江夏が選ぶ伝説の21人 - (ワニブックスPLUS新書) 作者:江夏 豊 ワニブックス Amazon 先日紹介した『強打者』と同じ出版社から、おそらく同じ編集者の企画として出版されたであろう一冊。江夏豊氏がプロ入りする前に「凄い」と思った投手から、実際…

初体験の恩田陸氏、なかなかよかった。読まず嫌いは良くないね 『象と耳鳴り』読後感

象と耳鳴り (祥伝社文庫) 作者:恩田陸 祥伝社 Amazon 恩田陸氏という作家の作品の初体験となったのは標題の短編集。 「主人公」となるのは関根多佳雄。元検事にして明晰な頭脳を持ち、ちょっとした綻びから謎解きをしてしまう人物として設定されている。 も…

引き際ってのは難しい 『現役引退』読後感

現役引退―プロ野球名選手「最後の1年」―(新潮新書) 作者:中溝康隆 新潮社 Amazon アスリートの引き際は難しい。 つい最近、オリンピックのボクシングで女子初の金メダルに輝いた入江聖奈選手が、即引退を発表して話題になったが、余力を残したまま、惜しま…

相対した投手の目から見た強打者の凄みとは? 『強打者』読後感

強打者 (ワニブックスPLUS新書) 作者:江夏 豊 ワニブックス Amazon 引退後に、ちょっとミソをつけてしまったものの、先発、リリーフ両方で大活躍し「優勝請負人」とまで言われた、現役時代の実績はピカイチの江夏豊氏による「強打者」紹介の一冊。江夏氏が実…

支離鬱々日記119(今年四度目のTOEIC受験と8月の終わり)

昨日、会社主催のオンラインのTOEICを受験した。「紙」の受験二回と、オンライン受験が二回目で、都合、今年四度目の受験となる。 オンライン受験の度に思うが、とにかく楽だ。時間は短くて済むし、いちいちマークシート塗りつぶさずに済むし、好きな時間に…

筒美京平氏の正体は「非常に腕の良い洋食屋のコックさん」 『筒美京平 大ヒットメーカーの秘密』読後感

筒美京平 大ヒットメーカーの秘密 (文春新書) 作者:近田 春夫 文藝春秋 Amazon いしだあゆみ「ブルーライトヨコハマ」、小泉今日子「なんてったってアイドル」、C-C-B「Romanticが止まらない」の共通点は?と聞かれて、即座に答えられる人はそうそうはいない…

支離鬱々日記118(身辺雑事の続き)

過日、新居に関しての打ち合わせで帰省。同時に出来上がり具合も見てきた。 今回の目玉は、二階部分を見ることができたこと。私の念願だった書斎、寝室、納戸、ウオークインクローゼットなどがある。 書斎は4畳半ほどの広さで、まだ机も書棚も作り付けられ…

支離鬱々日記117(身辺雑事)

8月も末である。首相はご自身の大いなる希望を込めて、会見で「あかりが見え始めている」とのたもうたが、1日の新規感染者が2万人を超え、緊急事態宣言の発出対象地域が増え続ける現状の、どこにあかりがあるのか?世界全体を見回してみても、まだ完全にコロ…

支離鬱々日記116(中田翔の移籍について考える)

news.yahoo.co.jp 正直、この一件には驚いた。選手に「紳士たれ」を求める巨人にとっては、金髪髭ヅラで金のアクセサリーをチャラチャラさせてる中田は最も忌み嫌うべき外見を備えた存在。なおかつ、直前に同僚選手への暴行事件ですったもんだして、無期限の…

身近な所にある怪異は尽きず 『怪談和尚の京都怪異譚 幽冥の門篇』読後感

怪談和尚の京都怪奇譚 幽冥の門篇 (文春文庫) 作者:三木 大雲 文藝春秋 Amazon 1年くらい前に、書籍の紹介記事で見かけて、衝動DLした京都怪異譚シリーズの四作目。前三作についてはまとめて感想を綴っているので、よろしければご一読ください。 www.yenota…

大型のトレーラーを運転したことがある人じゃないとわかりにくいスリルだったかも 『ブラック・ドッグ』鑑賞記

ブラック・ドッグ [DVD] パトリック・スウェイジ Amazon USB-HDD内録り溜め作品消化活動の一環として鑑賞した一作。 日常生活を送りながらの鑑賞となると、名作・大作よりはついつい肩の凝らないB級作品の方に食指が動いてしまう。派手なカーアクションを期…

支離鬱々日記115(お題に乗っかって「好きなスポーツ」について書いてみる)

今週のお題「好きなスポーツ」 答えばズバリ。 ラグビー です。 このスポーツとの出会いは、高校1年の冬。通っていた高校は男子校で、体育の冬場のメニューはラグビーだった。1年生と2・3年生に分けて、クラスマッチも行われていた。 ここで思いっきりハマ…

悪魔の最大の武器は「ご飯論法」 『ゴーストライダー』鑑賞記

ゴーストライダー [AmazonDVDコレクション] ニコラス・ケイジ Amazon アメリカ映画界の船越英一郎ことニコラス・ケイジ主演のアメコミ原作B級映画。 アメリカ映画の不思議さの一つに、クモみたいなどちらかといえば不気味な生物や、ノロマの象徴であるカメな…

なんの伏線もなく、盛り上がりもなく、バディモノですらない刑事ドラマ 『刑事マディガン』鑑賞記

刑事マディガン [Blu-ray] リチャード・ウィドマーク Amazon 引っ越し下準備の一環として、USB-HDD内の録り溜め作品を片っ端から見ることにしたのだが、その第一弾として適当に選んだのが標題の作品。1968年公開のアメリカ作品。 ニューヨーク市警の刑事マデ…

家を作り上げる最後のピースは「収納」 『とことん使える!無印良品』読後感

とことん使える! 無印良品 人気収納アイテムで「ためない」暮らし 作者:小林尚子 講談社 Amazon 早いもので今年も8月半ば。気がつけばすったもんだの多々あった東京五輪も終わり、史上最多数のメダル獲得の熱気を政治利用しようとする政権与党の企みへの警…

人間の病んだ部分を描くのが文学の本質であるとはいうものの…、実践する必要はないし、そもそも簡単にできる話じゃない 『文豪のすごい性癖』読後感

文豪のすごい性癖 (イースト新書Q) 作者:開発社 イースト・プレス Amazon 日本の文豪たちの様々な性癖(俗にいう色恋沙汰)を集めたトリビア本。なんとなく、「普通の本」を読む気分になれない時にふと見かけて衝動DL。 かなり以前に、文学の本質は人間の病…

「田代まさしに薬物を売った男」として名を売った方が自らの境遇を語ったドキュメンタリー 『薬物売人』読後感

薬物売人 (幻冬舎新書) 作者:倉垣弘志 幻冬舎 Amazon 著者倉垣弘志氏はやんちゃな青春時代を送り、そのまま、今でいう「半グレ」のような状態で違法薬物の売買に関わっていた人物。彼の売人時代の自らの生々しい経験と、現在は南の島で更生していることまで…

「歴史の影に女あり」を実感できる一冊 『大奥婦女記』読後感

レジェンド歴史時代小説 大奥婦女記 (講談社文庫) 作者:松本 清張 講談社 Amazon Kindle Unlimitedのラインアップから衝動DLした表題の作。ろくに著作を読んだことのないまま「ミステリーの大家」というイメージをぼんやり持っていた松本清張氏の歴史小説っ…

支離鬱々日記114(連休明けとオリンピックと新しいデスクチェアー)

オリンピックが開幕し、連日熱戦が繰り広げられ、日本選手も7/27朝現在で金9個とメダルラッシュに沸いている。私が個人的に一番注目していた男子の7人制ラグビーにおいては日本は善戦したものの、結果的にはまだ未勝利で、最下位決定戦に回ることになってし…

支離鬱々日記113(連休三日目の徒然)

なんの安全性の担保もないまま、感染者が増大しているのを尻目に、ついに東京五輪が開幕してしまった。世界的なイベントに乗っかって、世界から多数の人々を呼び込み、たっぷりとお金を落としていってもらうという、実利的な側面からだけ言えば、すでに現状…

いかに明晰な頭脳であっても人間の心までは解析しきれないってのが言いたいことでしょ? 『容疑者Xの献身』鑑賞記

容疑者Xの献身 ブルーレイディスク [Blu-ray] 福山雅治 Amazon ついにオリンピックが強行されてしまった7/23(金)。皆から祝福されないオリンピックの開会式なんぞ観る気にもならない(7人制ラグビーだけは観たい)し、ナイターはやってないし、その他の裏…

テレビで真っ正面から政府に喧嘩を売った古賀氏の至極真っ当な政権の現状解説 『官邸の暴走』読後感

官邸の暴走 (角川新書) 作者:古賀 茂明 KADOKAWA Amazon コメンテーターとして出演していた『報道ステーション』の自身の出演最終日に、「I am not ABE」のパネルを掲げ、安倍政権と、政権に忖度したテレビ朝日の姿勢を痛烈に批判したことがあまりにも有名な…

支離鬱々日記112(家買うシリーズ17と姪っ子ちゃんの成長と梅雨明け)

いつの間にやら関東では梅雨が明けていた。数日前までの雨模様が嘘のように、暑い暑い好天が続いている。不自由な生活を強いられる中での二度目の夏が始まった。今年も恒例の菅平行きも、海辺のドライブもなしだ。 五輪が終わったら、また一気にコロナ感染爆…

アタマの機能を補完する道具たちのより良い使い方の模索は続く 『ときほぐす手帳』読後感

ときほぐす手帳: いいことばかりが続くわけじゃない日々をゆるやかにつむぐ私のノートの使い方 作者:Marie Amazon 以前に紹介したバレットジャーナルの手引き書と同じ作者 Marie氏による、一歩進んだ手帳の使い方の指南書。 私が日常生活を送る上で、恒常的…

支離鬱々日記111(時事ネタと家買うシリーズ16)

4回目の緊急事態宣言発出に際しての、西村康稔経再相の発言が大きな波紋を呼んでいる。 緊急事態宣言下において、酒類の提供を止めない飲食店に関して、取引のある酒販売店に商品の供給を止めること、同じく取引のある金融機関に対して取引をやめることを迫…

支離鬱々日記110(今週の週明けもまずお題に乗っかってみる)

今週のお題「住みたい場所」 昨日、2ヶ月ぶりに姪っ子に逢いに行ったら、思いっきり泣かれてしまって、抱っこも高い高いもヘッタクレもなく、人生最大の失恋をした気分で、郷里から帰ってきた。 この駄ブログでも「家買うシリーズ」などと銘打って、転居予定…

支離鬱々日記109(いろいろ突っ込んじゃいます)

10月に郷里へUターンするので、地元の自治体への転職を考えている。 ただいま願書受付の真っ最中。昨日ほぼ一日かけてエントリーシートと、自己PRを書き上げて、本日提出予定だ。 書類を書き上げるのに丸一日もかかってしまった理由は二つ。まずは内容を考え…

支離鬱々日記108(家買うシリーズ15 建築の進行状況と水回り設備の決定)

早いもので、今年の6月もすでに終盤。新居の完成まであと3ヶ月である。先々週の中頃くらいに上棟式を済ませた、と建築会社から連絡があった。え、施主が出席しないまま上棟式ってやっちゃっていいんだっけ?屋根の上から餅撒いたりしないんだっけ?まあ、近…